- 手動で動かす掃除機っていちいち掃除がめんどくさいし、いらないかも…
- 手動じゃなくて、掃除を自動化したい
- クイックルワイパーとかって手動掃除機の代わりになるの?
手動で動かす掃除機はどうしても自分が動いて掃除しないといけないです。自分が動いて掃除するたびに「床掃除めんどくさい…」と感じる人も多いのではないでしょうか。
私は床掃除をほとんどロボット掃除機に自動でお願いしています。もちろん、ロボット掃除機を導入するまでは手動の掃除機もクイックルワイパーも使っていました。
そこで本記事では、手動で動かす掃除機がいらない理由から手動掃除機の代わりになるものまでまとめて紹介します。
この記事を読めば、手動掃除機による面倒な床掃除から解放されますよ!

床掃除はロボット掃除機に全自動でおまかせ!
手動掃除機の代表的な3つの種類
手動で動かす掃除には大きく3つの種類に分かれるので、ここではその3種類について紹介します。
キャスター型
キャスター型掃除機とは実家に1台はありそうな昔ながらの掃除機。掃除機がコードで繋がっています。また、本体が床についていて、本体のキャスター(車輪)が回ることで動くという特徴も。
このコードとキャスターが鬱陶しくて、掃除の際に煩わしさを感じたことのある人も多いのではないでしょうか。
掃除中「キャスターがコードを巻き込んで鬱陶しい」とか「コードの長さが足りない」と感じたことがある人も多いはず。そんな掃除機がキャスター型です。
スティック型
続いて最近よく見るスティック型。「ダイソンの掃除機」と言われれば、パッと想像できるような掃除機のこと。
本体が直線的でスリムな形状なのが特徴。コードもないので、自分が動けば隅々まで掃除できます。
ハンディ型
最後はハンディ型。ハンディ型はスティック型を軽い力で動かせるように小さくしたもの。
布団クリーナーなんかもハンディ型が多いです。布団クリーナーは布団専用のタイプと床掃除できる兼用タイプがあります。兼用タイプは先端のアタッチメントを付け替えて布団と布団以外で掃除方法を変えるのです。
よく布団掃除で気になる点であげられるのが「ダニ」。掃除機で吸われたダニはほとんど掃除機のホースやパイプの中で死滅します。掃除機のゴミ箱に白い粉が溜まっていたらダニの死骸の可能性も。
そんなダニ対策を備えた布団クリーナーもあります。布団クリーナーには温風機能やUV機能を搭載しているモデルもあり、ダニ対策が可能です。
布団クリーナーに代表されるように、スティック型を小さくしたような掃除機がハンディ型です。こちらも自分さえ動けば至る所を掃除できるでしょう。
手動の掃除機がいらない理由
続いて手動で動かす掃除機がいらない理由について書いていきます。
自分が動いて掃除するのがめんどくさいから
最も大きな理由として「自分が動いて掃除するのがめんどくさい」という点があげられるでしょう。手動の掃除機だと、どうあがいても自分が動かないと掃除できないです。
毎日何部屋もある部屋を、重たい手動の掃除機を持って掃除する。想像するだけでもめんどくさくて嫌ですよね。
よって、手動の掃除機がいらないと感じる理由として掃除の手間と言う点があげられます。
手動の掃除機は掃除の終わりが見えないから
手動の掃除機はなかなか掃除の終わりが見えないことも。部屋の隅々まで気にし出すとマジで終わらない。
例えば、今置いてある家具の周囲など。いちいち家具を動かして掃除してもいいですが、そんなことをやり出したら掃除だけで日が暮れます。
このように、気になりだすと掃除の終わりが見えないことも手動で掃除するのはおすすめできない理由です。
クイックルワイパーがあれば手動掃除機はいらないのか
床掃除でよく使われるクイックルワイパー。
ここでは、クイックルワイパーさえあれば、手動の掃除機はいらないのか書いていきます。
最終的に集めたごみをほうき等で処理する必要がある
クイックルワイパーは部屋のゴミを集めることはできますが、吸い取れません。よって、クイックルワイパーで集めたごみをほうき等で集めて捨てる必要があります。
もちろん掃除機で吸ってもいいです。ただ、掃除機で吸うなら「クイックルワイパーで集める前に掃除機で吸った方が早くない?」となりますよね。2度手間ですから。
ほうきに関していえば、掃除機よりすごいほうきとして「棕櫚(しゅろ)ほうき」という優れたものもあります。棕櫚とは丈夫で長持ちする自然素材のこと。
棕櫚の繊維に油分が含まれているので、何度も掃除するうちに床に艶が出ます。また、耐久性も高いので通常のほうきよりもへたれにくく、年単位で使える。あとおしゃれなのでインテリアとしても人気です。
さらに「ワンストロークほうき」という物もあり、ひと掃きでゴミをしっかり集められるワンランク上のほうき。
ただクイックルワイパーを使うにせよ、優れたほうきを室内で使うにせよ、どっちにしろ手動という掃除の手間は変わらないです。
手動でめんどくさいという点は掃除機と大差ない
クイックルワイパーを使っても、手動の掃除機とめんどくささという点では大差ないです。クイックルワイパーも結局自分の手足を動かす必要があるから。
さらにクイックルワイパーは掃除するたびにシートを取り換える必要がある。サラッとゴミを集めるだけなら数日いけるかもですが、ガッツリ掃除したら確実に取り換えなきゃ汚い。その点手動の掃除機なら月単位のゴミ交換で良いのでまだ楽ですね。
また、クイックルワイパーの掃除だけじゃ物足りない人も。まずクイックルワイパーで大方のゴミを取り、そこから掃除機をかけるという順番で掃除する人もいます。
つまり、手動の掃除機よりもむしろ掃除の手間が増えてしまうことも多いのがクイックルワイパーです。
手動掃除機より優れている点が軽いのと音が出ないくらい
クイックルワイパーにも優れている点はあり、その軽さと音が発生しない点。ただこの点もそれほど大きなメリットになりにくい。
手動の掃除機もハンディ型のように軽量の物もあります。また、最新の掃除機は音も随分静かです。
よって、手動掃除機と比べて、あまり強いメリットがないと個人的には感じました。
どうしてもクイックルワイパーを使うならマグネットワイパー
クイックルワイパーも手で動かすので掃除の手間がどうしても発生します。ただ、クイックルワイパーの中でもその手間を最小限にできるマグネットワイパーという優れた商品も。
クイックルワイパーはシートを取り換える時、少し外したりつけたりしにくくてめんどくさい。それがマグネットワイパーなら磁力でくっつくので、シートの取り外しも一瞬です。
もし「どうしてもクイックルワイパーを使って掃除がしたい」というのなら、マグネットワイパーが手間が少なくおすすめです。
【自動化】手動掃除機の代わりに必要なもの
ここまで、手動掃除機もクイックルワイパーも「自分の手足を動かす」という手間があることを書いてきました。
そこで、めんどくさがりの私はロボット掃除機を導入し掃除を自動化させました。その経験を踏まえて、自動化に必要なものを書いていきます。
ロボット掃除機
床掃除の自動化に必須なロボット掃除機。こいつが無ければ床掃除の自動化は始まりません。
会社に出勤している間にロボット掃除機に床掃除を自動でしてもらいます。帰宅したら髪の毛はほとんど落ちていません。
どのロボット掃除機がおすすめかは以下の記事で詳しく書いています。
Alexa(アレクサ)
ロボット掃除機はスマホさえあれば、スマホをリモコンのようにして使えます。ただ、自分の声で動かしたいのならアレクサやGoogleアシスタントのようなスマートスピーカーが必要。
アレクサとは音声で操作できるAIアシスタント。あらゆる家電を音声で操作できるようになります。
私は「アレクサ、外出する」と言えば、ロボット掃除機自動で動き出します。また、同時に部屋中の電気が消え、換気扇・エアコンが自動で切れるようにしています。一声かけるだけであらゆることができるので、めんどくさがりにはうってつけの商品。
ラグやカーペットのない部屋
ロボット掃除機を導入するならできるだけラグやカーペットがない方がベストです。さすがにラグやカーペットにめり込んだ髪の毛をロボット掃除機が吸い込むのは難しいです。また、ラグやカーペットがあることでロボット掃除機の動きが悪くなり、エラーが起こることもよくある。
私は部屋にカーペット類は全く敷いていません。よって、ロボット掃除機がエラーになることも掃除機でゴミが吸い取れないということもほとんどないですね。
80%くらいの綺麗さでOKという気持ち
ロボット掃除機を導入するのであれば「80%ほどの綺麗さを保てればOK」という気持ちを持つようにしましょう。ロボット掃除機を導入したからといって、毎日部屋中にほこりや髪の毛1つない部屋にしてくれるかと言われるとさすがに無理です。
ロボット掃除機の掃除が終わったら、目につく大きな汚れはほとんど取り除いてくれます。ただ、細かい小さなほこりや髪の毛など、ちょっとだけ残ることもしばしば。
よって、ロボット掃除機が80%くらい部屋を綺麗にしてくれたらOKという心が大切です。ちょっとでもほこりや髪の毛が残っていたら気になるという人はロボット掃除機はやめておいた方が良いでしょう。自分で掃除をした方が気が楽になると思います。
手動掃除機の出番がある場所
ここまで手動掃除機よりも手間の面でロボット掃除機の方がおすすめと書いてきました。ただ、手動掃除機も場所によっては出番があるので紹介します。
ペットがいる部屋
ペットを飼っている人は手動掃除機の出番でしょう。掃除する毛の量が半端ないのと、ロボット掃除機とペットの相性が悪い可能性があるから。
まずペットの抜け毛の量は尋常じゃないです。それを小さなロボット掃除機で吸うとキャパオーバーになる。よって高価なロボット掃除機が必要になってきます。
ロボット掃除機に数十万近く出せるかと言われれば「…」という感じですよね。
また、ペットがロボット掃除機を怖がる可能性があります。最初は見守りながら短い時間で稼働して、慣れてきたら普通にロボット掃除機を稼働する。
ただ、全くペットがロボット掃除機に慣れてくれない可能性も。つまり運ですね。
よって、ペットがいる部屋は手動で掃除した方が手っ取り早く、ペットの負担も少ないです。
ラグやカーペットを敷きまくっている部屋
ラグやカーペットを部屋のあちこちに敷いている部屋も手動掃除機が良いでしょう。理由はロボット掃除機ではラグ等の上をきれいにできないから。
ラグやカーペットの上ももちろんロボット掃除機で掃除できますが、ラグ等に絡まった毛はさすがに厳しい。ここはコロコロや手動掃除機で何度も吸引する必要がある。
よって、ラグやカーペットの絡まった毛まで綺麗にしたい人は手動掃除機の出番です。
また「剥がせないカーペット」を使っている人はもっと掃除が手間になります。まず剥がせないカーペットの髪の毛やほこりを取り除きます。そこから重曹やウタマロクリーナーで拭き掃除。めんどくさい。個人的にはラグやカーペットは掃除の手間という点から不必要だと思います。
このように、ラグやカーペットが部屋に多い人は手動掃除機の出番があるでしょう。
部屋数が多い家
部屋数が大量にあるなら、手動掃除機の出番もあるでしょう。ロボット掃除機に全部屋掃除してもらうのは、数が多すぎるとバッテリーの関係で行き届かないから。
さらに、部屋ごとに大きな段差があれば、ロボット掃除機が乗り越えられません。私は100均でスロープを作りましたが、さすがに何部屋も作るとなるとしんどいです。
よって部屋が多い場合はロボット掃除機を増やす。もしくは手動掃除機やクイックルワイパー、コロコロで対応です。
掃除はロボット掃除機で自動化して楽する
今回は手動のロボット掃除機がいらない理由やクイックルワイパーが代わりになるのかについて紹介しました。
手動の掃除機もクイックルワイパーも「自分で手足を動かす」という「手間」という面では同じ。よって、その手間を無くしたいなら、ロボット掃除機による床掃除の自動化がおすすめです。
ロボット掃除機を導入するなら、できるだけカーペット類がない部屋にして「80%くらいの綺麗さでOK」という気持ちが大切。100%掃除したいのなら自分で気が済むまで隅々掃除した方が良いです。
ぜひ、床掃除を自動化して、今までの床掃除の時間をより有意義な時間に変えてみてくださいね!