- メンズだけど、美容院に行くのが嫌だからセルフカットしてみたい
- セルフカットってバレバレなの?
- セルフカットで後ろの切り方ややめた方がいいことを教えて!
美容院が苦手だったり、費用面から「美容院に行きたくない…」というメンズは多いです。ただ、セルフカットするにはどうしたらいいか分からず、失敗する不安感から結局美容院に行き続ける人も。
私は美容師ではないですが、セルフカットし続けて4年以上経過しています。その間「セルフカットでバレバレ」という指摘を受けたことはないです。ただ、セルフカットを始めるまでは「後ろとかどうやって切ろう」と不安しかなかったことも覚えています。
そこで本記事では、実際セルフカットはバレバレなのかやバレないようにするにはどうセルフカットしたら良いかまでまとめて紹介します。
この記事を読めば「セルフカットって全然余裕やん!」と思えるでしょう。

セルフカットは長くなったところを切ればいいだけ!1回で完成させず、少しずつ何度も切るのが大切。
セルフカットはバレバレなのか
早速、セルフカットはバレバレなのか、自身の経験談を紹介していきます。
細かいセルフカットを繰り返しているとバレない
結論から言えば、セルフカットはバレバレになりません。ただやり方次第という点は注意です。
私はセルフカットでバッサリ切ったりしません。少しずつ気になった部分を切る感じ。そのような少し切ったくらいの細かい変化に気づく他人なんかいなんいんですよね。
ただ、もちろん自分から「セルフカットしている」と言えばバレます。私も周囲にはセルフカットしていることを伝えているのでバレていますが、それまでは全くバレていませんでした。
よって、細かいセルフカットを繰り返している限り、バレバレになるということはないでしょう。
周囲に美容師が多い人はバレる可能性あり
ただ、周囲に美容師が多いという人はバレる可能性があります。一般の人よりも髪の毛をよく見ているでしょうから。
私も美容師から見たら「バレバレ」ということになるでしょう。でも、美容師じゃない人からはバレたことがない。
大半の人は美容師じゃないので、その人達にバレなければ何の問題もないでしょう。
セルフカットがバレバレになる理由
では、セルフカットはなぜバレバレになり得るのでしょうか。その理由について見ていきます。
髪を梳き過ぎるから
髪を梳き過ぎるとバレバレになる恐れがあります。理由は一気に髪の毛がなくなるからですね。
セルフカットをしようとすると、まずどうやっと切るかを調べると思います。調べると、すきバサミの使い方とかメンズの後ろ髪をどうやってすきバサミを使うかとか出てくるでしょう。
ただ、個人的にはすきバサミは不要です。素人がすきバサミを使うと高確率で失敗します。そして、失った毛はかなり時間が経たないと戻りません。
そんなチャレンジをするなら、単純に普通のハサミで長くなったところだけを切ればいい。すきバサミ自体必要ありません。私も1回も使ったことありませんね。
美容師のような技術に挑戦するから
美容師のような技術に挑戦しようとすると、むしろセルフカットがバレバレになります。そんな技術、1回では身に着かないから。
美容師は何度も繰り返し切り方を勉強し、実技もしながら技術を身に着けています。それを1回のセルフカットでやろうとすること自体が間違い。確実に失敗します。
長いところを結んで切るとか、簡単なことはOKです。ただ、レイヤーがどうたらこうたらとか気にするのはやめましょう。失敗します。素人はシンプルに長いところを切るだけです。
「自分は見られている」という思い込みがあるから
多少髪の毛切ったくらいで、誰も気づくことはありません。「セルフカットで変な風になったからバレるのでは?」という思い込みがバレバレ感を加速させてしてしまっているのです。
想像しているよりも誰も自分のことを見ていないんですよね。例えば目にかかる前髪を少し切ったからといって、すぐに気づく人なんかいないです。
よって、過度な思い込みがセルフカットの失敗の恐怖を煽っているといえるでしょう。
セルフカットがバレバレにならないコツ
では、セルフカットでバレバレにならないようにするにはどのようなことに気をつければいいのでしょうか。
髪型を固定する
セルフカットする場合、髪型は固定するのがおすすめ。固定すれば、何度もセルフカットするうちに、どこをどう切ればいいか分かってくるから。
私は横はバリカンで刈り、前髪は目にかからない程度の長さと決めています。それ以外は適当に長いところを切るだけ。
難しい髪型にチャレンジしようとしても失敗するだけなので、基本的に「長いところを切る」というスタンスがおすすめです。
1回で仕上げようとしない
セルフカットは1度で髪型を完成しなくてもOK。「気になったら切る」くらいの感覚でうまくいきます。
そもそも髪の毛は日によって大きくコンディションが異なりますよね。湿気が多い日とか、異なるシャンプーを使った日とか。
美容院に行ってた頃「髪のコンディションが日によって異なるのに1日で仕上げるとか無理やろ…」といつも思っていました。
セルフカットだと「気になったらちょっと切る」ということを繰り返せます。よって、何日かかけて仕上げるので、どのコンディションでも合いやすい髪型に仕上がっていくのです。
例えば眉毛だったら、気になった時に整える人が多いと思います。私は眉毛のような感覚で髪の毛を切るようにしていますね。
周囲より少し長い部分だけを切る
セルフカットを繰り返していると「1か所だけ長い」みたいな髪が出てきます。基本的にその部分を切るだけでOKです。
特に前髪は目につくので頻繁に長い部分が出てきます。その部分だけ斜め方向でハサミで切れば、だいぶスッキリします。
髪を梳くことはしない
私はセルフカットする時、普通のハサミのみで行います。すきバサミは使いません。理由は失敗しやすいから。
すきバサミを使うと、自分が思っている以上に髪が無くなります。すきバサミで失敗した部分は素人じゃ取り返しがつかないんですよね。
よって、セルフカットではすきバサミを使わず、普通のハサミのみで行うのがおすすめです。
横はバリカンを使う
メンズのセルフカットの場合、サイドや耳周りはバリカンがおすすめ。理由は楽だから。
バリカンのやり方は超簡単。耳の前から後ろにバリカンをあて、残りの耳にかかっている部分だけハサミで切る。それだけで耳周りは終了です。髪の毛が長めでも短髪の人でもセルフカットするには必須のアイテムでしょう。
個人的には6ミリくらいがちょうどよいバリカンの長さ。短すぎず、長すぎずって感じでいい具合にスッキリしますよ。
私は以下の商品を使っています。
上記商品は水洗いできるのが最高ですね。風呂でそのまま洗えます。
また、長さも3mm~15mmまで調整でき、何度かトライするうちに自分に合ったバリカンの長さが必ず見つかります。何度かチャレンジしてみてください。
後ろは襟足が長くなったら「感」で切る
セルフカットの後ろは正直「感」で切ってます。私は襟足が長くなってきたと感じたら切るようにしています。
切り方はマジで感です。まず襟足をゴムで結ぶように束ねます。そこから斜めにカットしていくだけ。
ある程度切れたら鏡で長さを確認。「一部だけ長い」とかの切り残しが無かったら完成です。確認してもらえる人が家にいるなら確認してもらってもいいでしょう。
襟足以外も切り方は同じ。正直襟足さえ変にならなかったら、誰にもバレません。そんなに後ろの髪の毛を見ている人なんかいませんから。
どうしても気になる人は合わせ鏡をして切ってもいいでしょう。合わせ鏡をして切るくらいなら、誰かに切ってもらった方が楽な気もしますが。
失敗した場合の修正方法
セルフカットで失敗するのは「切り過ぎ」です。前髪の一か所だけ凹んだようになってしまうとかあるあるですね。
そんな時は一回髪をくしゃくしゃにバラしましょう。セルフカットする時、髪をある程度まとめていることが多いので。
くしゃくしゃにしたら「そんなに変ではない」と感じることが多いです。ただそれでもやっぱり凹んでいるとなったら、その凹みの長さに合わせて前髪を切るしかないですね。
セルフカットで切った前髪なんかすぐ伸びるので、数日の辛抱です。次セルフカットする時に気をつければOK。
セルフカットのメリット
では、セルフカットにはどのようなメリットがあるのでしょうか。
美容院代がかからない
何といっても美容院代がかからないのは大きなメリット。美容院を1回4,000円、2か月に1回行くとすると、年間24,000円も節約できるのです。
私は4年以上セルフカットなので、約10万円も節約できている。これが一生となるとかなり大きいメリットですよね。
このように、自分で髪を切る人の心理で「美容院代を節約したい」と考えている人は多いです。私もセルフカットのきっかけは「美容院高くね?」という気持ちからでした。
自分が納得する髪型にできる
セルフカットすることで自分が納得する髪型にできます。良くも悪くも責任はすべて自分にあるからですね。
例えば美容院に行って「なんか思ってた髪型と違う…」なんてことあるあるです。それが高い美容院代を払っていたら、より一層後悔するでしょう。
一方でセルフカットなら、失敗しても自分のせいだから納得できるんですよね。もちろん成功すれば嬉しいのは間違いないです。
コツを掴めば美容院よりも失敗しにくい
セルフカットはコツを掴めば美容院よりも失敗しにくいです。理由はセルフカットで同じ髪型を続けていると、どう切れば自分に合うか分かってくるから。
例えば、美容院だと当たりはずれがめっちゃありますよね。ずっとお世話になっている美容師がいればいいですが、皆そうではない。納得いく髪型にできず、美容院をコロコロ変えている人も多いでしょう。
しかし、セルフカットであれば、何度も自分で繰り返すので次第に自分に合うやり方が見つかってきます。そうすれば、新たな美容院に行くよりも確実に失敗しにくいです。
また、セルフカットしてから美容院に行っても、別に迷惑ではありません。そこをうまいこと仕上げるのが美容師の仕事でもあります。とんでもない注文はダメですが。
そのため「セルフカットしたから美容院に戻れない」みたいな恐怖心は不要。「やっぱり美容院がいい」となれば、自由に美容院に行きましょう。
セルフカットに必要なものがハサミ1本とバリカンのみ
セルフカットに必要なものが少ないのも大きなメリット。セルフカットはハサミ1本とバリカンがあれば可能です。
櫛とかセルフカットセットみたない物を買いたくなるかもしれませんが、不要です。家にある普通のハサミと普通のバリカンでできます。
必要なものが少なく、初期費用があまりかからないのはうれしいですね。
セルフカットのデメリット
もちろん、セルフカットにはデメリットもあるので紹介します。
コツをつかむまで時間がかかる
セルフカットはコツを掴むまで時間がかかります。自分で髪を切るなんて一般の人なら慣れてないからです。
ただ、一回切り出すと自然に慣れます。不安があるのは最初くらいです。
よって、思い切ってセルフカットを始めてみて、最初の恐怖心を払拭するのがいいでしょう。「案外こんなもんか」と感じるはずです。
切った後の髪の毛を処理しなければならない
セルフカットの手間として、切った後の髪の毛を処理しなきゃならない。これはデメリットですね。
例えば美容院や床屋に行くと、切った後の毛は絶対にその場でほうきで掃いたりして処理してくれます。それを自分でやらなきゃならないのです。
切った髪の量が多ければ多いほどめんどくさい。この処理方法は次のセルフカットで切った後の髪の毛はどう処理するかで紹介します。
セルフカットで切った後の髪の毛はどう処理するか
では、セルフカットで出た大量の髪の毛はどのように処理するのでしょうか。
つまみながらゴミ箱へ
最も簡単な処理方法は切った毛をそのままゴミ箱に入れること。ビニール袋なんかをセルフカットする近くに置いて置き、切ったらそのままビニール袋に入れて捨てます。
細かい毛はコロコロで一掃
切った毛をつまんでそのままゴミ箱に入れても、細かい毛が確実に残ります。細かい毛はコロコロに任せましょう。
私もいつも切った毛を直接ゴミ箱に入れ、残りを軽くコロコロしています。
最後はロボット掃除機で全体を掃除
コロコロしても、髪が飛び散ったりしたら広範囲をコロコロしなきゃならずめんどくさいです。よって、仕上げはロボット掃除機で一掃です。
よって、セルフカットで切った髪の毛の処理は以下の通り。
- つまみながら切った毛をゴミ箱に入れる
- 細かい気になる毛をコロコロする
- ロボット掃除機で仕上げる
上記で切った毛はきれいに床からなくなります。
私は切った毛を直接ロボット掃除機で吸ってもらうことも試しましたが、切った髪の毛の量次第で吸いきれないことがありました。よって、上記手順で大部分の毛を処理してからロボット掃除機が吸ってもらうのがおすすめです。
バリカンは風呂がおすすめ
バリカンを使うならお風呂で使うのがおすすめ。バリカンを使うと体が髪の毛だらけになるし、大量の毛が床に落ちるから。
まずバリカンを使うと細かい毛から長い毛まで、体のあちこちに付着します。さすがに手で払うだけでは払いきれない量です。
また、バリカンを使って落ちる毛もかなり量が多く、コロコロやロボット掃除機で一掃するなら何度か掃除しないといけない。よって、風呂場で全部髪の毛を流すのが楽。
もちろん、排水溝にはネットを装着しているので、髪の毛をネットで受け止め、そのままゴミ箱行きです。
セルフカットしない方がいい人
最後にセルフカットしない方がいい人を紹介しておきます。
パーマやカラーしている人
パーマやカラーをしている人は美容院にいった方がいいでしょう。理由は自分でパーマやカラーをやると失敗するのとめんどくさいから。
自分で時間をかけてやっても失敗する可能性が高い。だったら高い美容院代を出してパーマやカラーをした方が時間を無駄にしないし、無駄な出費も抑えられます。
よって、パーマやカラーは美容院でおまかせしましょう。自分でやると頭皮の悪影響も心配ですし。
髪型を大きく変えたい人
髪型を大きく変えたい人はセルフカットせずに美容院に行った方がいいです。こちらも失敗する可能性が高いからですね。
髪型を変える場合、まず美容院に行って整えてもらいます。そこからセルフカットに移行するのはありですね。
まずは美容院に行って、セルフカットの土台を築いてもらいましょう。
セルフカットは1日で仕上げようとしなければバレない
今回はメンズのセルフカットはバレバレなのか、実際の経験談を書いていきました。
セルフカットは気になった部分だけ切り、何日かかけて仕上げていくのであれば、他人にバレバレになることはありません。ちょっと前髪や後ろ髪を切ったくらいで、気づくほど自分のことを見ている人なんかいませんから。
かといって、美容師のような技術に挑戦したり、すきバサミを使って梳き過ぎるとバレます。
よって、セルフカットするなら「周囲よりも少し長い部分を切る」という意識と「同じような髪型をする」という単純さが大切。何度もカットするうちに同じ髪型だとどのように切ればうまくいくか分かります。
1回で仕上げるのではなく、眉毛を整えるような感じで「気になったら切る」というスタンスでいきましょう。日によって髪の毛のコンディションが異なるので、何日かかけてベストな髪型を作り上げていくのです。
セルフカットが気になっている方はぜひ1度挑戦してみてくださいね。