【二人暮らし】生活費内訳!月15万で生活は可能かシミュレーション

【二人暮らし】生活費内訳!月15万で生活は可能かシミュレーションCleaning
  • 二人暮らしの生活費の内訳がどんな感じが知りたい
  • 「二人暮らしの生活費月15万」で生活できるかシミュレーションしてほしい
  • 生活費を節約するコツを教えて!

同棲や結婚を期に二人暮らしを始める人は多いです。ただ「二人暮らしってどのくらい生活費がかかるのか」がイメージが湧かず、最初は不安なこともあるでしょう。

私は実際に二人暮らしを始めて1年以上経過し、節約しながら不満なく生活できています。ただ、二人暮らし始めたての頃は「どのくらいお金がかかるか分からない…」か悩んだこともありました。

そこで本記事では二人暮らしの生活費の実態から節約して生活する方法について紹介します。

この記事を読めば二人暮らしの生活費の全体像が見える化され、備えておくべき金額まで想定できるでしょう。

くるみん
くるみん

二人暮らしで生活費15万はほぼ不可能!家賃抜きなら可能!

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二人暮らしの生活費

二人暮らしの生活費

まず、二人暮らしの生活費がどのくらいなのか、見ていきましょう。

二人暮らし 生活費 シュミレーション

平均

全国の二人暮らしの平均は282,171円(出典:e-Stat 家計調査(2024年)

家賃抜きという点に注意しましょう。よって、家賃抜きなら上記金額は「高すぎる」と個人的に感じます。

内訳

内訳を詳しく見ていきます。

項目全国平均個人的な感想
食費85,040円外食を入れるとここまでいくこともあるが、平均としてはかかり過ぎ。
光熱・水道23,110円高い。ただし、住むところ次第。
家具・家事用品12,615円引っ越ししたばかりとかだともっと高い。引っ越ししてしばらく経った後だとかかり過ぎ。
被覆及び履物9,609円服に興味あるか次第。私は毎月ほぼ0で、同じ服を買い替える際のみ費用が発生する。
保健医療15,276円高い。女性は男性よりもかかるので、平均くらい払うことも。
交通・通信41,588円高い。通信費は家のWi-Fiが4,000円程度。スマホの通信費が個人で1,500円~3,000円程度。交通費はその月に旅行があるかどうかで高いかどうかが決まる。
教育11,703円高い。子どもがいる場合は仕方ない。
教養娯楽29,098円高い。我が家ではサブスク代がほとんど。
その他の消費支出54,132円高い。会社の飲み会等はほぼないので抑えられる。
合計282,171円高すぎる

引用:e-Stat 家計調査(2024年)

個人的には、詳細の内訳をみても「全体的に高い」という印象。

月15万で二人暮らしの生活費を賄えるのか

本題でもある「月15万で生活できるのか」という点に関しては「家賃を抜けば可能」というのが個人的な答え。

これから我が家の生活費の内訳を紹介しますが、家賃さえなければ15万以下でも無理なく生活できます。

家賃を入れるとかなりきつい。めっちゃ家賃が安い家に住んで、めちゃくちゃ節約して…で何とか可能というレベル。つまり、月15万で家賃込みの生活費は現実的ではないです。

ですが、家賃抜きなら全然到達できるレベルなので家賃抜きでも15万を超えている家庭は家計を見直す価値があります。

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二人暮らしの我が家の生活費内訳

二人暮らしの我が家の生活費内訳

では、平均を確認したところで、二人暮らしである我が家の生活費を詳しく見ていきます。我が家は2人の費用は「完全折半」しています。その負担方法も見ていきましょう。

家賃

家賃は106,000円。この106,000円のうち、妻が勤め先から3万円の家賃補助が出ます。妻の良心により、この106,000円から家賃補助を引いた分を折半してくれています。

よって「106,000円-30,000円=78,000円」。一人あたりは「78,000円÷2人=36,000円」です。

家賃補助がかなり大きいので、家賃補助を狙える法人に努めている人は必ず狙っていきましょう。賃貸の契約者を家賃補助を受けたい方にすればもらえることが多いです。

上記から、家賃そのものの負担額は「106,000円」になります。この時点で「月15万」で生活するのが無理なのがわかりますね。よって、家賃を入れると月15万で生活はほぼ不可能です。

食費

食費は大体二人で5万程度。食費に関しては「二人で一緒に食べてかかる食費」を計算します。個人の飲み会とか友達との食事は抜きですね。

内容費用
二人の外食31,024円
二人の家で食べる食費20,690円
合計51,714円

二人暮らしの食費平均85,040円なので、平均以下に抑えています。外食も入れて、毎月5万程度にするようにしています。

光熱水費

光熱水費は二人で月2万円程度。ただし、これは多く見積もって2万円です。光熱水費が2万円を超えたことはありません。

水道は大体毎月2千円前後。電気代とガス代が季節によって大きく変動する感じ。

最も光熱水費が高くなるのが冬。冬は暖房を使うのと、お湯を温めるためにガス代が高くなるから。

以下が我が家の冬の電気代とガス代です。

内容(2月)金額
電気代10,272円
ガス代6,012円
水道代2,344円
合計18,628円

二人暮らしの光熱水費の平均である23,110円を下回っています。ただし、住む地域によっては平均より下回るのは難しいところもあるので、ここは仕方ないですね。水道が安いか高いかで大きく変わるような気がします。

家具・家事用品

家具・家事用品は「0円の時もあれば、1万越えのこともある」というのが実態。というのも家具は引っ越ししたての頃は家具代は高いですが、二人暮らしが長くなればほぼかからないから。

引っ越ししたての頃はドラム式洗濯機の収納棚とかベッドを買ったので高かったです。

ただ、今は二人暮らしを始めて1年以上経っているので家具代は0。

家事用品も大容量パックをまとめて注文するので、費用がかかる月とかからない月がある感じ。平均しても月1,000円いかないくらいで収まっています。

被覆及び履物

二人暮らしにかかる衣類代は5,000円程度。私個人はほとんどかからないですが、妻は普通に衣類をよく買い替えるので、費用が発生します。

ただ、高額なブランド品とかは全く買わないので、毎月の支出はそこまで大きくないです。全く買わない月とかも全然ありますね。

保健医療

医療費は二人で月平均2,125円程度。内訳は以下の通り。

内容費用
耳鼻科(2月~5月の4か月、花粉症の時期)8,000円
歯医者(年4回、妻)10,000円
歯医者(年3回、私)7,500円
合計25,500円
月平均2,125円

よって、月の医療費は二人で大体2,125円くらいです。

交通・通信

我が家の交通・通信費は平均で28,210円。

まず交通費は平均で月20,000円程度。二人で週末にご飯食べに行ったり、出かけたりする時にかかる費用。二人で旅行に行った時の交通費も含まれています。

移動は電車か車がほとんど。車の場合、タイムズカーシェアを使っています。

通信費は以下の通り。

内容月額
家のWi-Fi3,850円
自分のスマホの通信費1,390円
妻のスマホの通信費2,970円
合計8,210円

家のWi-Fiは「BB.excite光 MEC」。

私の通信費は日本通信SIMで妻はahamoです。

よって「交通費20,000円+通信費8,210円=28,210円」が毎月の交通・通信費の平均でした。

教育

教育に関しては子どもがいないので0円。

教養娯楽

教養にかかる費用は0円。特に現在お金をかけて勉強している物はないから。

続いて、娯楽ですが、サブスクが該当するでしょう。サブスクはほとんど年払いです。契約しているサブスクを、すべて年払い料金で合計すると49,988円。

内容金額
U-NEXT1,490円×12=17,880円
Amazonプライム5,900円
マネーフォワードME5,940円
1Passwordファミリープラン8,388円
ConoHa WING11,880円
合計49,988円
月平均4,165円

月平均すると4,165円でした。

よって、我が家の教養娯楽にかかる費用は月平均4,165円です。

その他の消費支出&総合計

その他の消費支出は、我が家では以下のもの。

項目おおよその月の費用
美容院代15,000円
美容代5,000円
日用品代2,000円
保険代6,500円
合計28,500円

その他の消費支出だけでも28,500円程度かかっていることが分かりました。

つまり、我が家では以下の費用がだいたい毎月かかっています。

項目我が家の実態全国平均
食費51,714円85,040円
光熱・水道18,628円23,110円
家具・家事用品1,000円12,615円
被覆及び履物5,000円9,609円
保健医療2,125円15,276円
交通・通信28,210円41,588円
教育0円11,703円
教養娯楽4,165円29,098円
その他の消費支出28,500円54,132円
合計139,342円282,171円

合計139,342円で平均の半分程度に抑えられていますね。

二人暮らしの生活費を節約する方法

二人暮らしの生活費を節約する方法

では、二人暮らしの生活費を抑えるには何をすればいいのか、私が実践していることを紹介していきます。特に節約の効果が大きいと感じる物をあげていきます。

費用は完全折半が理想

二人暮らしにかかる費用は完全折半がおすすめです。二人暮らしの費用がどのくらいなのか二人で見える化して共有できるから。

例えば外食。外食でも我が家では完全折半し、どちらかが全部出せば、出してない方が総額の半分を、出した側の口座に送金します。ことら送金という機能を使っているので、なので手数料はかかりません。

外食以外にも二人で出かける時は一人がその日すべて負担し、一人は費用をメモっておく。最後に清算して費用を負担していない方が半分を送金するという感じ。

「めんどくさい」と感じるかもしれませんが、意外とめんどくさくないです。メモするのも10秒かかりませんし、送金も10秒くらいで終わります。

もちろん家賃や光熱水費も完全折半です。完全折半することで二人暮らしの一人の負担がどれくらいなのか身をもって感じれます。また、お金で揉めたこともないです。かかり過ぎた費用のどこにメスを入れればいいのかも分かりやすいですし。

よって、二人暮らしにかかる費用は完全折半がおすすめです。

食事の抑制日と解放日を決める

食費を抑えるなら抑制日と解放日を決めるのがおすすめ。抑制日と解放日を決めることで、食費が安くなりやすいから。

抑制日は食事をヘルシーなものにする日。解放日は自由に食べてOKな日と私は決めています。2人の休みが土日なので、華金と土日は解放日。月~木は抑制日にしています。

抑制日の夕飯ははるさめやせいろを使った料理で健康的なメニューばかりにしています。白米も食べません。

週末は普通に2人で外食に行きます。このように抑制日と解放日のメリハリをつけることで、そこまで苦なく、ヘルシーメニューも続けられます。

食費も全国平均よりも万単位で安く済んでいるので、抑制日と解放日を定めるのがおすすめです。

冬は暖房よりも電気毛布

光熱水費関連で効果が大きいのが電気毛布。冬場はすぐに暖房をつけず、まずは電気毛布で耐えられないか様子を見ましょう。電気毛布だと暖房よりも圧倒的電気代が安いから。

私は冬場、一人で家にいる時は電気毛布しかつけません。電気毛布にくるまっているだけでめちゃ暖かいです。

暖房をつけるなら二人で家にいる時。冬場の朝なんかは寒いのでつけたりしますかね。

ただ、つけるのは圧倒的に電気毛布が優先。この意識を持つだけで常時暖房をつけている時よりもかなり電気代は安くなりますよ。

服に興味がないなら同じ種類の服を3枚着まわす

続いて衣服にかかる費用ですが、同じ種類の服を着まわすことでコスト削減できます。あれもこれもと服を買うことがなくなるから。

おすすめは3枚です。一着はその日着るもの。もう一着は洗濯している時に着る用。最後の一着は洗濯し忘れた時などの予備の一着です。

3枚あれば「着る服がない」ということは経験上ありませんね。

服を買うタイミングは、その3着のどれかが傷んだりしたら買います。すると年に1~2回くらいしか服を買わなくなり、かなりのコスト削減に繋がります。

もちろん服にこだわりがある人はそのこだわりを優先させてくださいね。

スマホの通信費は一人3,000円以内にする

通信費に関しては一人3,000円以内にしましょう。3,000円以内のプランで日常生活の利用が事足りるから。

私は日本通信SIMで月1,390円。妻はahamoで2,970円。私は月20GBまで通信でき、妻は30GBです。家にWi-Fiがあれば、まず事足りるでしょう。

よって、スマホに3,000円以上支払っているなら今すぐ見直すのがおすすめです。

車はできれば所有しない

車はできれば所有しないのがベスト。理由は車は金食い虫だから。

仮に私も今の家で車を持つと、駐車場代だけで2万円以上します。「二人暮らしの家賃抜き生活費15万以内」という目標が一瞬で破綻するでしょう。

現在の生活スタイルだと、車を買わず、カーシェアで十分賄えている状況。「二人暮らしで共働き」「通勤で車を使わない」「田舎住みじゃない」という人は車を所有しない生活もありです。

ただ、子どもが出来たり、田舎に住んでいたりなど「どうしても車が必要」という状況になれば私も車購入を検討します。

二人暮らしで生活費15万は家賃抜きなら可能

二人暮らしで生活費15万は家賃抜きなら可能

今回は二人暮らしの生活費を実体験を踏まえて紹介しました。

二人暮らしで生活費15万は家賃を抜けば可能。家賃を入れればほぼ不可能というのが実体験から見えてきました。

家賃は二人暮らしだと10万円を超えるところがほとんど。私の家も超えています。仮に家賃が10万だとして、残りの二人の生活費を5万で賄うというのは現実的ではないです。

ただ、家賃を抜けば実現可能。外食は週末のみとか、通信費の節約など簡単なことだけ実践すれば無理なく実現できます。

「無理なく節約できるところは節約する」という意識が大切です。二人で納得できる節約を実践していってくださいね。