- 新婚旅行でヨーロッパ周遊に行きたいけど、おすすめのモデルコースってある?
- 実際に新婚旅行でヨーロッパ周遊した体験談を聞きたい!
- ヨーロッパで行ってよかった国はどこ?
「新婚旅行でヨーロッパに行きたい!」と思っているけど、海外旅行経験がなく、不安に感じる人もいるでしょう。
私は全く海外旅行経験がありませんでしたが、新婚旅行で海外に行き、ヨーロッパ周遊を楽しめました。ただ、海外旅行が初めてだったため、旅行に行くまでは不安なことが多かったです。
そこで本記事では新婚旅行でヨーロッパに行くための準備から実際に行ってよかった国までまとめて紹介します。
この記事を読めば、海外旅行の経験がなくても新婚旅行でヨーロッパを楽しめるでしょう。

添乗員付きプランで海外旅行の不安解消!最も行ってよかった国はフランスのマルセイユ!
【クルーズ船】ヨーロッパを複数都市周遊するモデルコース
まず、代表的なヨーロッパを周遊するモデルコースを紹介します。
私はクルーズ船を使ってヨーロッパを複数国旅行しました。その経験から、クルーズ船のモデルコースに特化して紹介します。
【北欧】デンマーク、フィンランド、アイスランド、ノルウェー、スウェーデン
北欧とはデンマーク、フィンランド、アイスランド、ノルウェー、スウェーデンのこと。要するにヨーロッパ北部です。
クルーズ船ではイングランド南部のサウサンプトンやロンドンから出航し、北欧を周遊することが多いです。
新婚旅行の行先でも上位にランキングする国で人気があります。ただ、日数が2週間以上のことが多いのが注意点でしょうか。
新婚旅行で2週間以上休暇を取れる!という人とかはありだと思います。
【大西洋】ドイツ、フランス、ポルトガル、スペイン
大西洋を周遊するプランではドイツから大西洋を周り、最終スペインに入港する形が多いです。その間、フランスやポルトガルの大西洋沿岸にも入港します。
日数も北欧と異なり、2週間以内のものが多いので、比較的新婚旅行にも選び安い行先でしょう。
【アドリア海】イタリア、クロアチア、ギリシャ
アドリア海はイタリアのベニス(ヴェネツィア)、ギリシャの島々、クロアチアのドブロブニクやスプリットを周ったりします。
世界遺産アルベロベッロやギリシャのメリッサ二洞窟など、観光スポットが多彩です。
日程も10日前後。ヨーロッパでも行きやすい周遊先ですね。
【エーゲ海】ギリシャ、トルコ
ギリシャやトルコ周辺の島々を周遊するならエーゲ海。新婚旅行で大人気のサントリーニ島もツアーに含まれることが多いです。
日数も他プランと同様に10日前後で行けます。サントリーニ島に行きたい人はアドリア海かエーゲ海を周遊するプランですね。
【地中海】スペイン フランス イタリア
最後は私が行った地中海沿岸を周遊するプラン。スペインのバルセロナ、フランスのマルセイユ、イタリアのジェノバなんかを回ります。
プランによってはカプリ島の青の洞窟やカリアリにも行きます。私も行きました。青の洞窟は新婚旅行でかなり人気。ただ、青の洞窟は6割くらいの確率で洞窟の中に入れないので注意。私もめっちゃ晴れてたけど、入れませんでした。波の高さですべて決まります。ここは運。
私のプランではイタリアのチビタベッキアに入港し、そこからローマも行けました。ただ、フランスのパリはマルセイユから距離が遠いのでクルーズでは行けません。パリに行きたい人は別途パリで旅程を組む必要があるでしょう。
地中海周遊は「ヨーロッパ旅行で楽に複数国行きたい!」という人にとってはかなり魅力的なプランです。ヨーロッパ周遊の中でも比較的費用は安い方なのもうれしいポイント。日数も11日でしたし、行きやすかったです。
新婚旅行・ハネムーンでヨーロッパ周遊計画を立てるためにすること
では、新婚旅行でヨーロッパ周遊計画を立てるために何をしたか、実体験をもとに書いていきます。
1からプランを練るのかツアーにするのか選択する
まずは自分で計画を1から寝るのか、ツアーに頼るのか選択しましょう。ツアーなら航空券、宿の手配など省略できる部分が多いです。
2人とも海外旅行に慣れていなくて、初心者なら添乗員付きのプランがおすすめ。添乗員とは空港からクルーズ船、現地のツアーにも同行してくれる人。添乗員がいるのといないのとでは海外旅行の不安が大きく変わってきます。
一方で海外旅行に慣れているなら1から自分で計画を立てていきましょう。その方が自分たちの行きたいところに行けますから。
どちらが正しいとかはないので、自分の状況に合わせて選択しましょう。私は全く海外旅行経験がなかったので、添乗員付きのツアーを選びました。
予算を考える
続いて考えるのは予算。クルーズ船でのヨーロッパ周遊は時期にもよりますが少なくとも一人50万近くは必要。高いプランは余裕で100万を超えます。
私は現地使うお金抜きで50万くらいが予算でした。よって2人で100万くらい。
ヨーロッパ周遊のクルーズ旅行で10日前後なら上記予算でも行けます。ちなみに安い時期は6月、9月頃。逆に高いのは年末年始と夏休み時期です。
上記予算が厳しければ、国内やアジア周辺にするのが良いでしょう。
ツアーを使わずに、1から自分で計画を立ててもかなりの費用はかかります。海外旅行に慣れている私の友人も、新婚旅行でツアーを使わずヨーロッパに行きましたが、2人で100万は超えてましたね。
日数・日程を考える
予算が決まったら、日数や日程も決まってきます。予算が少ないのに多くの日数を海外旅行にあてるのは難しいから。自ずと日数も限られてくるってことですね。
日程に関しては2人の仕事の都合を加味して決めます。できるだけ繁忙期を避けられるような、いい感じの日程がないかをよく話し合いましょう。
ヨーロッパの行先を考える
続いて「ヨーロッパのどの国に行くか」を決めます。「この国は絶対に行きたい!」みたいな希望があればお互いに伝えて、行く国を絞っていきましょう。
クルーズなら内陸国や内陸側にある都市は訪れにくいので注意しましょう。例えば、イタリアならローマ、フランスならパリなどです。
私の場合、ローマは入港した港から1時間30分ほどかけてたどり着けました。ただ、パリは入港したマルセイユからかなり距離があるので、無理でしたね。
よって、クルーズならできるだけ海辺の都市を選ぶと良いと思います。
旅行会社を考える
行先が決まったら、行きたい国を回ってくれるクルーズ旅行がないか検索します。クルーズ旅行自体が意外と少ないので、理想と完全に一致するプランはないかもしれません。
私が調べた感じ、クルーズプラネットが最も多くのクルーズ旅行を取り扱っていました。もし「行きたいクルーズ旅行が見つからない」という場合は、一度クルーズプラネットも見てみてください。
新婚旅行でヨーロッパ周遊計画立てる際の行先の絞り方
「ヨーロッパは初めてだから、どこに行くべきか決まらない…」という人もいるでしょう。そんな時、どのようにしてヨーロッパの行先を決めるべきか紹介します。
2人の予算と日程である程度絞られる
まず、2人の予算と日程で行先がある程度絞られるでしょう。予算で行ける範囲が限られてくるし、ツアー等を申し込むなら時期も限られているからです。
例えば、私のように予算が1人50万程度。2人の都合が良いタイミングが9月頃で2週間以内。なおかつクルーズ船に乗ってヨーロッパを周遊したい、となれば地中海やエーゲ海、アドリア海周辺になるでしょう。
そこまで絞られれば、あとはその中から2人で行きたい候補をピックアップすれば行先を早く決められます。最初からヨーロッパ全土で考えると、国が多すぎて何から手を付ければいいか迷っちゃいますからね。
YouTubeやInstagramで国を調べる
予算や日程である程度地域を絞れたら、あとはYouTubeやインスタで気になった国々を調べていきましょう。現地の様子などが分かり、本当に行ってみたいかどうか確認できるからです。
ヨーロッパでも治安の悪い地域は山ほどあります。そんな情報も事前に得られるので、実際に行ってみた体験談をYouTubeやインスタを通して見てみるのは非常に役立つでしょう。
2人で「ここは行きたい」と納得できる話し合いができれば、自ずと申し込むツアーや計画も決まっていきます。
新婚旅行のヨーロッパ周遊で添乗員付きクルーズプラン・ツアーにした理由
では、なぜヨーロッパ周遊に添乗員付きのクルーズ旅行が向いているのか書いていきます。
準備が楽だから
ヨーロッパ周遊するのにクルーズ船にすると、準備が楽です。理由は宿はクルーズ内で固定で、移動もクルーズで勝手に周遊してくれるから。
例えば、クルーズ以外でヨーロッパ周遊計画を立てようとすると、飛行機の手配、宿、移動手段など、それぞれの国で予約しなきゃいけない。
しかし、クルーズ船だとそれらが一切不要なんですよね。オプションでツアーも付ければ、現地の観光もしてくれる。オプショナルツアーをつけない場合でも、宿や飛行機の手配は不要です。現地の観光計画だけ立てればOK。
よって、クルーズ船は「準備の楽さ」という点でヨーロッパ周遊計画を立てる際に向いています。
海外旅行に不安があるから
クルーズ船には添乗員付きのプランと添乗員不在のプランがあります。添乗員は空港からクルーズ船、現地のガイドもしてくれます。
添乗員付きプランにした理由は「海外旅行に不安があるから」。シンプルにこれだけです。
よって、海外旅行に慣れていて、英語も話せるみたいな人は添乗員は不要でしょう。
また、添乗員付きプランは催行決定がされない場合があるのがデメリットですかね。催行決定とは簡単に言うと「添乗員付きプランを開催するかどうかの判断」。一定の人数が集まらないと催行決定しません。
私も催行決定期限の1週間前に催行決定されました。もし、催行決定されなければ、別の便で飛んでくるツアーと経由地であるドバイで合流。そこから添乗員に付いてもらうという形を予定していましたね。ですが、無事催行決定されたので、出発の便から添乗員が付いていました。
添乗員付きプランにすると多少金額は上がりますが、海外旅行初心者は「安心を買う」という意味で添乗員付きがおすすめです。
添乗員付きプラン・ツアーのデメリットを上回るメリットがあるから
あとは添乗員付きツアーのデメリットよりもメリットの方が大きいと感じたことも添乗員付きにした理由です。
ネットで検索すると「添乗員付き海外ツアーに気をつけろ」と書かれていることがあります。それは以下のようなデメリットがあるから。
- 添乗員の質が低い
- 自由時間が少ない
- 自由な食事ができない
添乗員が自分と相性が良いと感じるかどうかは確かに運です。自分で添乗員を選べませんからね。
また、ツアーも色んなところを巡るため、タイトに組み込まれていることが多く、写真を撮って終わりなんてこともあります。食事も組み込まれていれば、自分の行きたい店に行けません。
個人的には観光地をゆっくりみるよりも色んなところを巡りたいし、食事も「特定のこの店で食べたい」とかはなかったです。それよりも「クルーズ船出港までちきんと観光地から港に戻ってくる」という安全の方が欲しかった。
海外旅行初心者だと飛行機や現地の移動も不安だらけ。バスや地下鉄に乗るにしても不安でいっぱいです。
そんな状況で現地移動して、確実に船が停泊している港まで戻ってこれる自信がないんですよね。トラブルがあることを見越すと、結局港から近いところだけ観光して、自由な時間が減る恐れも大いにあります。
それなら、添乗員に付いてもらって、サラッとでも主要な観光地を回ってもらう方がメリットがあると感じました。確実に港に戻ってこれる安心感もありますし。
【実体験】新婚旅行でクルーズ船のヨーロッパ周遊してみた!
では、実際にクルーズ船でのヨーロッパ周遊はどんな感じだったのか、体験談を書いていきます。
依頼会社
依頼したのはクルーズプラネットという会社。HIS系列のクルーズ旅行を専門に扱う会社です。
クルーズプラネットにした理由は以下の通り。
- 取り扱うクルーズ旅行数が多い
- 費用が比較的安い
まず、クルーズ専門会社ということもあり、クルーズ旅行の取り扱う数が多いです。よって、自分が行きたい希望の日程とも合わせやすいというメリットがありました。
また、費用も他社に比べて比較的安かったです。海外の新婚旅行で、クルーズの安いプランを探しているなら、クルーズプラネットはおすすめでしょう。
モデルコース
今回参加した地中海クルーズのコースは以下の通り。
日程 | 移動 | 観光 | 宿泊 |
---|---|---|---|
1日目(9月12日、金) | 23時45分発の飛行機でバルセロナへ | – | 機内 |
2日目(9月13日、土) | 現地時間(12時頃)にバルセロナ到着、到着後ホテルへ。サクラダファミリア、カサミラ、カサバトリョ観光。 | 観光は無料でついてくる | ホテル |
3日目(9月14日、日) | ホテルチェックアウト、コスタスメラルダ乗船手続き、18時にバルセロナ出港 | – | 船内 |
4日目(9月15日、月) | 終日クルーズ | – | 船内 |
5日目(9月16日、火) | 7時30分カリアリ入港。カリアリ旧市街入口まで案内後、フリータイム。16時カリアリ出港。 | – | 船内 |
6日目(9月17日、水) | 9時ナポリ入港。19時ナポリ出港。 | カプリ島・青の洞窟終日観光(オプショナルツアー) | 船内 |
7日目(9月18日、木) | 8時チビタベッキア入港。18時30分チビタベッキア出港。 | ローマ終日観光(スペイン広場、ポポロ広場、コロッセオ)オプショナルツアー。 | 船内 |
8日目(9月19日、金) | 8時30分ジェノバ入港。17時ジェノバ出港。 | ジェノバ半日観光(ガリバルディ通り、フェラーリ広場、ドゥカーレ宮殿、サンロレンツォ聖堂、コロンブスの家)オプショナルツアーもあるが、自分で計画した。 | 船内 |
9日目(9月20日、土) | 9時マルセイユ入港。マルセイユ旧港まで案内後(シャトルバス費用必要)、フリータイム。18時マルセイユ出港。 | ノートルダム・ド・ラ・ガルド、セントージョン要塞、MuCEM、マルセイユ大聖堂。オプショナルツアーはない。 | 船内 |
10日目(9月21日、日) | 8時バルセロナ入港。その後空港に行き、機内へ。 | – | 機内 |
11日目(9月22日、月) | 帰国(17時15分)。 | – | – |
スペイン、イタリア、フランスのヨーロッパ3カ国を新婚旅行で楽しめました。合計11日間の旅です。
クルーズ船のヨーロッパ周遊は10日間~14日間が多いです。中には40日間くらいのもありますが、さすがにそんなに職場を空けられないし、費用が…。
私は11日くらいが職場を開けられそうなギリギリのラインでなおかつ日程&費用も丁度良かったので、上記にしました。
スペイン バルセロナ
スペインでの旅程は以下の感じで進みました。スペインは追加課金するオプショナルツアーはなし。申し込むと以下のツアーがデフォルトで付いていました。初日と最終日にバルセロナは行きます。
【初日】
時間 | 移動 | 観光地・内容 | 備考 |
---|---|---|---|
14:00頃 | 飛行機降機 | ||
中に入る | |||
18時頃 | バスで宿泊先のホテルへ | ヒルトン ディアゴナル マル バルセロナ | 旅行会社が用意してくれている |
19:30頃 | 徒歩 | 夕食。夕食は自由行動。 | Diagonal Marのフードコートがホテルの目の前にあるのでそこで食べた。 |
日本からドバイ空港を経由し、バルセロナに到着。現地時間の丁度14時頃でした。日本出発から17時間ほどかかります。
現地に着いたら入国手続きから荷物受け取りを済ませます。入国手続きが長蛇の列だったので手続きが全部終わるのに2時間くらいかかりましたね。
移動のバスに乗り込んだのは16時頃。バスはもちろん用意してくれています。
そのままサクラダ・ファミリアへ直行。17時頃に中に入りました。中に入る手続き等も添乗員がしてくれます。
中は壮大なので、中に入って見てよかったと感じています。現地ガイドが日本語でサクラダ・ファミリアの解説をしてくれます。それを聞きながら全体を見て回ります。
18時頃にはサクラダ・ファミリアを後にし、バスでホテルに向かいます。その途中、カサ・ミラやカサ・バトリョもありますが、バスでサラッと通るだけ。それらは最終日の自由時間に観光するならできます。
ホテルはヒルトン ディアゴナル マル バルセロナ。非常に綺麗なホテルです。段取りは添乗員がしてくれます。ちなみにドライヤーの威力はめっちゃ強かったです。
ホテルで少しゆっくりして、20時くらいにホテルの目の前にあるDiagonal Marのフードコートで夕飯を食べました。ここは自由なので各自で夕食を取ります。
初日のバルセロナは上記の感じで終了。続いて最終日のバルセロナです。
【最終日】
時間 | 移動 | 観光地・内容 | 備考 |
---|---|---|---|
8:00 | 船 | バルセロナ入港 | |
8:30~ | Terminal E – Helixからカサ・ミラ周辺へバス移動 | ||
10:00~12:00 | 徒歩 | カサ・ミラ、カサ・バトリョ、カタルーニャ広場観光。Torrons Vicensで土産購入。 | 自由行動 |
12:00~ | バス | 空港へ移動 | 13:00頃空港到着(15:40発)。 |
15:40 | 飛行機 | 飛行機出発 |
最終日は船から降りて、バスでカサ・ミラの近くに向かいます。
続いて徒歩でカサ・バトリョに行きました。カサ・ミラとカサ・バトリョともに中に入れましたが、入りませんでした。時間的に厳しそうだったのと、入場料も高かったから。外観だけでも圧巻でしたよ。
あとは、お土産屋で名物のトゥーロンを買って、バルセロナは終了。
最終日のバルセロナの時間がもう少しあれば…と思うことはありましたが、主要な観光地は回れたので満足です。
イタリア カリアリ
続いての寄港地はイタリアのカリアリ。カリアリは以下の工程です。カリアリはオプショナルツアーはないので自分で計画しました。
時間 | 移動 | 観光地・内容 | 備考 |
---|---|---|---|
9:00~9:30 | 港(Cagliari Cruise Port)から旧市街(Via Roma)あたりまでバスと徒歩移動。 | ||
9:30~ | 徒歩 | カリアリのドゥオーモ | 港から旧市街周辺までバス。それ以外はすべて徒歩で回れる観光地にした。 |
徒歩 | エレフェンテ塔:14世紀防御塔、象の彫刻 | 無料 | |
徒歩 | バスティオーネ・ディ・サン・レミ | 無料 | |
徒歩 | サン・ベネデット市場 | 特に観光地ではないが、土産購入や水分補給したくて入った。普通のスーパーという感じ。 | |
13:30~14:00 | シャトルバス | 添乗員との集合場所が決まっている。一緒にバスで帰る。 | |
14:00頃 | 昼食 | 船内に戻ってビュッフェ |
船を降りてから、旧市街と呼ばれるあたりまでバスと徒歩で移動します。そこから自由行動って感じ。バスはツアー側が準備してくれているので、助かりましたね。
そこから徒歩でドゥオーモと呼ばれるところへ。綺麗な教会って感じ。中も無料で入れます。観光自体はすぐ終りました。
続いてエレフェンテ塔。こちらは外観をサッと眺めるだけ。
バスティオーネ・ディ・サン・レミは行った方がいい。建物が壮大でした。
あとはスーパーに行って軽くお土産を買って終わり。すべてGoogleMapさえあれば、余裕で行けますよ。坂道が多く、結構歩くので注意です。
カリアリは観光地自体そこまで多くないのと、寄港地から行ける範囲は上記くらいが限界でしたね。プチトランという小さい電車に乗って観光している人もいました。歩くのがしんどいならプチトランもありです。
イタリア カプリ島
続いてイタリアのナポリ。ナポリに入港してフェリーでカプリ島に向かいました。
時間 | 移動 | 観光地・内容 | 備考 |
---|---|---|---|
9:00 | 港(Molo Crociere Napoli)から徒歩でフェリー乗り場へ。 | 入港 | カプリ島はオプショナルツアーに任せた。 |
9:00~17:00 | 青の洞窟までフェリー。カプリ島観光はロープウェイとバス。 | カプリ島全域、青の洞窟 | 青の洞窟は行けなかった。6割くらいの確率で行けないので、行けたらラッキーくらいの気持ちで行く。昼食はLa Pigna。 |
19:00 | 船 | 出港 |
ナポリは船を降りてからすぐにフェリー乗り場へ行きます。徒歩ですぐのところにあります。チケットは現地ガイドが買ってくれるので、私たちは乗り込むだけ。
40分ほどフェリーに乗ったら、カプリ島に着きます。そこから再び小型のフェリーに乗り換え。
私たちは青の洞窟に入れませんでした。波が高かったから。それでも目の前までは連れて行ってくれました。
本来であれば、ここで小型ボートに乗り換えるんだと思います。ただ、6割くらいの確率で入れないことの方が多くなっているようです。中に入れたらかなりラッキーですね。
船を降りて、再びフェリー乗り場に戻ったら、次はロープウェイでカプリ島の上の方に向かいます。
ロープウェイは結構待ちます。30分くらい待ちました。綺麗な景色を眺めながらカプリ島の上部へ。
カプリ島上部に着いてからは、現地ガイドの案内に従って、主要な場所を周りながら下へ下っていきます。街並みや風景はやはり見ごたえがあります。
途中お土産屋さんにも寄ってくれました。カプリ島はレモンが有名なので、レモンの飴がおすすめです。
一通り回り終えたら、La Pignaという昼食場所に向かいました。こちらも予約してくれているので、食べるだけ。
昼食を終えたら、バスでフェリー乗り場まで行き、少し自由時間がありました。その後、行きと同じ場所でフェリーに戻り、ナポリまで帰ります。17時頃には客室に戻っていたと思います。
カプリ島はフェリーの乗り継ぎやバス、ロープウェイ等の乗り物があるので「ツアーがあって良かった」と感じました。青の洞窟には入れませんでしたが、とっても楽しい時間を過ごせましたね。
イタリア ローマ
続いてイタリアのローマ観光。まずイタリアのチビタベッキアに船が入港し、そこからバス移動しました。
時間 | 移動 | 観光地・内容 | 備考 |
---|---|---|---|
8:00 | 港(RCT – Rome Cruise Terminal – Banchina 25)。港からローマまでバス移動(1時間30分ほど) | ||
11時頃 | 徒歩 | コロッセオ、ポポロ広場、マルグッタ通り、スペイン広場はオプショナルツアーで観光。 | |
13:00頃 | 徒歩 | 昼食からは各自で観光。昼食はRistorante “Pasta Urbana”で食べた。自由行動でパンテオン、トレビの泉を観光。 | 昼食・自由行動 |
14:30~17:30 | バスでチビタベッキア港移動 | ||
18:30 | 船がチビタベッキア出港 |
まず、船はチビタベッキアに入港します。そこからローマまでバスで1時間30分くらいかかりました。チビタベッキアからローマはかなり遠いので注意です。
私はオプショナルツアーをオプションで付けていたので、バスが用意されていました。オプショナルツアーなしでローマに行くなら、自分でバスを探すか、電車ですね。距離が遠いので結構ハードルが高いです。
バスを降りたらコロッセオ周辺。コロッセオは外観だけでしたが、ゆっくり見れますし、現地ガイドが解説してくれて充実してました。ちなみに中に入るなら事前予約必須です。めっちゃ並んでました。
コロッセオの後はバスで移動し、ポポロ広場へ。
ポポロ広場を抜けたら、スペイン広場の方に歩いていきます。途中マルグッタ通りと言われる、ローマの休日で有名な通りもガイドに解説してもらいました。
スペイン広場に着いてからは自由時間。Ristorante “Pasta Urbana”というレストランでパスタを食べました。おいしいし、店員もめっちゃいい人なのでおすすめです。
あとはパンテオン、トレビの泉を徒歩で観光。
その後、スペイン広場で再度集合し、バスでチビタベッキアに向かい、船に戻りました。17時30分くらいに船到着です。
オプショナルツアーのおかげで、チビタベッキアからローマの移動もスムーズでした。かなり充実した1日を送れたので、チビタベッキアからローマに行くなら慣れている人以外、ツアーをおすすめしたいです。
イタリア ジェノバ
続いてイタリアのジェノバ。ジェノバは自分たちで計画して主要な観光地を回りました。
時間 | 移動 | 観光地・内容 | 備考 |
---|---|---|---|
8:30 | Costa Smeralda Terminal入港 | ジェノバはすべて徒歩でOK。自分で計画を立てた。 | |
9:00~ | 徒歩 | サン・ロレンツォ大聖堂 | 無料 |
徒歩 | ドゥカーレ宮殿 | 外観のみ観光 | |
徒歩 | フェラーリ広場 | 無料 | |
徒歩 | コロンブスの家 | 入るなら入場料あり | |
徒歩 | Palazzo Podestàから宮殿群見る | 宮殿群外観観光 | |
11:30 | 徒歩 | 軽めの昼食(Bigo Cafè) | |
13:00 | 徒歩 | ジェノヴァ水族館周辺の海岸沿いを歩いて観光 | |
14:00 | 徒歩 | 船に帰り、昼食 | |
17:00 | 船 | ジェノバ出港 |
ジェノバはバス移動とかなく、すべて徒歩。船を降りてからサン・ロレンツォ大聖堂に向かいました。中も入れますし、無料です。
続いてドゥカーレ宮殿。こちらは外観をサラッと見ただけ。
そのまま歩いてすぐのフェッラーリ広場に向かいました。
フェッラーリ広場から少し歩いてコロンブスの家にも行きました。入るなら5ユーロかかります。私たちは入らなかったですが、あとから時間が余ったので、入っても良かったかなと思いましたかね。
コロンブスの家まで行ったら、最後は宮殿群を見て回ります。Palazzo Podestàというところから回りました。コロンブスの家から15分くらい歩きます。
宮殿群は少しだけ中に入れるところと外観だけのところがあります。お金が必要な場所は入り口を入ると、すぐに受付の人がいましたね。ちらっと入り口をのぞいてみるといいと思います。
宮殿群を見終わったら、11時を過ぎていたので海辺に移動し、昼食を食べました。Bigo Cafèというカフェ。店員の愛想もよく、チップも不要でしたのでおすすめですね。
あとは海沿いを軽く散歩。海岸沿いは景色が綺麗なので、ゆっくり歩くのをおすすめします。凄い天気も良かったので、優雅に過ごせました。ストリートパフォーマーもいて、盛り上がってましたね。
海沿いを歩いたら、船に戻って、再度遅めの昼食を食べました。ジェノバで観光するなら上記のところが確実に候補に入ってくるかなと思います。
フランス マルセイユ
最後はフランスのマルセイユ。個人的に最もおすすめな都市でした。
時間 | 移動 | 観光地・内容 | 備考 |
---|---|---|---|
9:00 | 港(Terminal A) | マルセイユ入港 | マルセイユもすべて自分で計画。 |
9:00~10:00 | Cruise Free Shuttlesまで歩く(10分)。そこから無料バスでshuttle busまで行く。 | 港から旧港へ | |
10:00~ | Les Petits Trains de Marseilleでプチトランに乗り、移動。 | ノートルダム・ド・ラ・ガルドへ | |
11:00~12:00 | 徒歩 | ノートルダム・ド・ラ・ガルド観光 | 無料。トイレは1ユーロする。 |
12:00~13:00 | プチトラン | ノートルダム・ド・ラ・ガルドからLes Petits Trains de Marseille | 帰りのプチトランは行列。乗るのに30分くらいかかった。 |
13:00~ | 徒歩 | MuCEM、セントージョン要塞、マルセイユ大聖堂 | MuCEMは屋外まで無料でいける。そこからの眺めが非常に良いのでおすすめ。 |
15:00~ | シャトルバスと徒歩 | shuttle busから船へ戻る | |
16:00 | 船到着 | 船内で遅めの昼食 | |
18:00 | 船 | マルセイユ出港 |
マルセイユは港に降りたら、無料シャトルバスがあります。10分ほどあるかないといけませんが、無料なので使った方がいいです。緑の線に沿って歩いていけば、乗り場があるのでめっちゃ分かりやすかった。
丁度バスが待っていて、すぐに発信でした。人はそこまで多くなかったですね。座れないけど、楽に立てるくらいの込み具合でした。
フリーシャトルバスの降り場がshuttle busというところ。帰りもここから乗るので、チェックしておいた方がいいでしょう。
シャトルバスを降りたら、Les Petits Trains de Marseilleに向かい、プチトランに乗ります。プチトランは人気なので、かなり並んでいますが、本数も多いので15分くらい待てば乗れました。チケットは10ユーロで往復です。
ノートルダム・ド・ラ・ガルドへ行くなら「Circuit1」というチケットを買いましょう。
このプチトランはマジでおすすめ。海沿いの絶景を眺めつつ、良い風を浴びながらマルセイユを観光できます。
プチトランはノートルダム・ド・ラ・ガルドの手前で降ろしてくれます。そこから1時間ほど観光。
マルセイユでもかなり高いところまで上ってきているので、ノートルダム・ド・ラ・ガルドから見える景色は絶景です。ちなみに工事してましたが、全然中は入れました。無料です。
帰りのプチトランは、行きに乗ってきたプチトランじゃなくてもOK。帰るタイミングで乗り場に来たプチトランに乗ってください。だた、30分くらい並びましたので、帰りは待ち時間が長いことを覚えておきましょう。
プチトランに乗って、ノートルダム・ド・ラ・ガルドから下ってきたら、再びLes Petits Trains de Marseille。
ここからMuCEM、セントージョン要塞、マルセイユ大聖堂と一気に観光します。
まず、MuCEMに入場してエスカレーターで屋上に向かいました。軽い荷物検査だけクリアすれば無料で入れます。
屋上には無料で自由に渡れる橋があるので、そこを歩きました。
橋を渡れば、セントージョン要塞にたどり着きます。ここからの景色もとても良いのでめっちゃおすすめです。
要塞を出ると、近くにマルセイユ大聖堂があるので観光しました。壮大な感じが漂ってましたね。
このプランだと、マルセイユの主要な観光地を回れ、しっかり夕方頃には帰ってこれるのでおすすめです。事前に計画を練って行ってよかったと思います。
最も行ってよかった国
最も行ってよかった国はフランスのマルセイユ。理由は以下の通り。
- 景色がとても綺麗
- プチトランに乗れる
- 自分でも計画を立てやすい
まず景色がとっても綺麗。プチトランに乗り、綺麗な景色を眺めるのは最高です。MuCEMの屋上や要塞から海側を見るのもまた絶景。絶景続きで最高の旅行でしたね。
また、マルセイユは自分で計画も非常に立てやすい。海外旅行初めての私が立てても、工程通りに実現可能な計画を組めましたね。初めてマルセイユに行くなら私のプランを丸々実行するだけで十分楽しめますよ!
マルセイユは「ヨーロッパで最も治安が悪い」とも言われます。実際行ってみると、そんなことは微塵も感じませんでした。意外と海外の新婚旅行で穴場かもしれませんね。
イマイチだった国
しいて言うならイタリアのジェノバ。理由は観光地の印象が薄いのと、治安が悪そうなところがあったから。
イタリアのジェノバで行った場所は以下の通り。
- サン・ロレンツォ大聖堂
- ドゥカーレ宮殿
- フェラーリ広場
- コロンブスの家
- Palazzo Podestàから宮殿群見る
- 海岸周辺を散歩
私はサン・ロレンツォ大聖堂以外、外観観光がメインです。コロンブスの家は追加でお金を出せば見れますが、ホームページで見る限り、そこまで印象深そうなのはなかったので入りませんでした。
宮殿群もほぼ外観を見ただけ。ちょっと入れるところもありましたが、お金を払わないと外観観光メインになります。よって、若干印象が薄いです。
あと、建物が高く、道が狭い影響で昼間でもかなり暗いところがあります。そういった場所は「少し治安が悪そう」という印象を受けました。
ただ、あくまで個人の感想ですし、今回の周遊で「しいてイマイチな国をあげるなら」ジェノバというだけ。新鮮な街並みだけでも十分楽しいですからね。
地中海クルーズ旅行のメリット
ここではクルーズ旅行のメリットについて書いていきます。
- 宿が常に固定されている
- スリや盗難に合う可能性が低い
- 海外でも安心して料理が食べられる
- 毎日違うショーやイベントを楽しめる
- プールを楽しめる
それぞれ詳しく書いていきます。
宿が常に固定されている
まず、宿が常に船内なので、いろんな場所で宿を取る手間がありません。
例えば、クルーズ以外で地中海沿岸を旅行するとなると、いろんな国でその都度宿を取らなきゃならない。ただでさえ慣れていない海外旅行で言語の壁もあるのに、色んな国で予約…。結構不安ですよね。
それがクルーズなら「宿がすべて船内」なので船にさえ戻れれば安心です。
スリや盗難に合う可能性が低い
海外で注意したいのがスリや盗難。もちろん宿でも盗難被害は多発します。
しかし、船内だとスリしようなんて人はほぼいませんし、客室で物も取らる可能性が限りなく低い。もちろん私も全く取られませんでした。
クルーズだから可能性ゼロとまでは言えませんが、宿を転々とするよりも限りなくスリや盗難に合う可能性は低いと言えるでしょう。
海外でも安心して料理を食べられる
クルーズだと、船内でいつもビュッフェをやっているので安心して料理を食べられるのも強みです。
例えば、海外で外食となると「食事の注文は言語が通じないし、料理が口に合うかも不安」という人も多いでしょう。
それがクルーズ船であれば、ビュッフェが多いので「This one」と指さすだけで食べたい物が手に入る。もちろん、注文さえなくて、自分で勝手に取るのも多いです。
さらにその場でお金を支払うとかもないので、食べ終わったら出ていくだけ。超楽で安心ですよね。
また、船内の料理なので衛生的に不安な料理とかは出てきません。安心して料理を食べられるのは大きな強みです。
毎日違うショーやイベントを楽しめる
船内は乗客を楽しませるために、毎日異なるショーやイベントが用意されています。朝から晩までてんこ盛りです。
例えば「朝から夕方まで寄港地で観光を楽しむ。夜はディナーを食べて、ショーを楽しむ」とかも全く予約なしで可能。
このように、予約不要で毎日ショーやイベントを楽しめるのは豪華客船ならではだと思います。
プールを楽しめる
豪華客船の醍醐味ともいえるプール。もちろん毎日無料で入れるので大きなメリットでしょう。
多少混んでいますが「入れない」というレベルではないです。私も終日クルーズの日にプールを楽しみました。
プールに入らず、日光浴だけしてもいいですし、プールに入ってめっちゃ泳いでもOK。そんな自由な環境で過ごせるのも豪華客船ならではでしょう。
地中海クルーズ旅行のデメリット
メリットがある一方でクルーズで旅行するにはデメリットもあるので紹介します。
- 出港までに必ず船に戻らなきゃならない
- どこに入港するのかわからないので、自分で予定を立てにくい
デメリットとして「出港までに必ず船に戻らなきゃならない」という点があります。
例えば、自分で計画を立てたら、宿にチェックインさえしてしまえば、いろんな場所を夜まで観光できますよね。クルーズ旅行だと大体船が出港するのが夕方ごろなので、それまでに乗船することが必須になります。
「夜に必ず行きたい観光地がある」という人はクルーズ旅行は避けた方がいいでしょう。
また、クルーズ船がどの場所に入港するのかわからないので、自分で予定を立てにくい点もデメリット。出発地点が読めないと、旅の工程が組みにくいから。
もし、私が乗ったコスタスメラルダでクルーズ旅行しようとしている人は本記事を参考に、入港の位置を確認してくださいね。入港の位置が分かると予定を立てやすくなります。
新婚旅行でヨーロッパ周遊するならクルーズがおすすめ
今回は新婚旅行でヨーロッパ周遊した体験談について紹介しました。
新婚旅行でヨーロッパ周遊するならクルーズ船がおすすめ。理由は準備が楽なのと、海外旅行の不安を取り除いて旅行を楽しめるから。
ヨーロッパ周遊するとなると、飛行機や宿の手配が大変ですよね。それがクルーズ船なら宿は常にクルーズ内だし、移動もクルーズ船で各国を回ってくれます。
また、オプショナルツアーで各国の観光もしてくれるので、出港までに港に戻ってこれないという不安もありません。
よって、海外旅行初心者でヨーロッパ周遊したいなら、クルーズ旅行も1つの選択肢として考えてみてくださいね。