- Alexa(アレクサ)ってよく聞くけど、便利な使い方を知らない
- アレクサを全く使ったことがない初心者で設定とかよく分からん!
- 1からアレクサを便利に使える方法を教えて!
アレクサは声に反応して、私たちの生活をより便利にしてくれる優れたアイテム。でも、実際には使い方が分からなかったり「設定がめんどくさい」という理由でアレクサを家に置かない人は多いです。
私はアレクサとともに生活し始めて3年以上経ち、今では生活に無くてはならないアイテムになりました。しかし、アレクサ導入前は「家電との連携とかよう分からんし、めんどくさ」と感じ、生活に取り入れるタイミングを先伸ばしにしていました…。
そこで本記事ではアレクサを全く使ったことがない初心者でも、便利な使い方をマスターできるように1から徹底解説します。
この記事を読めばアレクサを生活の一部にでき、より効率的で豊かな生活を送れるようになるでしょう。
アレクサを便利に使いたいなら、ちょっとだけ手間のかかる音楽と家電の設定を乗り越りこえるべし!
Alexa(アレクサ)とは
そもそもアレクサとはいったい何者なのでしょうか。
音声で生活を便利にしてくれる奴
アレクサとは簡単に言えば、私たちが話しかけるとその音声を認識し、色んなことを人の代わりにやってくれるAIアシスタント。
例えば「アレクサ掃除して」と言えば、ロボット掃除機を動かすことも可能。「アレクサ、朝の音楽をかけて」と言えば、朝に流れてくるようなBGMをかけてくれる。
このように、私たちが本来自分で操作しないといけなかったことを代わりにやってくれるのがアレクサなのです。便利すぎ。
アレクサを実際に体験してみてわかるメリット
アレクサを導入して3年以上経過しましたが、最も大きいと感じたメリットはスマートホーム化です。
スマートホーム化とは家のリモコンや家電を音声で操作し、生活の利便性を上げること。私はロボット掃除機やエアコン、電気の操作は全てアレクサに頼んでいます。
また、スマートホーム化すれば、一声で複数の物を動かすことも可能。例えば以下のような感じ。
スマートホーム化により、リモコンをいちいち操作したり、電源を入れたり…など面倒なことがすべて一声で完結。これは何にも変え難い非常に大きなメリットでした。
アレクサの危険性・デメリット
アレクサを使い出して3年以上経ちますが、個人的に危険だと感じたことは全くありません。
ただ、アレクサは私たちの音声を録音し、収集しているので、「会話が聞かれているのでは?」と気になる人もいるでしょう。録音はこちらから確認できます。
もちろん音声は自分で削除できますし、保存期間も自分で選択できるので、気になる人は消せばいいのかなと。ちなみに私は消したことないです。
また危険に関していえば、アレクサのスキルを使い、恐怖体験を経験することは可能です。「アレクサ、笑って」と言うと突然アレクサが笑い出すというスキルや、怖い話をしてくれるスキルがあります。それらのスキルを使えば、アレクサから怖い発言を聞けるでしょう。
アレクサ搭載のAmazon Echoの種類
アレクサを搭載した「Amazon Echo」。アレクサを使うにはAmazon Echoを買う必要があります。Amazon Echoがアレクサ本体と思ってOK。
そんなAmazon Echoには大きく8種類あるので、それぞれ紹介します。
Echo Pop
「Echo Pop」はAmazon Echoシリーズの中でも最も価格が安いモデル。Echo Dotを半分に切ったような形のやつです。
できることはほぼEcho Dotと同じ。
Echo Dot
次は「Echo Dot」。Echo Dotは「Echo Pop」の球体版みたいなやつ。「Echo Pop」より少し価格が上がります。
異なるのはモーション検知ができるかどうかと温度センサーがついてくること。
モーション検知とは人を検知して電源をONにしたりできる機能。例えば、人が通ったらONになる電気とかありますよね。あれです。
それができるのが「Echo Dot」。できないのが「Echo Pop」。
続いて温度センサーは例えば、一定の温度を下回った時に自動で家電を操作できるたりするのが温度センサー機能。これらの機能が「Echo Dot」にはついてきます。
Echo
続いて「Echo」。Echoは「Echo Dot」のデカいバージョン。
「Echo Dot」は直径10cmで「Echo」は14.4cmです。大きい分スピーカーがパワフル。
EchoShow
「EchoShow」はモニターがついてるアレクサ。テレビ電話とかしたい人、モニターが必要な人向けの商品です。
Echo Studio
「Echo Studio」は音質重視の人向けの商品。Amazon Echoの中でも最高音質を誇ります。
値段がかなり高いので注意しましょう。セールじゃないと約3万します。
Echo Buds
「Echo Buds」はアレクサ搭載のイヤホン。ノイズキャンセリング機能もあるので、イヤホンとしての機能もばっちり。
外からの家電の操作をイヤホンからすることも可能です。
Echo Auto
「Echo Auto」は車の中でアレクサを使いたい人向けの商品。イヤホンなし+ハンズフリーで操作できるので車内で使っても安心です。
帰りの車から家電をエアコンを操作して部屋を涼しくしておくなどの使い方ができます。
Echo Hub
続いて「Echo Hub」。「Echo Hub」壁掛けできる「EchoShow」って感じです。
この商品は「家にめちゃくちゃスマートホームデバイスがある」人向けの商品。家に点在したスマートホーム家電たちを大きな画面で一括管理できる。電球とかスイッチとかリモコンとか。
とは言っても、数個くらいのデバイスであればスマホで十分管理できるので、ほとんど人は不要かと。
【2024年発売】Echo Spot
最後はもっとも新しいモデルの「Echo Spot」。アレクサの機能はもちろんのこと、時刻や天気が一目でわかるのが特徴。音質も良好です。
お値段は「EchoShow」よりもちょっと安いくらい。「Echo Dot」の最新モデルは時計表示がなくなったので、時計機能が欲しい人はありですね。
プライムセールで安くなった時がねらい目。
アレクサの選び方・買うタイミング
アレクサの種類が分かったところで、アレクサの選び方や買うタイミングを紹介します。
アレクサ初心者はとりあえずアレクサを1台に絞る
初めてアレクサを使う人はまずは1台にアレクサを絞ることをおすすめします。
というのも、アレクサはアレクサ同士を連携できるのです。アレクサ同士を連携してできることは以下のようなこと。
- Echo showを2台を連携。テレビ電話機能を使って1つを別部屋のモニターとして利用。子育ての見守りなどに活用できる。
- アレクサのアナウンス機能を使い、全部屋の連携されたアレクサからアナウンスを発する
- 2台のスピーカーを連携し、最高音質を体感する
上記のようなアレクサ同士の連携は確かに便利です。ただ、まずは1台のアレクサに使い慣れる→複数台連携の順番でステップアップする方が無難。
1台でできることは山ほどあるし、十分ということもあり得ます。もし、2台目以降のアレクサ連携をしたかったら以下の記事で。
セール時に買う
アレクサ搭載の「Amazon Echo」ですが、買うタイミングはセール時。
安いモデルの「Echo Dot」「Echo Pop」も2,000円OFFくらいで購入できます。
最も安くなるのはプライムデーですが、年1回しかないので、セール時なら買ってもいいと感じます。タイミングが合えばプライムデーって感じですかね。
Amazonのセールのタイミングは以下の通り。「アレクサが欲しい!」と思ったタイミングに近いセールをマークしておきましょう。
セール名 | 時期 |
---|---|
初売り | 1月 |
新生活 | 3月初め頃 |
夏先取り | 6月 |
プライムデー | 7月中頃 |
ブラックフライデー | 11月下旬 |
サイバーマンデー | 12月頃、開催されない年もある |
タイムセール祭り | ほぼ毎月どこかのタイミングで行う |
アレクサはどれがいい?
では数ある「Amazon Echo」の中からどれを選べばいいかという話ですが、おすすめは「Echo Dot」か「Echo Pop」。理由は以下の通り。
- 価格が安い
- 音質は普通に使うなら十分
- モニターがないくらいでアレクサでできることは網羅している
まず価格が安いです。普通に買っても7,480円。セール時なら5,000円以下で買えることも。
「Echo Pop」なら定価が5,980円。セール時は3,000円近くで買えます。
1台アレクサを購入するならどちらかかなと。「Echo Pop」「Echo Dot」の違いは以下の通り。
- モーション検知
- 温度センサー
モーション検知、温度センサーが必要なら「Echo Dot」になります。
モーション検知は人が通ったら電源をON、動くものがなければOFFみたいなことができる。温度センサーは一定の温度を下回ったらONみたいなことが可能。結構便利ですよね。
個人的にはまだ使ったことがないのですが、役立ちそうな機能だったので「Echo Dot」にしました。値段もそんなに大きく変わりませんし。
アレクサの実用的で便利な使い方
アレクサでできることは細かく上げだすときりがありません。それくらいアレクサでできることが多いのです。
よって、ここではアレクサユーザーがよく使うものや初心者でもできることを紹介していきます。実用的な使い方を厳選しました。
会話する
アレクサと聞いて真っ先に思いつくのが「アレクサと会話すること」です。具体的には以下のような使い方。
- アレクサ~を教えて
例えば「アレクサ九九の一の段を教えて」と伝えると、アレクサが教えてくれます。このようにして子育てに利用している人も多いです。
とりあえず疑問に思ったことをアレクサに「教えて」と投げて答えてもらうのは、検索するより早くて便利です。
買い物リストに追加する
アレクサは買い物リストを利用できます。
「アレクサ~を買い物リストに追加して」と言うと追加完了。買い物に行く前に「買い物リストを教えて」と言うと、これまで追加したものを教えてくれます。
「メモするのが面倒…」という人にとって、買い物リストは非常に便利な使い方ですね!
タイマーやアラームをかける
タイマーやアラーム機能は私もよく使います。
「アレクサ、5分タイマー」というと5分タイマーを開始。途中でキャンセルしたければ「アレクサ、タイマー切って」と言えばキャンセルしてくれます。自炊や筋トレする時に便利な使い方ですね。
アラームも同様に、「アレクサ、アラーム」と言うと「何時にアラームを設定しますか?」と聞いてきます。
そこで好みの時間を設定すれば完了です。アラームは目覚ましに便利ですね。
リマインダー機能を使う
続いての実用的な使い方はリマインダー。リマインダーとは簡単に言えば「忘れそうなことを思い出させてくれる」機能。
設定の仕方は「アレクサ、リマインダー」と伝えましょう。すると「何のリマインダーですか?」と聞いてきます。ここでは「学校に行く時間」にしてみまう。
すると「いつリマインドしましょうか?」と聞いてくるので「平日の朝8時」と伝えます。これだけで設定は完了。
そして、朝8時になると「学校に行く時間」ということをアレクサが音声で知らせてくれるのです。
リマインダーを消したい場合、「アレクサ、リマインダーを消して」と伝えればOKです。
カレンダー機能を使う
ここからはちょっと難しいアレクサの使い方。でも頑張る価値はある。
アレクサにはカレンダーも搭載されています。よく使われている以下のカレンダーをアレクサに紐づけることが可能。
- Googleカレンダー
- Appleカレンダー
- Outlookのカレンダー
- Alexaカレンダー
つまり、まずは上記のサービスを使っていることが必要です。Alexaカレンダーはアレクサアプリがあれば使えます。
そして、カレンダー機能を使えば、以下のような使い方ができる。
- 「アレクサ、今日の予定は?」
- 「アレクサ〜月〜日にスケジュールを登録」
ただ、大切なのは、スケジュールされた予定を忘れないことですよね。もちろんアレクサには指定の日時にスケジュールを読み上げる機能もあります。
ここでは「Googleカレンダーとアレクサの連携方法」から「スケジュールをアレクサに指定の日時で読み上げてもらう方法」まで解説しますね!
- STEP1アレクサアプリを開くアレクサアプリから「その他」をタップ
- STEP2「設定」へ「設定」をタップする
- STEP3「カレンダー」をタップ下にスクロールし、カレンダーをタップ
- STEP4「アカウントを追加」をタップ一番上にあるアカウント追加をタップし、Googleカレンダーを選択
- STEP5アクセスを許可する「次へ」をタップ
- STEP6Googleアカウントにログインするメールアドレスや電話番号、パスワードを入力してログイン
- STEP7Amazon Alexaにログインし、アクセスを許可「次へ」と「続行」を押す
- STEP8次へをタップ追加したアカウントと表示されるので「次へ」をタップ
- STEP9Googleカレンダーに設定しているカレンダーを選択アレクサで使用したいカレンダーを選択し「次へ」
- STEP10デフォルトのカレンダーを選択STEP10で追加したカレンダーを選択
- STEP11ファミリーカレンダーを選択家族で使いたいカレンダーを選択。STEP10のカレンダーと別の物にしておくと、個人用と家族用で分けられる
- STEP12「後で」を選択する
ここまででアレクサとGoogleカレンダーの連携が完了!
続いて、アレクサにGoogleカレンダーの予定を自動で読み上げてもらいます。
- STEP1アレクサアプリを開くアレクサアプリから「その他」をタップ
- STEP2定型アクションを選択定型アクションをタップ
- STEP3「+」をタップ「+」マークをタップ
- STEP4実行条件を追加「実行条件を追加」を押す
- STEP5スケジュール「スケジュール」を選択する
- STEP6時間指定「時間指定」を押す
- STEP7繰り返しの頻度と時刻を選択繰り返してほしいの頻度と時刻を設定する。ここでは毎日と朝7:00を選択して「次へ」
- STEP8アクションを追加「アクションを追加」を選択する
- STEP9カレンダーカレンダーをタップする
- STEP10今日の予定今日の予定をタップ
- STEP11「今日の予定を読み上げます」と出るので次へ「次へ」をタップ
- STEP12デバイスを選択読み上げてほしいデバイスを選択
- STEP13保存保存を押せば完了
ここまで出来たら、毎日、朝7時にGoogleカレンダーに登録した自分のスケジュールをアレクサが教えてくれます。お疲れさまでした。
Audibleを読み上げてもらう
ここまで紹介したものはアレクサさえあれば無料でできること。ここからは外部サービスやデバイスを連携させてアレクサを活かす使い方。まずはオーディブル。
Audible(オーディブル)とは、簡単に言えば「聴く読書」のこと。月額1,500円で12万冊以上の本が聴き放題のサービス。
オーディブルを使っている人はアレクサに本を読み上げてもらうことも可能。
例えば「アレクサ、本を読んで」と伝えると最近読んだ本の続きが読まれます。アレクサなら音声で操作可能なので、片手間で料理等をしながら本を聴けるのが大きなメリット。
巻き戻しや早送り、読むスピードの調整なども音声ででき、非常に便利です。
音楽を聴く
アレクサで音楽を聴くこと。これやりたい人かなり多いはず。アレクサのおすすめスキルや一覧を調べてみても、確実に入ってくるスキル。
アレクサで音楽を聴くには大きく3つの方法があります。
- 有料サブスクサービス(SpotifyやApple Music、Amazon Musicなど)を流す
- 無料音楽サービス(Amazon Music freeなど)を流す
- スマホの音楽をアレクサから流す
SpotifyやApple Musicを契約していれば、そのサービス内の曲は自由に流せる。無料プランであれば、無料の範囲内の音楽になります。
音楽を聞くためにアレクサ本体に月額料金を払うとかはないので、勘違いしないようにしましょう。月額料金を払うのは外部の音楽サービスだけです。
つまり、何かしらの音楽サービスに加入している必要があります。有名どころで言えば、SpotifyやApple Music、Amazon Musicですね。アレクサとリンク可能なサービスは以下の通り。
- Amazon music
- Apple Music
- Spotify
- AWA
注意点として上記音楽サービスに加入しているだけではアレクサで使えない点。音楽サービスとアレクサを「リンク」させる必要があります。その方法を実際の画面で見ていきましょう。
リンクはアレクサアプリから。
- STEP1アレクサアプリの「その他」から「設定」その他をタップし設定へ
- STEP2ミュージック・ポッドキャスト少し下にスクロールし、ミュージック・ポッドキャストを押す
- STEP3新しいサービスをリンク家族か個人を選択し「新しいサービスをリンク」を選択し、該当のサービスを選択
- STEP4設定設定ボタンを押す
以上でリンクは完了です。
そして、アレクサで音楽を流す3つ目の方法「スマホの音楽をアレクサから流す」。こちらも何かしらの音楽サービスに入っていることが必要。
私が実際に加入している「Spotify」「Amazon music」「Apple Music」ではスマホアプリで流している曲をアレクサから流すことが可能です。
自分のスマホの設定から、スマホとアレクサ(Echo Dot等)をBluetoothで接続します。以下はiPhoneでの設定方法です。
【iPhoneのBluetooth接続】
【Spotifyの押すところ】
【Amazon musicで押すところ】
【Apple Musicで押すところ】
上記のボタンを押して、自分のAmazon Echoを選択すれば、Bluetooth接続できます。
「これで音楽系の設定は完了!」と言いたいところなんですが、あと1つだけおすすめの設定が。それが「普段使いの音楽をデフォルト設定にする」です。
普段使いの音楽サービスをデフォルトにする
音楽を聴くで解説したように、そこまで設定できれば、アレクサで音楽は聴けます。
ただ「自分がよく利用する音楽サービス」ってほぼ1つだけですよね。それをデフォルト設定にしておきましょう。
すると、「アレクサ音楽を流して」とか言えば、設定した音楽サービスの音楽が流れるようになります。この設定もアレクサアプリから。
- STEP1アレクサアプリの「その他」から「設定」その他をタップし設定へ
- STEP2ミュージック・ポッドキャスト少し下にスクロールし、ミュージック・ポッドキャストを押す
- STEP3デフォルトのサービスを変更「デフォルトのサービス」を選択してすべて普段使いのアプリに変えておく(家族も個人用も)
ここまでできたらアレクサで音楽を流してみましょう。
音楽を流す際のポイントは「具体性」です。どういうことか。
例えば「アイコのスカート流して」と言えば、デフォルトの音楽サービスから「aikoのskirt」が流れる。
また、プレイリストの再生も可能。「Apple Music」だと人気のあるプレイリストに「J-Pop Now」があります。それを再生する場合「アレクサ、ジェイポップナウ流して」と言いましょう。
つまり、いかに具体的にアレクサに伝えるかが肝心。アレクサが「これしかないやろ!」と分かるように具体性ある声かけが大切です。
声で電気をつけたり家電を動かす
アレクサが欲しいと思うきっかけで最も多いのが「声で家電等を操作したい」という願望ではないでしょうか。
私もアレクサが欲しいと思ったきっかけがまさにそれでした。
ただ、声で家電操作するにはアレクサだけじゃできません。必要な物が別にあるので、アレクサによるスマートホーム化で詳しく解説します。
アレクサによるスマートホーム化
スマートホーム化とは家電や設備をインターネットに接続し、声などで遠隔操作できるようにすること。以下のようなことが声だけで可能になります。
ここでは、スマートホーム化を実現するために「何が必要なのか」「どのような設定をしなくちゃいけないか」を詳しく解説します。
アレクサ以外に必要な物
アレクサでスマートホーム化するには、アレクサ以外の物が必要です。私は以下の物をそろえています。
- SwitchBot スマートリモコン ハブミニ Alexa スイッチボットHub Mini スマートホーム 学習リモコン 赤外線家電を管理 スケジュール 遠隔操作 節電·省エネ Google Home IFTTT Siri SmartThingsに対応 (ホワイト)
- 電気やエアコンのリモコン
- 【Works with Alexa認定】SwitchBot LED電球 スマートライト Alexa スマートホーム-スマート電球 E26 スイッチボット調光調色 広配光 800lm 60W形相当 電球色・昼白色対応 RGBCWマルチカラー 1600万色 間接照明 Google Home IFTTTイフトSiri SmartThings に対応W1401400
と電球を取り付けられる照明器具 - 【Works with Alexa認定】Lepro Alexa対応 LEDテープライト RGB ストリップライト Amazon Echo/Google Home対応 5m スマート照明 WIFIコントロール 音楽LEDテープ スマートホーム DIY マルチカラー 間接照明 イルミネーションライト 調光調色 3M両面テープ 取付簡単 店舗 ゲーム室 カラオケ 室内 装飾用 パーティー 雰囲気作り
- Anker Eufy (ユーフィ) RoboVac G30 (ロボット掃除機)【スマート・ダイナミック・ナビゲーション 2.0 / Wi-Fi対応/超薄型/強力吸引/自動充電/BoostIQ搭載】 ブラック
上記の中でも「SwitchBotハブミニ」はスマートホーム化するのに絶対必要です。こいつがないと声で色んなものを動かせないので。
SwitchBotハブミニの設定
まずはSwitchBotハブミニの設定を進めていきます。
設定方法はSwitchBotの公式ページに解説動画があるので、この通りに進めていきましょう。
SwitchBotハブミニのセットアップ方法及びルーター設定についてのご注意事項
リモコンのスイッチボット登録~アレクサ連携まで
続いて家にあるリモコンをスイッチボットに登録し、アレクサに連携していきます。
- STEP1SwitchBotアプリのホーム画面の「+」「+」マークをタップする
- STEP2デバイスの追加「デバイスの追加」を選択
- STEP3その他「その他」を選択する
- STEP4ハブミニ「ハブミニ」を選択する
- STEP5保存「保存」をタップ
- STEP6「OK」を押して編集へOKをタップして鉛筆マークを選択
- STEP7「+」「+」をタップ
- STEP8ボタン学習以下の画面になったらSwitchBotハブのランプが消灯する。消灯したらハブに向けてリモコンのボタンを押す
- STEP9ボタン確認ボタンを押してみて、問題なく動作すれば、ボタンを保存を押す。今回で言えば、電気のリモコンなので電気が点灯するかどうか確認する。
- STEP10ボタン名と確認ボタンの名前を決め、確認を押す
- STEP11保存「保存」を選択
- STEP12ホームから作成したリモコンへホーム画面に戻ると作成したリモコンが表示されているので、リモコンをタップ
- STEP13歯車マーク歯車マークを選択
- STEP14「Amazon Alexa」「Amazon Alexa」を選択
- STEP15「Amazon Alexa」と連携連携を押す
- STEP16リンク「リンクする」を選択
お疲れ様です。ここまででリモコンの「スイッチボット登録~アレクサ連携」は完了しました!
SwitchBotに「シーン」を作成
続いてリモコンのスイッチボット登録~アレクサ連携で登録したリモコンをスイッチボットの「シーン」に登録していきます。
- STEP1スイッチボットアプリのホームからシーンを追加スイッチボットのホーム画面から「+」を押し「シーンを追加」へ
- STEP2「シーン名」を入れてアクションを追加シーン名(ここでは電気)を入力し「アクションを追加」を選択
- STEP3デバイスデバイスを選択する
- STEP4リモコンリモコンを選択
- STEP5保存保存を選択
上記まで設定するとアレクサから「電気というシーンが見つかりました」と言われます。
その後「アレクサ、でんき」と言えば、登録したリモコンボタンが自動で動作します。
リモコンのスイッチボット登録~エアコン編~
アンカー
先ほどリモコンのスイッチボット登録~アレクサ連携までで電気のリモコンを登録しました。
次はエアコンのリモコンをスイッチボットに登録していきましょう。
- STEP1スイッチボットアプリの「ホーム」からデバイスの追加スイッチボットアプリのホーム画面から「+」マークを押し「デバイスの追加」を選択
- STEP2虫眼鏡虫眼鏡マークを選択
- STEP3エアコンエアコンと入力し、選択する
- STEP4ハブを選択操作するハブを選択
- STEP5リモコンの自動学習「リモコンの自動学習」を選択
- STEP6今すぐ開始ハブの周囲に障害物がないことを確認し「今すぐ開始」を選択
- STEP7エアコンのリモコンを自動学習以下の画面になったらハブのライトが消灯する。そのタイミングでエアコンのリモコンをハブに向け、冷房ボタンなどのボタンを押す。登録したい温度でリモコンボタンを押せば、音声操作した時も登録した温度で起動する。
- STEP8テンプレート以下の画面が出たら「了解しました」を押す
- STEP9テンプレートを試すテンプレートを試し、エアコンが動作するか確認する。動作しなければ別のテンプレートを試す。
- STEP10テンプレートの確定問題なくエアコンが動作したら、そのテンプレートで「問題なく動いている」を選択
- STEP11デバイス名を決め、保存アレクサに呼びかけるデバイス名(ここではエアコン)を決め、保存を選択
以上でホーム画面にエアコンと表示されていれば完了です。続いて念のためアレクサと連携させておきます(ここまででアレクサから「エアコンが追加されました」と報告があれば不要)。
- STEP1スイッチボットのホームからエアコンへスイッチボットアプリのホーム画面から「エアコン」を選択
- STEP2操作設定「操作設定」を選択
- STEP3Amazon Alexa「Amazon Alexa」を選択
- STEP4連携「連携へ」を選択
- STEP5リンク「リンクする」を選択
以上で「エアコン」というリモコンの作成から、アレクサの連携が完了です。
エアコンの場合、電気のリモコンのように「スイッチボットのシーン」は不要です。「アレクサ、エアコンつけて」で自動でエアコンがつきます。
「SwitchBot LED電球」のアプリ設定~アレクサ連携
お次は「SwitchBot LED電球」の設定。
- STEP1デバイスの追加スイッチボットアプリのホーム画面から「+」マークを押し「デバイスの追加」へ
- STEP2スマート電球「スマート電球」を選択
- STEP3スマート電球取り付け照明器具のスイッチをOFFにして電球を取り付ける。取り付けたら「次へ」。
- STEP4スマート電球の追加「スマート電球の追加」が表示されたら「次へ」を選択
- STEP5Wi-Fi設定Wi-FiのSSIDを選択し、パスワードを入力。入力できたら「次へ」。
- STEP6スマート電球の名称名称をアレクサに伝えたい名前(ここでは豆電)に変え「保存」を選択。
- STEP7スマート電球の追加完了「OK」を押してスマート電球の追加が完了
上記までで「SwitchBot LED電球」の設定は終わりました。アレクサにも連携しておきましょう。
- STEP1スマート電球を選択スイッチボットアプリのホームから追加したスマート電球を選択(ここでは「豆電」)
- STEP2操作設定「操作設定」を選択
- STEP3設定へ「歯車」マークを押し、設定変更へ
- STEP4「クラウドサービス」or「サードパーティーサービス」「クラウドサービス」or「サードパーティーサービス」を選択
- STEP5Amazon Alexaとリンク「Amazon Alexa」を選択し、リンクさせて終了
上記までで「SwitchBot LED電球」のアプリ設定~アレクサ連携が完了しました!お疲れ様です!
スマート電球を使えば以下のように、それぞれの電球を音声操作することも可能です。
上記設定は以下の記事で詳しく書いています。
LEDテープライトとアレクサのリンク
続いてLEDテープライトをアレクサと連携させていきます。こちらは専用のアプリが必要。
- STEP1デバイスの追加マイページの登録後、アプリのマイホーム画面から「デバイスの追加」を選択
- STEP2ストリップライトストリップライトを選択
- STEP3ローカルネットワークの有効化ローカルネットワークの有効化を「有効化」にする
- STEP4ローカルネットワーク有効化(iPhoneの設定)ローカルネットワークを有効化する
- STEP5SSIDとパスワード専用アプリに戻り、SSIDとパスワードを入力する
- STEP6ライトの電源ライトの電源を入れ、10秒以上点灯させ「次へ」を選択
- STEP7デバイスのリセット以下の指定のボタンを5秒以上押し「次へ」を選択
- STEP8ライトの高速点灯ライトが高速で点灯し出したら「〇」をタップし「次へ」を選択
- STEP9デバイスの追加デバイスの追加中という画面が表示され、しばらくしたら「追加成功」となる
ここまで完了したら、アレクサから「じーびーストリップライトが追加された」的なアナウンスがあります。アナウンスがあればLEDテープライトとアレクサの連携がうまくいっています。
ロボット掃除機のアレクサ設定
続いてロボット掃除機の設定です。私の使っているロボット掃除機はアレクサアプリから設定を行います。
- STEP1デバイス選択アレクサアプリのホーム画面から「+」を押し「デバイス」を選択
- STEP2掃除機少し下にスクロールし「掃除機」を選択
- STEP3掃除機のブランド「Eufy」を選択(私と同じロボット掃除機の場合)
- STEP4セットアップ「接続するデバイスを検出中…」と表示された後、検出された「掃除機」を選択し「デバイスをセットアップ」へ。ロボット掃除機は電源ONにしておきます。
- STEP5掃除機の場所場所の設定はとりあえず「スキップ」
- STEP6交換部品の再注文交換部品の再注文画面は「後で」
- STEP7交換部品の通知交換部品の通知は「オフにする」
- STEP8掃除機が動けない時のお知らせ「後で設定する」を選択
- STEP9セットアップ完了「掃除機はセットアップ済みですぐ使えます」と出たら「次へ」
上記でロボット掃除機をアレクサに設定し終わりました!お疲れ様です!
定型アクションを作成
上記まで設定できれば、最後は「定型アクション」の作成です。ここが最後の山場!
この定型アクションを設定すれば、「アレクサ、全部消して」と伝えるだけで以下の動きができます。
- 電気が消える
- ストリップライトが消える
- 電球が消える
- ロボット掃除機が動き出す
- エアコンが切れる
ここまで来れば十分アレクサを使いこなせていると言えますね!
- STEP1定型アクションアレクサアプリのその他から「定型アクション」を選択
- STEP2新しい定型アクション「+」マークを選択し、新しい定型アクションを作成する
- STEP3実行条件を追加「実行条件を追加」を選択
- STEP4音声「音声」を選択し「全部消して」と入力
- STEP5アクション「アクションを追加」を選択
- STEP6スマートホーム「スマートホーム」を選択
- STEP7シーン「シーン」を選択
- STEP8電気「電気」を選択
- STEP9追加「追加」を選択
- STEP10他アクションの追加「他アクションの追加」を選択
- STEP11スマートホーム「スマートホーム」を選択
- STEP12照明「照明」を選択
- STEP13RGBstriplight「RGBstriplight」を選択し「次へ」
- STEP14電源「電源」「オフ」を選択し「次へ」
- STEP15他アクションの追加「他アクションの追加」を選択
- STEP16スマートホーム「スマートホーム」を選択
- STEP17照明「照明」を選択
- STEP18豆電「豆電」を選択し「次へ」
- STEP19電源「電源」をオフで「次へ」
- STEP20他アクションの追加「他アクションの追加」を選択
- STEP21スマートホーム「スマートホーム」を選択
- STEP22掃除機「掃除機」を選択
- STEP23電源「電源」をオンにし「次へ」
- STEP24他のアクションの追加「他のアクションの追加」を選択
- STEP25スマートホーム「スマートホーム」を選択
- STEP26すべてのデバイス「すべてのデバイス」を選択
- STEP27エアコン「エアコン」を選択
- STEP28電源「電源」をオフにし「次へ」
- STEP29保存「保存」を押す
これで定型アクションが完成!「アレクサ、全部消して」と言うだけで電気が消え、エアコンが消え、ロボット掃除機が動き出します!!
スマートホーム化こそアレクサの便利な使い方!
今回は初心者でもできるアレクサの便利な使い方について解説しました。
アレクサを使うにはアレクサ搭載の「Amazon Echo」が必要です。初心者でもおすすめなのは、値段の安い「Echo Pop」と「Echo Dot」。
そして、アレクサを実用的に使うのであればアレクサによるスマートホーム化を実践しましょう。
ちょっと設定を頑張らないといけないですが、頑張れば確実に生活が便利になります。
ここで紹介した定型アクションをぜひ利用してください。そこから自分なりの定型アクションを考えて、より快適な生活を見つけてくださいね!