- 結婚を考えているけど、結婚式を挙げるのがめんどくさい…
- 結婚式の代わりにフォトウェディングのみをしたいけど、後悔や失敗談が多いの?
- フォトウェディングの体験談を聞かせて!
結婚式を考えているけど、考えることが多すぎてめんどくさい…。かといって何もしないわけにもいかないので「どうしたらいい?」と悩む人は多いです。
私は結婚式の手間や費用面を考えて、結婚式の代わりにフォトウェディングを実施しました。しかし、その決断に至るまで「フォトウェディングでほんまに大丈夫なん?」という不安がいつもあったことを覚えています。
そこで、本記事ではフォトウェディングのメリットデメリット、準備~撮影当日の段取りや実体験までまとめて解説します。
この記事を読めば、自分がフォトウェディングに向いているかどうかが分かるでしょう。

結婚式の費用や手間が気になるなら、フォトウェディングは結婚式の代わりになる有効な代替案!
結婚式がめんどくさい理由
昨今、未婚者の男女ともに、結婚式をしたくないという割合が増加傾向にあります。では、なぜ結婚式は「めんどくさい」とか「やりたくない」と感じるのでしょうか。
結婚式について知識がないから
まず、結婚式について知識がなく、分からないことが多すぎることで「結婚式が嫌でしょうがない」と感じてしまいます。
結婚式なんか人生で何度も経験するものではないですよね。私なんか友人の結婚式に1度も参加したことがありませんので、結婚式の常識的なことも何も知りませんでした。
そんな無知な状態から結婚式を作り上げていくのはなかなか骨が折れる。よって「結婚式めんどくさい」と感じてしまうんですね。
決めることが多すぎるから
続いて、結婚式は決めることが多すぎるため、めんどくさいと感じることがあります。
結婚式を挙げるだけで考えることは山ほどあります。費用や会場はもちろんのこと、誰を呼ぶかなど第三者の都合まで確認しなきゃいけない。
第三者を巻き込むとなると、当然何か月も前から動かなきゃいけないですよね。そんな山ほどあるやるべきことを考えると「結婚式ってめんどくさくね?」と感じるのです。
結婚式に呼ばれる人がめんどくさいと考えている可能性があるから
結婚式をする側だけでなく「結婚式に呼ばれる側」もめんどくさいと感じている可能性があります。
結婚式に呼ばれてしまうと、祝儀や予定を考える必要があります。また、人によってはスピーチや余興をお願いされることもあるでしょう。
結婚式に行かない主義の人もいれば、呼ばないで欲しいと思っている人もいます。人の考えなんかその人自身にしか分かりません。仮にそんな考えの人を結婚式に招待してしまうと、表には出さずとも「迷惑」と感じている可能性もあります。
また、長年信頼できる仲の良い友人が多ければ招待や挨拶依頼をしやすいですが、必ずしもそんな人ばかりではないのが現実。
よって、結婚式に誰を呼んで、何を依頼すべきか分からず「結婚式がめんどくさい」となるのです。
お金がかかり過ぎるから
結婚式にお金がかかり過ぎるのも「めんどくさい」と感じる大きな理由。結婚式の費用の相場は300万ほど。
これだけのお金と長い時間をかけた労力に見合う価値があるのか分からず「めんどくさいな」と感じてしまうわけです。
形式に従うのが面倒だから
「結婚式ではこれが当たり前」みたいな形式があり、それがめんどくさいと感じることも。
「結婚式は演出はこんな感じが常識」だとか「祝儀は何円が当たり前」とか「上司を呼ぶのは当たり前」とか…。それをしないと非常識と思われることも。その形式とか常識がめんどくさい。
また、結婚式を挙げた人の意見を聞くと必ず「結婚式を挙げた方が良い」と言います。理由としては大きな費用がかかっているのだから後悔したくない気持ちもあるかもしれません。もちろん本当に挙げてよかったと思っている人もいるでしょう。
ただ、結婚式を挙げた人は逆に「結婚式を挙げなかった」という経験を知りません。
仮に結婚式を挙げなくても、その浮いた費用を投資や旅行に回す方が幸せと感じる人もいる。何が良いかはその人自身にしかわからないのです。
よって、人のアドバイスや世間の常識はをあくまで参考程度。何がベストなのかは2人で決めていきましょう!
恥ずかしいから
結婚式が恥ずかしいからしたくないという意見もあります。
結婚式は人前で誓いの言葉やキスなど、普段経験しないことを人前で主役となってしなくちゃいけません。目立ちたくない人にとっては「しんどい…」と感じることも。
まだ親族の前ならなんとかいけるかもしれません。ただ、職場の上司や友人などが入ってくると恥ずかしさが増しますよね。
このように、恥ずかしさの面から結婚式を挙げたくないという人もいます。
新郎・新婦のどちらかに負担が偏っているから
「2人の結婚式なのに、私ばかりに結婚式の負担が偏っている…」というのもめんどくさいと感じる要因。
よくあるのが「特にこだわりはないし、自由にしていいよ」と新郎が新婦に丸投げするパターン。一見優しいように見えますが、相談にも乗らないのはただめんどくさい事務手続き等を丸投げしているだけ。
例えば仕事でも、自分がよく分からないことを、具体的な指示もなく「自由にしていい」と上司に言われても困りますよね。何をしたらいいのか分からない。
結婚式も同じです。初めてのことなので、分からないことだらけですから。
よって、お互いによく話し合い、役割分担を決めるなど、2人で結婚式を作り上げていく意気込みが必要でしょう。
そうでなければ、片方の意見に偏った結婚式になったり、準備段階でめんどくさい…と心が折れかけてしまいます。
結婚式のメリット
ここまで、結婚式がめんどくさい理由について書いてきました。ただ、結婚式には結婚式なりのメリットもあるので、よくあるメリットを書いていきます。
親孝行できる
まず親孝行できるということ。結婚式では新郎新婦が手紙を読みながら両親に感謝を伝えるという場面がありますよね。そこで両親に感謝を伝え、親孝行できるのです。
結婚式を挙げること自体が親孝行という考え方もあるでしょう。親孝行の考え方は人によって千差万別なので、自分とパートナーの親族がどう考えるかを重視すればいいです。
もちろん色んな意見があるので「結婚式を挙げないから親不孝」なんてこともないです。要するに、親孝行の概念は人それぞれで答えはないということ。自分がしたいと思う親孝行をすれば、親は喜んでくれるでしょう。
一生の思い出になる
続いての結婚式のメリットは「一生の思い出になる」ということ。結婚式は一生に一度と言われるように、人生の貴重な思い出となります。
ただ、結婚式を挙げることだけが一生の思い出ではありません。例えば、フォトウェディングでも一生の思い出になることでは同じ。
つまり「結婚を機に何かするのか、しないのか」で思い出になるかどうかが大きく変わってくるでしょう。何をするかは、2人が納得するものであれば結婚式でもフォトウェディングでも何でもOKです。
結婚した実感が湧きやすい
結婚式を挙げることで「結婚したんだ」という実感が湧きやすいとよく言われます。
「結婚式を挙げなきゃ結婚した感がない」という人は結婚式を挙げるべきでしょう。
ただ、結婚式を挙げなくても「結婚した感」は感じられます。例えば「婚姻届けを出した日」とか「フォトウェディングを挙げた日」、「新婚旅行に行った日」など。
よって「結婚した実感が結婚式を挙げなきゃ始まらない!」という人は挙げるべき。その考えにこだわりがなければ、結婚式に代わる何かをすれば実感が湧きやすいのではないでしょうか。
結婚式のデメリット
結婚式にはメリットがある一方でデメリットもあるので書いていきます。
結婚式までに2人の関係が悪くなる可能性がある
デメリットとして、結婚式までに2人の関係性が悪くなる恐れがあります。
結婚式を挙げる場合、準備に1年近くかかる場合もあり、その長い準備期間に2人の関係が悪くなる恐れがあるのです。
例えば、結婚式の負担が新郎・新婦のどちらかに偏っていて「なんで何もしてくれないの!」となるパターン。
結婚式はやることが多いです。片方に負担が偏っていると「なんで私だけこんなに頑張らなきゃいけないの」となり、次第に熱量が冷めてしまうリスクがある。
このように、結婚式の準備が長いことや結婚式の熱量に差があると関係が悪くなる恐れがあることを認識しておきましょう。
多額の費用が掛かる
結婚式のデメリットとしてよくあげられるのが結婚式の費用問題。結婚式の費用相場は300万前後。
この多額の費用はシンプルに大きなデメリットです。新婚で300万あればあらゆることができます。例えば以下のようなこと。
- 車を買う
- 子どものために貯蓄や投資を始める
- 家を買うための頭金にする
考えれば色々ありますが、300万あれば色んな事ができます。車を買って生活の質を上げたり、家を買おうとしている人は頭金にもできるでしょう。子どものために貯蓄するのもあり。
どれも2人の将来に長く関わること。しかし結婚式を挙げると、この大切な300万が一瞬でなくなる。
これだけの費用に対する価値があるか、改めて2人でよく考える必要があるでしょう。
失敗すると取り返しがつかない
多額の費用が掛かるでも紹介したように、300万前後もの大金が動いているのに失敗するわけにいきませんよね。ただ、結婚式には失敗談も多いです。
例えば以下のような失敗談。
- 演出を詰め込み過ぎて、スゲジュールに無理があった
- 余興が全年齢層に受けるものではなかった
- 写真撮影を友人に依頼していたが、良い写真が撮れなかった
結婚式はいくら準備していても、当日何が起きるか分からないのが現実。念入りに組んだスケジュールが機材トラブルなんかで無理があったり、余興に失敗したり。
「失敗も思い出」と割り切れる人なら良いかもしれません。ただ「これだけ費用がかかっているのだから、完璧に成功させたい」という人には失敗のリスクとプレッシャーが付きまとうと言えます。
やることが多すぎてパンクする
結婚式はやることが多いのもシンプルなデメリット。結婚式でやることと言えば、簡単にあげても最低限以下のようなこと。
- 結婚式場探し
- 式場に呼ぶゲストをリストアップ&連絡&招待状準備
- 主賓や受付、スピーチ依頼
- 遠方ゲストの交通費負担
- 前撮りの有無決定&準備
- 当日衣装の試着&準備
- ウェディングアイテムの手配
- 結婚指輪の準備
- 二次会の有無決定&準備
- 披露宴の演出やBGM選び
- ブーケ作成
- 会場を彩る装花イメージの作成
- 引き出物の有無決定&準備
- 料理と飲み物の決定
- ウェディングケーキの決定
- ムービーの有無決定&準備
- 写真撮影の手配
- ヘアメイクの打ち合わせ
- 費用の準備
- お礼の準備
- スピーチや謝辞の原稿作成
上記を見て「やること多すぎ」と感じる人は多いでしょう。仕事でイベント開催などに携わっていれば捗るでしょうが、慣れていないとより一層準備に骨が折れるでしょう。
結婚式がめんどくさいのを解消する方法
結婚式がめんどくさい場合、ここで書く方法を使えばめんどくささが軽減される可能性があるので書いていきます。
結婚式が本当に必要なのか2人でよく話し合う
まず、結婚式が本当に必要なのか、改めて2人でよく話し合いましょう。結婚式を挙げなければ、当然ですが、結婚式に伴う手間やめんどくささは解消されます。
新郎新婦のどちらかだけが結婚式にこだわっているのであれば、2人だけや家族のみで行う挙式を提案してみてもいいでしょう。
結婚式に係る費用や準備の大変さを伝えると、式を挙げることのこだわりがなくなるかもしれません。式を挙げなくてもウェディングドレスは着れますし、※セレモニーフォトウェディングなんかもありますよ。
※セレモニーフォトウェディング:通常のフォトウェディングに加え、挙式の要素を入れた撮影。入場から誓いの言葉、ベールアップなどがある
2人だけや親族のみなどの少人数で結婚式をする
2人だけや親族のみの結婚式にすることで、結婚式のめんどくささが軽減されます。結婚式までの準備が少なくなるからですね。
2人だけの挙式なら第三者に気を使うことがほとんどありません。また、親族のみでも大々的な結婚式に比べれば、負担が減ること間違いなし。
普通に結婚式をすれば、友人や上司などあらゆる関係の人に失礼がないか気を使わなければいけません。それが親族のみとなると心がグッと楽になりますよね。
よって、少人数で結婚式を挙げることは結婚式のめんどくささ解消に繋がるのです。
リゾートウェディングをする
リゾートウェディング(リゾート婚)で結婚式のめんどくささを解消できる可能性もあります。
リゾートウェディングとは、リゾート地で結婚式を挙げること。2人だけで行えば、費用削減に繋がります。また、新婚旅行を兼ねることで「旅行が楽しみ」というモチベーションにも繋がり、結婚式が面倒と感じなくなることも。
海外・国内のどちらでもリゾートウェディングは可能です。「結婚式とともに新婚旅行を兼ねたい」という人にとってピッタリのプランでしょう。
フォトウェディングをする
最後はフォトウェディングをするという選択肢。実際に私はフォトウェディングで結婚式のめんどくささを軽減しました。
フォトウェディングとは、ドレスや和装を着て、実際の結婚式のような会場での撮影を楽しむもの。結婚式の代わりの記念にもなり、費用も削減できておすすめ。
具体的なフォトウェディングの体験談は【体験談】フォトウェディングをしてみた!で書いていきます。
【体験談】フォトウェディングをしてみた!
私は実際にフォトウェディングを経験したので、その体験談を書いていきます。
私が「フォトウェディングのみ」にした理由
私がフォトウェディングにした理由は大きく3つです。
- 2人が納得する形だった
- 費用が安い
- 準備が楽
まず、2人でよく話し合った結果、フォトウェディングになったということが大切でした。
フォトウェディングにするまで、私は結婚式を挙げなくて良いと考えていました。理由は費用面が高すぎて経済的にきついのと、準備の大変さからです。
一方で彼女は結婚式をしたい、もしくはドレスを着たいという感じでした。そこで「ドレスを着られて、費用面を抑えられる形はないか」と考えた時、フォトウェディングが候補であがってきたのです。
もちろん、準備も結婚式に比べると圧倒的に楽なので、私も彼女も納得してフォトウェディングに決めました。
体験してわかるフォトウェディングのメリット
実際にフォトウェディングを体験してみてわかったメリットを書いていきます。
費用が安い
まず、費用の安さは大きなメリット。結婚式の相場が約300万。一方で私が実際に経験したフォトウェディングの総費用は233,400円でした。
100万単位で費用が変わってきますね。よって、費用の安さはフォトウェディングの圧倒的な強みと言えます。
準備が楽
続いてのメリットは準備の楽さ。フォトウェディングはほとんどメッセージのやり取りで完結しました。実際に会場に訪れたのは以下の3回のみ。
- 初回相談
- 衣装合わせ
- 撮影当日
会場に行く回数が少なく、準備も何回かのメッセージのやり取りだけで済む。結婚式と比べると、準備は圧倒的に楽だと思います。
撮影当日も緊張感なく気楽に楽しめる
フォトウェディングだと撮影当日もかなり気楽に迎えられます。イメージとしてはドレスやタキシードを着て、撮影を楽しむような感じ。
そのため、結婚式のように「失敗したらどうしよう」みたいな緊張感はないです。事前に衣装合わせもしているので、ドレスの失敗もないですし。
このように、撮影当日も気楽に楽しめるのはフォトウェディングならではのメリットと感じます。
体験してわかるフォトウェディングのデメリット・後悔・失敗談
メリットある一方で、体験してわかったデメリットもあるので書いていきます。
フォトウェディングを親族に周知しておく必要がある
フォトウェディングのデメリットとして、親族の理解を得るのが難しいと感じました。そもそもフォトウェディングって何?という人もいるからです。
例えば、フォトウェディングに祖父母を呼ぶとなると、普通の結婚式を想像してしまうこともあります。そもそもフォトウェディングという価値観が祖父母世代にはなかったりするので。
よって、事前に親や祖父母に「結婚式ではなく、ドレスを着て写真だけを撮る」ということを認識しておいてもらう必要があります。そこの認識がずれてしまうと、撮影当日に想像していたギャップを感じてしまうリスクも。
私の場合、妻の親と祖母が来ましたが、その点はしっかりと説明しておきました。
フォトウェディングのみで後悔や失敗することがないよう、親族にきちんとフォトウェディングがどんな感じか伝えておきましょう。
参列者は長丁場の写真撮影を見ることになるのでさすがに飽きる
私たちは写真撮影を約3時間程度しています。その間参列者はその写真撮影を見ているだけかたまに一緒に写真撮影に入るくらい。そのため、さすがに3時間近く撮影の現場にいると飽きるししんどいんですよね。
もちろん撮影されている当事者は色んなポーズを取るので一番しんどいです。ただ、それを見ている側もしんどいっちゃしんどい。ドレスとか初めて見た瞬間は感動するでしょうが、3時間近く見ているとさすがに飽きます。
よって、参列者は「友人は最初や最後の1時間だけで帰る」とか「家族だけ」とかが良いかなと思います。私たちは和装→ウェディングドレス→カラードレスの順で撮影しましたが「3つのうちどれか1つだけ見て帰る」とかでも十分です。1つだけなら1時間ですし、疲労を感じずに楽しめるでしょう。
もしくは家族なら全部見たい人も多いでしょうから参列者は家族だけにするとかもありですね。
フォトウェディングのやり方・準備
フォトウェディングをするために、実際に行ってきた準備や段取りについて1から紹介します。
近場のスタジオ探す(撮影の4か月ほど前)
まずは近場のフォトウェディングスタジオがないか探しました。撮影当日はもちろん、打ち合わせや衣装合わせで何度か行かないといけないため、近場のが便利です。
妻と調べた結果、小さな結婚式にしました。何個か候補がありましたが、価格的に安そうなのとキャンペーンをしておりタイミングも良かったので、小さな結婚式にしました。
キャンペーン確認を確認する
続いてキャンペーンがあるか確認します。小さな結婚式では、1月末までに申し込み、5月末までに撮影すれば50%OFFというキャンペーンがありました。
ただ、キャンペーンに関してはどのフォトウェディングスタジオでもあります。そのため、近場かつキャンペーンの時期や撮影のタイミングの都合が合うスタジオがベストですね。
初回相談に行く
近場でキャンペーンがありそうなスタジオが決まったら、初回相談に行きます。
私の場合、初回相談はまずメールで問い合わせて日時予約し、実際に訪問しました。訪問までにやることは、案内メールに来るマイページの登録を済ますくらいです。
また、初回相談までに以下のことを決めておくとスムーズかなと感じました。
- 撮影日
- アルバムを依頼するかどうか
- ドレスを何着着るか
- ロケーションかスタジオ撮影か
- 写真を補正するかどうか
初回相談ではプランナーからプランの詳細説明を受けたり、自分たちの希望を聞き取ってもらいます。その上で見積もりを受け取り、家に持ち返って検討していく感じです。即決しないといけないとかないので安心してください。
自分たちの希望を伝える上で撮影日は大まかに決めておいた方が良いです。何月頃を予定しているとか。キャンペーンがあるならキャンペーン内で撮影の段取りを進めましょう。
続いてアルバムを作るかどうか。アルバムの有無で金額が万単位で価格が変わってきます。私はアルバムは他社に依頼する予定だったので作らない選択肢を取りました。データだけもらいます。
ドレスも何着着るか決めておくとスムーズ。といっても、キャンペーンに「和装1着、洋装2着」という風に決まっていることが多いので、キャンペーンに合わせる形でOK。
「白無垢を着たい」とか「カラードレスを着たい」とか彼女の希望を聞きながら2人で決めていきましょう。
また、ロケーションかスタジオ撮影にするかも決めておくと良いです。スタジオならすべて室内で完結しますが、ロケーションなら外に出るので天候に左右されたり、第三者に見られます。
あと、値段もロケーションの方が高額です。私は2人で話し合って事前にスタジオ撮影と決めていました。
写真の補正は、実際の補正具合を写真で確認して決めましょう。初回相談で写真の補正はどんな仕上がりになるか見せてもらい、決めると良いです。
また、日程によりますが、初回相談時にドレスを1着試着できるフェアを開催してたりします。その日程に合わせて初回相談に行くものいいでしょう。
私は特に調べていませんでしたが、初回相談に行った日にたまたまドレス1着試着と撮影用のチャペル見学のフェアをやっている日でした。このような日を狙って初回相談に行くと、フォトウェディングのイメージがつきやすくなるのでおすすめです。
メールでやり取りして、予約金を振り込む
初回相談の後はメール等で疑問点を質問したり、当日までの予定を決めていきます。小さな結婚式では専用の掲示板があるので、そこで担当の人と連絡を取りました。
そこで決めた内容や質問したことは以下のようなこと。
- 平日衣装合わせの日程
- 撮影予定日
- 使用するスタジオ
- 【ヘアセット・メイク】に含まれるもの
- 撮影当日のスケジュール
平日の衣装合わせに行けば、オプションのドレスが安くなるキャンペーンがあったので、その日程を決めました。その延長で撮影予定日もキャンペーンの範囲内で決めていきます。
また、初回相談の時点で使用するスタジオが固まっていなかったので、追加でスタジオを使うことも連絡しました。
「当日のメイクは全く不要か」など、気になる点はすべて聞いておきます。ちなみに申し込んだプランに【ヘアセット・メイク】が含まれていたので、当日はノーセット&ノーメイクでしたね。
撮影当日のスケジュールは担当の人が提案してくれたのに同意しただけです。全部プランを練ってくれているのでめっちゃ楽ですね。
内容が固まったら、予約金(小さな結婚式では1万円)を振り込む。これで準備はほとんど終了。あとは衣装合わせに1日行くくらいです。結婚式と比べるとマジで楽。
平日衣装合わせに行く(撮影の3か月ほど前)
小さな結婚式では、平日の衣装合わせに行くとオプションのドレスが半額になるというキャンペーンがありました。半額にしたかったので、平日2人で衣装合わせに行きましたね。
衣装合わせに行くならファーストルックをどうするか決めておきましょう。ファーストルックとは新郎新婦が初めてドレスやタキシード姿を見せあうこと。ファーストルックを当日にしたい人は平日の衣装合わせの際、それぞれの姿は見ないようにしなきゃいけませんから。
私たちは特にファーストルックを当日にする希望はなかったので、衣装合わせの段階でお互いに試着を見ながらどの衣装が良いか決めました。
衣装合わせの所要時間は3時間ほど。あらかじめカタログの中から着たい衣装を3着決めておきます。また衣装合わせまでに身長や体重、胸囲等を測った採寸表を小さな結婚式に提出しました。
彼女は和装の小物を合わせたりするのに、別日でもう1日衣装合わせに行きましたね。
フォトウェディング当日に必要な物・スケジュール・様子
フォトウェディング当日、何が必要でどのような動きになるのか実際の経験をもとに書いていきます。
フォトウェディング当日に必要な物
私たちは和装1着と洋装2着プランで、和装の肌着類は持ち込みしました。よって、撮影当日必要だった物は以下の通り。
必要な物(和装) | 必要な物(洋装) | |
---|---|---|
新郎 | 肌着(白のVネック)、ステテコ、足袋、フェイスタオル4枚 | インナーシャツ、黒靴下 |
新婦 | 肌襦袢、裾除け、半襟、重ね衿(重ね襟)、足袋、フェイスタオル4枚、ヘッドアクセサリー | ストッキング、グローブ、ネックレス、イヤリング、ヘッドアクセサリー |
もし、手ぶらで撮影当日行きたいなら、手ぶらセットが1人5,500円でありました。ただ、個人で用意した方が安いので、用意することに。
新郎側で必要な物はユニクロでほとんど揃います。足袋だけ売っていないのでネットで買いました。肌着とステテコは長袖でも半袖でもOKでしたね。
新婦側の肌襦袢(はだじゅばん)とは着物を着る際の上半身の肌着。裾除けとは下半身の肌着。彼女は成人式の時の物を再利用していました。
半襟と重ね衿は襟としては同じです。違いは「直接肌に触れるか触れないか」。半襟は直接肌に触れ、重ね襟は着物と半襟の間に使います。
フォトウェディング当日のスケジュール
フォトウェディング当日のスケジュールは以下の通り。
時間 | 内容 |
---|---|
9:15 | 現地にて合流 |
9:30 | 着替え |
11:30 | 和装撮影 |
12:30 | ウェディングドレスに着替え |
13:30 | ウェディングドレス撮影 |
14:30 | カラードレスに着替え |
15:30 | カラードレス撮影 |
16:30~17:00 | 撮影終了・見送り |
朝から始まって、夕方頃に撮影は終わります。よって、1日予定を開ける必要があるでしょう。食事付きのプランにする人は、ここに食事がプラスされますからね。
撮影当日は非常に段取りよく進めてくれました。特に何のトラブルもなく、スムーズに終わりましたね。プランもすべて小さな結婚式側が提案してくれます。
フォトウェディング当日の様子
フォトウェディング当日は予定通り9:15頃にスタッフの方と合流し、9:30から和装の支度に入りました。
合流した段階で「撮影したいポーズなどありますか?」と聞かれます。特になかったのでおまかせしましたが、もし取りたいポーズがある人は考えておくといいですね。
新婦の和装の用意はガッツリ1時間くらいかかります。新郎は15分で終わりました。その間新婦の支度が終わるのをヘアメイクの人と談笑しながら待ちます。
支度が終わったらすぐに和装の撮影スタジオに移ります。そこから1時間撮影しっぱなし。プロのカメラマンがいるので、言われるがままにポーズを取ります。絶対笑顔は求められるので、笑顔は作れるようにしましょう。
和装と同様の流れをウェディングドレスもカラードレスもします。ただ、最初のヘアメイクと和装の着付けが最も時間がかかるので、その後のヘアメイクと着替えは1時間もかかりませんでした。撮影はそれぞれ1時間取ります。
よって、15:30には撮影を終え、16時ごろには終了していました。予定時間より1時間ほど早かったですね。
フォトウェディングの総費用
フォトウェディングでかかった総費用は以下の通り。
合計233,400円。ドレスやタキシードのランクアップが高額ですが、キャンペーン等を利用し、できるだけ安く抑えました。
フォトウェディングを安くするポイント
フォトウェディングの費用を安くするには以下3つのポイントがあると感じたので紹介します。
- キャンペーンを使う
- 撮影当日を平日にする
- 追加するオプションを少なくする(特に小物類)
それぞれ詳しく見ていきます。
キャンペーンを使う
キャンペーンは各フォトウェディングスタジオのホームページ上に書いてあります。私の場合、以下のキャンペーンを利用しました。
- 申込期間と撮影期間によるキャンペーン
- 平日の衣装合わせキャンペーン
最も多いキャンペーンは期間限定のキャンペーン。申込期間と撮影期間を指定された期間までにすれば、安くなるというもの。私は期間限定のキャンペーンを利用し、通常価格の半額で申し込んでいます。
また「平日に衣装合わせをするとランクアップした衣装が50%引き」というキャンペーンも利用しました。平日に衣装合わせに行くだけなのでお得でした。
追加料金なしで着られるドレスももちろんあるのですが、素っ気ないのが多いです。タキシードも同様。よって、ドレスとタキシードはランクアップしました。このランクアップにかなりお金がかかるのですが、半額になりましたね。
追加するオプションを少なくする(特に小物類)
女性側はウェディングドレスに伴う色んな小物類があります。ティアラや手袋、和装に必要な小物など。これらはオプションをつけだすとキリがないので自分で用意することをおすすめします。
メルカリでも山ほど売っているので、探してみましょう。妻は小物類は自分で用意し、1万円以内に収めていました。オプションなら1個小物をランクアップするだけで1万円とかなので、自分で用意した方が圧倒的に安い。
私たちのプランは洋装2着、和装1着というプラン。洋装であるウェディングドレスとカラードレスをランクアップ。そして、タキシードをランクアップしました。
オプションで追加したのは上記のランクアップと和装に合うスタジオ(11,000円)を追加したくらい。その他にも食事を付けたり、ブーケを生花にしたり、挙式ありのセレモニーフォトウェディングにしたりなど、追加できるオプションは山ほどあります。
費用を抑えるなら、この追加オプションをできるだけ少なくしましょう。個人的には「着たいドレスがあるのに、高いから着ない」というのは後悔しそうだったので、着る物系は奮発し、他を抑えました。
撮影当日を平日にする
撮影日ですが、土日祝は数万単位で価格が上がります。小さな結婚式だと33,000円値上がる。高い。よって、撮影日はできるなら平日で。
期間限定で土日祝料金無料というキャンペーンもあるので「土日祝しか無理…」という人はキャンペーンの利用も検討してみてください。
結婚式がめんどくさいならフォトウェディングのみはあり
今回は「結婚式はやることが多すぎてめんどくさい…」と感じる人に向けて、代替案のフォトウェディングについて紹介しました。
結婚式がめんどくさいと感じるのは、初めての経験でやることが多く大変だからという意見が多いです。また、恥ずかしくてそもそもやりたくないとか費用面で厳しいという意見もあります。
そんな手間や恥ずかしさ、費用負担を軽減してくれるのがフォトウェディングです。フォトウェディングだと、決めることは少ない上に、友人や家族を呼ばなくてもできます。また、費用面でも結婚式に比べると大幅に節約できるのが利点です。
もし「結婚式はしたくないけど、ドレスは着たい」という希望があれば、ぜひ本記事を参考にフォトウェディングを検討してみてください。