- ロボット掃除機の水拭き機能はいらないの?
- ロボット掃除機の吸引と水拭きは高価格過ぎて手が出ない…
- ロボット掃除機は水拭きなしでも大丈夫か確認したい!
ロボット掃除機を購入する際「水拭き機能っていらないの?」と気になる人は多いです。しかし、実際には水拭き機能をほとんど使わず、吸引機能メインになり、購入を後悔することも。
私は水拭き機能なしのロボット掃除機を購入し、水拭き機能がなくても非常に満足しています。ただ、購入するまでは「水拭き機能がいるのかどうか」でかなり迷いました。
そこで本記事ではロボット掃除機の水拭き機能がなぜいらないのか解説します。
この記事を読めば、吸引タイプのロボット掃除機で納得でき、購入費を抑えられますよ!
ロボット掃除機の床拭き機能がいらないかは「普段から頻繁に床拭きするのか」を考えれば答えが出る!
ロボット掃除機の水拭きとタイプ
ロボット掃除機の水拭きとは、ロボット掃除機の裏面にモップがついていて、ロボット掃除機が動くと床が自動で拭けるという機能です。
では、その水拭き機能をロボット掃除機のタイプ別見ていきましょう。
ロボット掃除機には2つのタイプがある
そもそもロボット掃除機には2つのタイプがあります。
- 吸引のみ
- 「吸引+水拭き」のハイブリット
吸引のみは床掃除をするだけ。「吸引+水拭き」は吸引と水拭きができます。
水拭きしたいなら「吸引+水拭きのハイブリット」タイプ
水拭きが必要なら、「吸引+水拭きのハイブリット」タイプが必要です。ロボット掃除機によっては、以下のように吸引のみと吸引+水拭きモデルが展開されており、価格が異なります。
水拭き機能があるだけで1万円近く価格が異なるので、注意です。
ロボット掃除機の水拭きがいらない理由とデメリット
では、なぜロボット掃除機の水拭き機能はいらないのでしょうか。その理由やデメリットを見ていきます。
床拭き掃除自体あまりしなくても問題ないから
まず、第一に考えなきゃいけないのが「床拭き掃除って普段からそんなに頻繁にする?」ということです。
仮に一人暮らしで賃貸に住んでいるとしましょう。その場合どのくらいの頻度で床全体の拭き掃除をするでしょうか。
私の場合、10年一人暮らししていましたが、床全体を雑巾等で拭き掃除したことは1度もありません。料理等をして、床が汚れた際に拭き取る程度。
よって、床の拭き掃除なんかそんなにしなくても大した問題じゃないんですよね。ましてや部屋全体の拭き掃除なんか余計にしなくていい。気になったところだけ拭けばいいんです。
水拭きなしのモデルよりも高価格だから
価格面で水拭きモデルの購入を悩んでいるなら、吸引のみのモデルを購入した方がいいでしょう。
私の使っているAnkerの「eufy」というロボット掃除機なら、水拭き機能があるだけで1万円高くなります。
となると、1万円出して水拭きしたいかを考えるのが大切。私は普段から拭き掃除なんかしなかったので「水拭き機能は不要」という答えが出ました。床の髪の毛を吸ってくれれば十分。
床の厳選が必要だから
もし床拭きをロボット掃除機にしてもらうなら床の厳選が必要です。家の床が水で濡れてOKなのか、考えないといけない。
仮に賃貸に住んでいるのであれば、いちいち大家さんに「床の材質が何なのか聞く」という確認の手間があるわけです。
材質的にダメな場合は吸引のみのタイプ1択ですし、床の厳選自体めんどくさい場合も同様。
吸引のみモデルより段差を乗り越えられなくなるから
「吸引+水拭き」のハイブリットモデルは裏面にモップが付いています。その影響で吸引のみのタイプよりも段差に弱くなりがちです。
「モップなしなら登ったのに、モップありだと乗り越えられない…」なんてことになる。段差自体ロボット掃除機の敵なので、できる限りロボット掃除機が乗り越えやすい状態にしたいですね。
カーペットやラグ、畳と相性が悪いから
家にカーペットやラグ、畳がある人も多いでしょう。それらとロボット掃除機の水拭きは相性が悪いです。
カーペットや畳がある部屋に入ってもモップを続ける…なんてことになり兼ねない。畳がびしょびしょとか最悪ですよね。
ただ、カーペットや畳を自動検知してモップをあげて掃除してくれる高機能モデルもあります。そういったモデルだと、値段が跳ね上がる上に、結局は自分の家で実際に試してみないと何も分からないのが懸念点。
このように、カーペットやラグ、畳とロボット掃除機の水拭きは相性が悪いのでおすすめしません。
モップ洗いがめんどくさいから
続いてのデメリットはメンテナンス面。拭き掃除を終えたモップを放置しておくと、モップからカビが生えることも。
よって、拭き掃除のたびにモップを洗うというとんでもい手間が発生します。
この手間を排除した、ダストステーション付きでモップまで自動洗浄・乾燥してくれるモデルもありますが、とんでもなく高額
ロボット掃除機に約10万も出せるのか、今一度考えるべき。
水拭きできるといってもサラッと雑巾で拭く程度だから
最後のデメリットは水拭きでき具合。モップで水拭きすると言っても、さすがに人間がモップでごしごしこするレベルの拭き掃除はできません。
ロボット掃除機が動くと同時にモップを床にあてるだけくらいのイメージ。よって、床にこびりついた汚れは取れないでしょう。
汚れがひどい場合は結局人間が手でこするのです。
ロボット掃除機の水拭きがいらない人は?
では、ロボット掃除機の水拭きがいらない人とはどのような人なのでしょうか。
ロボット掃除機の水拭きにメリットを感じない人
ロボット掃除機の水拭きがいらない人とは、ズバリ、ロボット掃除機の水拭きに魅力を感じない人。ロボット掃除機のメリットは以下の通り。
- 床を清潔にできる
- 床の水拭き時間短縮
- 埃や花粉が舞い上がりにくい
- 吸引タイプより少し音が静か
床拭きを自動化できるので「普段から頻繁に床拭き掃除をする」という人は大幅に時短できるでしょう。床拭きを毎日することで埃や花粉などの細かいものが舞い上がりにくい上、吸引タイプに比べて静音性に優れています。
上記メリットを見て「あんまりいらないな」と感じる人は、吸引のみのタイプ1択です。
ちなみに吸引のみのタイプでもうるさいということはないので安心してください。以下の記事で実際に吸引のみのタイプが動いている様子を動画でも紹介しています。
「どうしても水拭きが必要」という人におすすめのロボット掃除機
ただ「私はどうしても水拭きが必要なんだ!」という人もいると思います。そんな人は、ロボット掃除機にとことん投資しちゃいましょう。
中途半端な「吸引+水拭き」のハイブリッドタイプを買うよりも、全機能搭載のロボット掃除機を買った方がメンテナンス等が楽でコスパが良いです。
おすすめは以下2つ。
Roborock「Q Revo QR52-04」
Roborockは言わずと知れた、北京に本社を置くロボット掃除機専門メーカー。そこから出ている最強クラスのロボット掃除機です。
現代のロボット掃除機の全機能が搭載されていると言っても過言じゃない。具体的に重要な機能は以下の通り。
- ゴミ自動収集
- モップの自動洗浄、乾燥
- ロボット掃除機への自動給水
- カーペットの際、モップをかけないモップリフトが可能
「とにかく水拭き・吸引のすべてを自動化させたい」という人にもってこいのロボット掃除機です。
吸ったゴミはステーション(ロボット掃除機が充電する場所)がすべて自動で吸収。モップの汚れも自動で洗浄してくれます。
つまり、人間がやることは水捨てと補給。それからステーションに溜まったゴミの処分のみです。
上記機能搭載で10万以下。水拭きが欲しいならありです。
Anker「Eufy X10 Pro Omni」
続いてはAnkerのEufy(ユーフィ)です。こちらもロボット掃除機の機能全部盛りの高機能タイプ。
「Roborock「Q Revo QR52-04」と同様に、ゴミの自動収集・自動洗浄・乾燥、モップへの自動給水機能があります。
機能全部盛りでは上記2種が10万円を切るコスパの高い商品です。どちらか迷った場合、私ならその時の相場で価格が安価な方を買いますかね。
水拭きがいらない人におすすめのロボット掃除機
最後は私も愛用している「吸引のみ」タイプのおすすめを紹介します。
Anker「Eufy RoboVac G30」
おすすめしたいのはAnkerの「Eufy RoboVac G30」。おすすめの理由は以下の通り。
- 価格が3万円を切る
- アレクサと連携できる
- 手入れが楽
- 省スペースに置ける
まず、価格が安いのに高機能です。3万円を切りますが、吸引力等申し分なし。
私はアレクサと連携し、ロボット掃除機の起動も自動化させています。「アレクサ外出する」と伝えるだけでロボット掃除機が勝手に起動し、家に帰ると掃除が完了しています。
ちなみに下位モデルの「Eufy RoboVac 15C」もありますが、G30の方がおすすめです。理由は、障害物回避や落下防止機能が優れているため。
ロボット掃除機は落下とかしちゃうと全く機能しません。よって、ここは投資する価値があります。
手入れも楽で週1回くらい、ダストボックスのゴミを捨てるだけ。1分くらいで終わります。
そして、コンパクトで省スペース。ダストステーションが付いているモデルだと、大きなスペースが必要になりますが、ダストステーションがないので省スペースでいけます。
結局ダストステーションがあっても、最終的にはダストステーションに吸収されたごみを自分で捨てなかきゃいけませんからね。ダストボックスを掃除するのと一緒。
3万を切り、アレクサと連携できる。さらに、手入れが楽で場所を取らない。そんなロボット掃除機が「Eufy RoboVac G30」。
ロボット掃除機の水拭きはいらない
今回はロボット掃除機の水拭きがいらない理由について解説しました。
ロボット掃除機には吸引のみのタイプと「吸引+水拭き」ハイブリッド型があります。
ロボット掃除機に水拭き機能を盛り込むと、価格が高くなり、手間も増えるため、おすすめしません。「そもそも水拭きが普段から必要か」という点も考えましょう。
水拭きなしであれば、3万円を切るロボット掃除機がおすすめです。高コスパでしっかり掃除機してくれ、実際に2年以上使っていますが、不満なしです。
水拭き機能なしのロボット掃除機で床を一掃してくださいね!