【同棲】生活費の分担方法!平均や折半がきつい時のシミュレーション

【同棲】生活費の分担方法!平均や折半がきつい時のシミュレーションService
  • 同棲しようと思っているけど、生活費の分担方法ってどうしたらいいの?
  • 同棲する際にお金をどうしてるのか、実体験を聞きたい!
  • 同棲の際、お金の折半が収入的にきつい場合の解決策を教えて!

いざ同棲を始めようとしても「お金をどうしたらいいかわからない」という理由からなかなか同棲を始められない人は多いです。

私は手取り17万円という少ない収入でしたが、実際に同棲出来ました。しかし、同棲するまでは「お金が足りるのか大丈夫か」という不安が常に付きまとったことを覚えています。

そこで本記事では「同棲はいくらくらいお金を貯めてからのが良いか」から「実際の生活費の分担方法」まで紹介します。

この記事を読めば、同棲までのお金の不安が解消し、同棲の一歩を踏み出せます。

くるみん
くるみん

同棲のお金は折半可能なら折半!

スポンサーリンク

同棲の生活費分担方法

同棲の生活費分担方法

早速、同棲における生活費の分担方法について見ていきます。

折半する

まず代表的な方法として生活費を完全に折半する方法があげられます。折半なら負担は平等なので、お互いにお金に対して不満なく生活を送れる可能性が高いでしょう。

一人暮らしでできるくらいの収入があれば、生活費をお互いに折半する選択肢は候補としてあがってきます。

特に20代など、収入に不安がある時はお互い平等に生活費を折半するのは理にかなっているでしょう。

項目ごとに支払う人を決める

続いて生活費の項目ごとに支払う人を決めるパターン。光熱水費は彼女、家賃は彼みたいな感じ。

項目ごとに支払う人を決めると、収入差があるカップルでも生活が成り立ちます。また、完全に一方が負担しているわけではないので、ちゃんと共同で生活している感もあります。

費用が大きい家賃等は収入が多い方、収入が少ない方は光熱水費など、うまく分担するといいでしょう。

一方がすべて負担する

収入差があまりに大きい場合、一方がすべて負担するという選択肢もあります。例えば「彼女や彼の年収が低すぎて、折半できそうにない…」みたいな場合です。

逆も同様。一方の年収が高すぎる場合、お互いに不満がないのであれば、一方がすべて負担していいでしょう。

結局のところ「お互いに生活費の分担方法について納得できるのか」がすべて。納得できているのであれば、折半でも、一方がすべて負担してもOK。カップルの中で自分たちのやり方を決めていくべきです。

スポンサーリンク

同棲におけるおすすめのお金管理方法

同棲におけるおすすめのお金管理方法

では、同棲の際、お金の管理はどのようにしたらいいのでしょうか。実体験を踏まえて書いていきます。

共有口座を作る

共有口座とは、カップルがお互いに共有してかかる費用を引き落とすための口座。共有口座を作るのは、それと紐づくクレジットカードを作るためです。

新たに口座を作ってもいいし、2人の中で使っていない口座があるならそれを共有口座にしてもOK。

私はもともと持っていた自分の口座で、全然使っていないものがあったので、そちらを共有口座にしました。

共有口座に毎月一定の金額をお互いに入金する

共有口座が決まったら、そちらに毎月一定の額を入金していきます。口座が残高が全くない状態なら、最初はドカッとお互いに10万ずつくらい入金してもいいでしょう。

入金する額は「何を共有口座から引き落とすか」によって決まります。私の場合、2人の家で食べる食費やカーシェア代、日用品代等を引き落としています。

まずは試しで一定の額を入金し合い、数か月様子を見て口座が減るようなら入金額を増やします。逆に余裕がありすぎるなら入金額を減らしてもいいです。

大事なのは共有口座の残高が減らないことです。常に多少でもいいので貯めるようにしましょう。2人の共同で貯めた貯金として膨れていき、将来的な費用にも充てられるので。

共有口座と紐づくクレジットカードを作る

共有口座ができたら、その口座に紐づくクレジットカードを作ります。このクレジットカードがあることで、同棲のお金の管理が格段に楽になります。

例えば、外食した際に「どっちが出す」みたいなことがなくなります。共有のクレジットカードをきればいいから。

クレジットカードは何でもOKです。個人的にはもともとSMBCのOliveを持っていたので、その口座とクレジットカードを共有に変えました。いちいち1から作るのが面倒だったので。

また、Oliveは年間のカード利用額が100万円以上ならVポイントが1万円分もらえるという特典もあります。共有なら余裕で100万円を突破するので、ポイント還元という側面も考慮してOliveにしました。

折半がきつい時の生活費分担&節約シミュレーション

折半がきつい時の生活費分担&節約シミュレーション

収入差があり「折半がきつい…」という人もいるでしょう。そんな時はどのように生活費を分担すればいいか、また、節約するには何をすればいいかを書いてきます。

入居前に無理のない家賃かよく考える

まず、同棲を始める前に2人の収入を確認し、適正な家賃を見極めましょう。ここは嘘偽りなしで正直に話し合います。無理な家賃で生活すると、毎月収入よりも支出が上回り兼ねないからです。

理想の家賃は自分の手取り収入の3分の1程度と言われます。手取り20万円なら約66,000円までといったところ。

大切なのが「収入の低い方にまずは合わせる」ということ。仮に彼女が手取り20万、彼が手取り25万で、彼女の方が収入が少ないとします。それならまず彼女の手取り20万円の方に家賃の水準を合わせましょう。そうすれば「家賃を折半する」ということが可能になってくるので。

収入が低い方の水準から家探しを始めれば、住めそうな家も必然的に絞られていきます。同棲開始までの家選びもスムーズにいくでしょう。

収入が多い方の家賃負担を大きくする

もし「手取りの3分の1を超える家賃の家に住みたい…」となった場合は収入が多い方の負担を多くするのもあり。

例えば、手取り20万円なら3分の1が約66,000円です。ただ、住みたい家が家賃14万円としましょう。すると折半だと片方の負担は7万円です。4,000円オーバーですよね。

この4,000円分を収入の多い方に負担してもらいます。多く払ってもらっている分は収入が上がれば折半に戻すことを忘れずに。

逆に家賃を多めに払っている方は「自分の方が家賃を多く払っている感」を出さないようにしましょう。同棲を始めるというのは、良くも悪くも生活を共同するということ。お互いしんどい部分は助け合うのは当然です。

いらない保険を解約する

固定費で大きな割合を占めるのが保険。毎月数万円も払っていて、家計を圧迫しているなら今一度見直すのもあり。

私は引っ越しのタイミングで保険を見直し、不要と感じたものは解約しました。「今解約するとマイナス…」みたいな気持ちが芽生えるかもしれませんが、それでも解約した方が良い商品はいくらでもあります。

もし「よく分からず何となく入っている」という保険があるなら、同棲のタイミングで見直し、固定費を節約しましょう。

保険解約で固定費が減ると、その分生活費を折半できる可能性が見えてきます。

無駄なサブスクを解約する

現代社会ではサブスクリプションを利用している人がほとんど。ただ、自分が入っているサブスクをきちんと把握できてない人も多いはず。毎月の引き落としを確認し「自分が何のサブスクにいくら払っているのか」確認しましょう。

サブスクは月1,000円以上するものも多いです。仮に無駄なサブスクを3つ解約出来たら3,000円分の家賃負担にも回せる。

すると、住みたいと思っていた家にも折半で住める可能性が出てきますよね。よって、同棲したいと思ったタイミングで無駄なサブスクがないか確認しましょう。

買い物の回数と外食を減らす

買い物の回数と外食を減らすことも折半がきつい時の対策として有効です。買い物の回数が減れば、必然的に支出が減ります。外食も同様。

実際に同棲してみて分かりましたが、外食の支出は結構痛い。1回のデートの食費だけで5,000円程度無くなるのは当たり前。

一方で自炊すれば、5,000円あれば平日の5日分の夕飯は調理できます。

よって、買い物や外食が多い人は回数を減らすことで、食費が削減され、家賃に回せるお金が増えるのです。

【実例】同棲中カップルの生活費分担方法と内訳

【実例】同棲中カップルの生活費分担方法と内訳

私は実際に同棲しているので、どのように生活費を分担しているのか、その内訳とともに紹介します。

ちなみに全国の平均は以下の通り。2人暮らしの家賃抜きの生活費合計28万円くらい。

項目全国平均
食費85,040円
光熱・水道23,110円
家具・家事用品12,615円
被覆及び履物9,609円
保健医療15,276円
交通・通信41,588円
教育11,703円
教養娯楽29,098円
その他の消費支出54,132円
合計282,171円

引用:e-Stat 家計調査(2024年)

個人的には家賃抜きで上記金額は少し費用がかかり過ぎと感じました。よって、上記データは参考程度にして、同棲にかかる費用が月々いくらくらいなのか、詳しく見ていきます。

家賃

まず家賃ですが、私は折半しています。ただ、彼女が勤め先から家賃補助がでているのでその分を差し引いた額を2人で折半しました。

ここは素直に彼女に感謝。2人の話し合いが必要なところですね。私の方が格段に収入が少ないので。

私が家賃38,000円分を彼女の口座に送り、彼女から大家に振り込んでもらっています。家賃の自動引き落としが出来なければ「入居者から大家へ」という毎月の振込が必要。

彼女はもともと個人で使っているOlive口座を持っていました。そのOliveには「定額自動送金」という便利な機能があるのです。

定額自動送金を使えば、忘れることなく毎月決まった日付で大家に振込できます。最初の登録さえ済ませれば、その後は自動で処理されるのです。手数料はかかっていません。

このように、家賃については私が38,000円を彼女に送金し、彼女が大家へ自動送金するという具合。

ちなみに私から彼女への送金は住信SBIネット銀行の「定額自動振込」を使っています。もちろん手数料は私から彼女への送金も、彼女から大家へもかかっていません。

共有口座への送金

彼女と共有している口座には毎月40,000円送金しています。彼女も同じ金額なので、合わせて80,000円が毎月共有口座の残高に加算される仕組み。もちろん、定額自動送金振込をお互いに使っているので、共有口座へ送金するための手数料はかかっていません。

送金の金額は「大体これくらいあれば貯まるかな?」という想像でまずやってみます。そこから足りなければ増やすなど、試行錯誤していきましょう。

送金金額を決めるには「何を共有口座から引き落とすか」を決めておけば、ある程度必要な金額の予想ができます。

よって、共有口座から引き落とす項目を決め、毎月いくら貯とけばよいかを確定しましょう。

食費

続いて食費。食事にかかる費用は以下の3種類に分けると管理しやすいです。

  • 2人で家で食べる普段の食事
  • 外食
  • 1人で食べる食事

スーパーで食材を買い、家で調理して食べる時の食費。普段の食事ですね。この費用は共有のクレジットカードから引き落とします。

一方で外食は、共有ではないそれぞれの個人口座から引き落とすことにしました。理由は外食まで共有口座から引き落とすと、共有口座の残高がマイナスになる恐れがあったから。1人だけで食べる時の食費も同様。

私は収入が少ないため、家賃の38,000円と共有口座への40,000円の送金で結構ギリギリと感じいてました。よって、共有口座への送金を引き上げる選択肢はなかったため、外食は個人の口座で引き落とし、お互いに食べた分を個人口座へ送金しています。

この送金時も「ことら送金」という機能があるので手数料はかかっていません。ことら送金とは金額10万以下なら手数料なしで送金できるという機能。便利ですね。Oliveでも住信SBIネット銀行でも利用できます。

光熱水費

続いて毎月かかる光熱水費。これは共有口座から引き落としています。

2人暮らしをしてみて分かりましたが、だいたい光熱水費は月2万くらい見積もっていたらいけます。ただ、人によってかなり違うと思うので、ここは予想を2万で立てて、あとは実際に住んでから調整していきましょう。

通信費

次は通信費。通信費は以下2つに分けると考えやすいです。

  • 個人のスマホ利用料
  • 家のWi-Fi利用料

個人のスマホ料金は2人暮らしをするまで、個人で払っている人がほとんどだと思います。よって、私たちも個人でそのまま払い続けていますね。

ただ、月々のスマホ代は抑えましょう。おすすめは日本通信SIMです。20GB・5分かけ放題込みで1,390円という破格の料金。

次に家で利用するWi-Fi利用料。こちらは共有口座から引き落としています。安くて高速通信可能なのはexcite MEC光。毎月3,850円引き落とされています。

このように、個人のスマホ代と家のWi-Fiを分けて「引き落としをどうするか」を考えましょう。

日用品費

洗剤や100均で買うような日用品は共有口座から引き落としています。それほど大きな負担にはならないので。

同棲を始めてすぐのころは、家の小物を揃えるのに日用品費が大きくなると思いますが、1か月もすれば落ち着いてきます。

車(カーシェア)代

私は同棲と同時にカーシェアを始めました。よって、カーシェア代が共有口座から毎月引き落とされます。

カーシェア代は毎月の使用回数によって金額が変わるため、毎月かかる費用が読みにくいです。ただ私の場合「使用は週末のみで夕飯を食べに行く程度」という使用頻度。このくらいであれば、多くても月2万円程度見込んでいれば、対応できるでしょう。

都心に住んでいる人でも田舎住みでも「車欲しいな」と感じる人は多いはず。そこは我慢せずに、車がある生活してもいいと思います。

ただ、購入すべきかカーシェアにすべきかはよく悩みましょう。自身の住んでいる環境に大きく左右されます。以下の記事でも詳しく解説しています。

共有の費用と個人支出の内訳

実際に同棲している私の共有口座内訳は以下の通り。

項目金額
食費(家で食べる2人の食費)27,995円
電気代10,272円
ガス代6,012円
水道代2,344円
通信費(Wi-Fi)3,850円
日用品費11,551円
車代(タイムズカーシェア)8,000円
交通費(入館料や入場料)1,400円
合計71,424円
個人の負担額35,712円

共有口座の引き落とし金額が、お互いの送金金額の合計を下回っていればOK。私はお互い4万円ずつ送金しているので合計8万円を下回るのが目標。毎月上記のような感じです。

共有口座は2人で使っているので、合計金額から2で割った数値が自分の負担額。上記月なら35,712円でした。

続いて、私個人で使っている口座の引き落としは以下の通り。

項目金額
食費(2人の外食の折半分)9,515円
食費(1人で食べるご飯代)7,075円
交流費(友人との交流、飲み会等)12,298円
家賃(折半分)38,000円
共有口座への送金40,000円
交通費(PASMOチャージ等)10,544円
サブスク(1Password年払い、iCloud)4,050円
通信費(個人のスマホ代)1,503円
衣類代999円
日用品代(整髪剤等)2,580円
合計126,564円
1か月の自身の負担額126,564円+35,712円=162,276円

合計126,564円。上記月はPASMOのチャージとサブスクの年払いがあったので、少し高くなっています。

ここに共有口座の負担額「35,712円」を足すと、162,276円。手取り17万という少ない収入でも何とかやっていけますね。

上記が二人暮らしで家賃込みの生活費の実態です。ただ、上記は同棲開始から半年後の内訳。よって、同棲にかかる初期費用等はすべて払い終わっています。要するに「同棲してから支出が落ち着きだした頃」の内訳。

当然同棲開始直後はもっと費用がかかります。引っ越し等がありますからね。

「同棲はいくら貯めてからがいい?」と気になる人はお互い50万ずつ、合計100万円程度は用意しておきましょう。実体験からその程度あれば、余裕をもって引っ越しや家具の費用を賄えます。

どのくらいの費用になるかシミュレーションするのが大切

生活費の分担方法で大事なのが「大体水道代はこれくらいで、電気代はこれくらいかな?」みたいな感じでシミュレーションすることが大切です。

何となくでも予算を決めてシミュレーションできれば、予想を上回ったり下回っても後から修正可能。

一方でシミュレーションの軸となる「だいたいこのくらいかかりそう」とかが無ければ、想定より費用がかかり過ぎているのか分からない。分からないとそのまま放置になり、同棲のお金の管理がうまくいかないということに繋がりかねないです。

よって「共有口座にいくら送金する」というようなお金の割合を決めるには、2人でよく話し合ってシミュレーションしていきましょう。

また、同棲のお金の管理アプリにはマネーフォワードMEがおすすめ。自分の口座だけでも登録しておくと「今月は食費かかり過ぎだな」みたいなことが一目で分かります。

家計簿マネーフォワード ME - 人気の家計簿(かけいぼ)

家計簿マネーフォワード ME – 人気の家計簿(かけいぼ)

Money Forward Home, Inc.無料posted withアプリーチ

折半がきつい時以外は折半がおすすめ

折半がきつい時以外は折半がおすすめ

今回は同棲の生活費分担方法について実体験を踏まえながら紹介しました。

同棲の生活費は折半がきつい時以外は折半するのがいいでしょう。お互いにお金のことでもめることが少なくなるから。

もし折半がきつい時は、固定費で大きな割合を占める家賃を抑えたり、お互い納得できるなら一方の負担を増やすのもありです。

まずは支出を抑えることで「折半できないか」を考え、どうしても厳しようなら収入が多い方が多めに負担しましょう。

Service
スポンサーリンク
めんどり