- 一人暮らしを始めたけどアイロンっていらないの?
- 引っ越しの際にアイロンとアイロン台って持っていった方がいい?
- アイロンなしで生活するためのおすすめの衣類を教えて!
アイロンやアイロン台は使ったとしても月に数回くらい…。でもアイロンがないと困る時もある。だから「一応」置いている人は多いですよね。
私は一人暮らしでアイロンのない生活を10年以上続けていますが、全く生活に支障ありません。しかし、一人暮らしを始めたばかりの頃はいざという時のために、一応アイロンとアイロン台は家に置いていました。
そこでこの記事では、アイロンがいらない理由からどうやって処分し、アイロンなしで生活するかまでまとめて解説します。
本記事を読めば、迷うことなくアイロンを処分できるようになり、アイロンなしの生活が実現できます。
アイロンなしの生活をするなら、シワにならない服を着ればいいだけ!
一人暮らしでアイロンがいらない理由
まずは一人暮らしでアイロンがいらない理由を解説していきます。
一人暮らしの部屋に置き場がないから
1つ目は「置き場」の問題。アイロンとアイロン台を部屋に置くとなると、結構な場所を取りますよね。
特にアイロン台なんか1辺50cmくらいあるものもあります。そんな大きな物を狭い一人暮らしの部屋に置いてたら邪魔で仕方ない。
一人暮らしの部屋は1Kや1Rが多いです。貴重な部屋のスペースをアイロンなんかに取られたくない。
よって、置き場という観点から一人暮らしにアイロンはいらないと言えます。
アイロンをしても綺麗にシワを取りにくいから
実際にアイロンをしたことがある人は分かると思いますが、アイロンしても完全にはシワは取れません。
アイロンがけのプロとかなら完全にシワが取れるのかもしれません。しかし、アイロンがけをたまにしかしない一人暮らしの人なんかはきれいにシワが取れないんですよね。特に脇らへんとか…。
結局イライラして「こんなもんでいいか」と割り切ってアイロンがけを終えるのがオチ。
このようなシワの取れにくさもアイロンがいらない理由の1つです。
アイロンは時間を考えるとコスパが悪いから
続いては「アイロンがけの時間」。アイロンはある程度時間に余裕をもって温めとかないといけない。
さらに、そこからアイロン台を用意してアイロンがけ。アイロンがけする衣類が多ければ多いほどめちゃくちゃ時間がかかります。
そのアイロンに必要な時間を考えるとコスパが悪いんですよね。服の枚数によりますが、温める時間も入れると30分以上はかかると思っていた方がいいです。
このようにアイロンがけに時間がかかることもアイロンが不要と言われる理由です。
アイロン不要の衣類があるから
上記までの理由をすべて凌駕するのが「アイロンがけ不要の衣類がある」という点。
現在ではアイロンがけがいらない服が大量に販売されています。しかもドラム式の乾燥機にかけてもシワにならない。
ならアイロンがけ不要の服を着ればアイロンいらなくね?となりますよね。
アイロンがけ不要の衣類の登場がアイロンがいらないという最も大きな理由です。
アイロン持たないメリット
アイロンを持たない生活を送ることで実際に見えてきたメリットを紹介します。
部屋を広く使える
まず部屋を広く使えるのが大きなメリット。
アイロンとアイロン台。2つとも部屋に置くとなると結構なスペースの確保が必要です。
私はクローゼットの端っこにアイロン台、衣装ケースの上にアイロンを置いていました。
でもアイロン台は冬服とかと重なるし、アイロンも衣類に干渉するような形で保管していました。つまり、かなり邪魔でしたね。
一方でアイロンを持たなければアイロンもアイロン台のスペースも一切不要。一人暮らしの狭い部屋でもスペースを圧迫せずに、広々と使えます。
火傷しない
アイロンには火傷の恐れがあります。アイロンをしないことで、そのリスクを抱えずに済みますね。
私もアイロンを充てていたころは何度か火傷しました…。気を付けていても、ふとした時に熱い部分に触れてしまい「熱っ」となります。
アイロンを持たないことでこのような火傷のリスクはゼロになります。
貴重な時間ができる
何よりも大きなメリットなのが時間ができること。
仮にアイロンを週3回、30分かけていたとすると1週間で90分。1か月で360分の節約です。
これを年単位で考えると4,320分、約72時間もの節約です。
72時間も他の自分の貴重な時間に充てられると考えると、アイロンを持たないメリットは非常に大きいです。
アイロンを持たないデメリット
メリットがある一方で、アイロンを持たないデメリットもあるので紹介します。
シワだらけの服をすぐに綺麗にできない
仮にシワだらけになった衣類があれば、それをすぐに綺麗にできないというデメリットがあります。
服が好きで色んな服を着たい、シワになりやすい服がお気に入りという人はアイロンを持たないデメリットが大きいでしょう。
一人暮らしのアイロンがいらない服の選び方
では、アイロンがなしの生活を送る場合、どのような服を選べばいいのでしょうか。
シワになりにくいか
衣類を選ぶ際、シワになりにくい素材かをチェックしましょう。
シワになりにくい素材は以下のような素材。
- ポリエステル
- ナイロン
- ポリウレタン
一方でシワになりやすい素材は以下の物が代表例です。
- 麻
- レーヨン
素材をチェックし、できるだけシワになりにくい衣類を選ぶようにしましょう。
洗濯方法が面倒ではないか
続いて、洗濯方法が面倒じゃないかもチェックします。
例えば洗濯ネットに入れなきゃ洗濯できないとか、おしゃれ着洗いが必要とか。
手入れが面倒な衣類は繊細なのでだいたいシワになりやすい。洗濯方法が面倒でない衣類を選ぶと楽ですし、シワにもなりにくいです。
アイロンがいらない人におすすめの服とアイテム
ここからは、私が愛用しているシワになりにくく、洗濯方法も簡単な衣類を紹介します。
私服はユニクロで
私は私服はほぼユニクロです。理由は安価でシワになりくいから。中でもシワになりくいと感じている商品が以下のアイテム。
夏場は上記2つのアイテムを使いまわしています。
もちろん、ドラム式洗濯機に入れて乾燥機にも入れまくっていますがシワになることなく使用できています。縮むこともありませんでした。
【洗濯前】
【洗濯、乾燥後】
上記のように乾燥しても全くシワになりません。
冬場は以下の物。
基本エアリズムは乾燥機をしてもほぼシワにならないのでおすすめ。上記Tシャツの上にダウン等を羽織る感じです。
冬場のパンツに関してはユニクロの暖パンを着ています。ただ、冬場に毎年ラインナップが変わるので、私が購入したものはすでに販売終了していました。
暖パンも本来は乾燥機不可ですが、ガンガン乾燥機してましたね。個人的に気になるシワや縮みはありませんでした。
スーツは感動ジャケット、パンツ一択
続いては仕事着。スーツを使う人は感動ジャケット・パンツ一択だと感じます。
理由は「楽だから」。楽とは以下の楽さを指します。
- 圧倒的に軽くて動きやすい
- 手入れ楽勝
着たらマジで感動しますが、めちゃくちゃ軽いです。スーツ着てる感なく、動きやすい。さらに感動ジャケットとパンツは洗濯できます。ただ、表記上、乾燥機不可です。
しかし私はめんどくさがりなので、ドラム式乾燥機で乾燥しました。普通にいけましたね!縮みもシワも出ませんでした。
【感動ジャケット洗濯前】※光の加減でグレーに見えますが、真っ黒です。
【感動ジャケット洗濯・乾燥後】
【感動パンツ洗濯前】
【感動パンツ洗濯・乾燥後】
乾燥までしてもシワが全然できないんですよ!
ユニクロにスーツ関連でこのクオリティを出されると他のスーツメーカーはかなり厳しい立場になってくる気がします。しかもユニクロの感動ジャケットもパンツも安いですからね。
感動ジャケットで6,990円、感動パンツは3,990円。今すぐユニクロへGO!
仕事用のシャツはi-Shirt(アイシャツ)
スーツの中に着るシャツはi-Shirt(アイシャツ)がいいでしょう。理由は洗濯・乾燥しても全くシワにならないから。
私は仕事がスーツなので、2日に1回はシャツを洗濯しますが、全くシワになる気がしません。
【洗濯前】
【洗濯、乾燥後】
乾燥機までしてこのシワのなさ。
シャツのためだけにアイロンを家に置いてる人も多いはず。そんな人はi-Shirtを取り入れるだけで、脱アイロンできますよ。
シャツの中に着るインナーもエアリズムでOK
シャツをそのまま着るわけにはいきませんよね。シャツの中に着るものも必要。私はこれもユニクロのエアリズムを着ています。
ポイントはVネックのものを着ること。Uネックだとシャツのボタンを開けた時にインナーが見えてクソダサいので。
もちろん、洗濯&乾燥は問題なしです。
ハンガーはマワ(MAWA)
ハンガーはマワハンガーを使いましょう。理由は衣類をかけておくだけでシワにならず、型崩れもしないから。
乾燥までシワがほとんどなく完了しても、最後の保管方法で失敗するとシワだらけになります。よって、衣類の保管方法も大切。
おすすめの保管方法はマワハンガーでかけておくだけ。マワハンガーなら肩部分も丸みを帯びているので、型崩れ起こしません。私は以下のように保管しています。
衣類を少なくし、クローゼットなどにかけられる範囲だけ持つことで保管しやすくしています。
アイロンやアイロン台の捨て方
アイロンなしでも生活できることが理解できたところで、さっそくアイロンを処分しちゃいましょう。
せっかくアイロンなしで生活できるのに、アイロンやアイロン台を置いていても邪魔なだけ。ここではその処分方法について解説します。
アイロンの捨て方は自治体次第
アイロンは自治体次第で捨て方が異なります。そのため「住んでいる自治体 アイロン 捨て方」で検索しましょう。
よくあるパターンは直径30cm以上のアイロンは粗大ごみ。それ以外は普通ごみ。大阪市がこのパターン。
大阪市のように、各自治体で品目別収集区分一覧表のようなものをサイトに公表しているのでそちらを確認しましょう。
アイロン台は粗大ごみ
アイロン台は基本的に粗大ごみ。よくあるパターンが1辺が30cm以上であれば粗大ごみで出します。大抵のアイロン台は30cm以上あるのではないでしょうか。
粗大ごみの捨て方は超簡単です。大阪市の例になりますが、簡単に言うと以下の通り。
- 大阪市のホームページで粗大ごみ処分の申し込みをする
- 粗大ごみに受付番号を書いた紙を貼る
- 収集当日に粗大ごみを家の前に出しておく
これまではコンビニ等で粗大ごみ処分のためのシールを買って張らないといけませんでした。いちいち買いに行くのがめんどくさい。
そこで、現在ではキャッシュレス決済に対応した粗大ごみ処分が可能。インターネットから申し込んで支払いを済ませ、あとは受付番号を貼るだけ。めっちゃ楽。
もちろんこれまで通り、コンビニなどで粗大ごみ処理手数料券を買うこともできます。
【緊急時】アイロンがない時の服のシワを伸ばし
「どうしてもシワになる衣類がある…」という人。そんな人に活躍するアイロンの代わりになるものを紹介します。
スチーマーを使う
1つ目の緊急時の対応方法はスチーマーを使う方法。スチーマーは高速でシワを取りながら脱臭・除菌までしてくれます。使い方も超簡単。
衣類をハンガーにかけ、スチーマーをかけるだけです。
また、アイロンと異なり、長い間温める時間も不要。電源をつけて30秒で使用可能です。シワ取りしたい時に速攻で使えるのは非常にうれしい。
タンクに必要な水も160ml入るので、緊急時に1着シワを伸ばすくらいなら余裕で持ちます。
洗濯できない衣類にシワが出来た時、嫌な臭いがついた時に大活躍するアイテムですね。
シワ取りスプレーを使う
続いての緊急時のシワ伸ばしに使うのは「シワ取りスプレー」。洋服にスプレーをするだけでシワ取りができる優れもの。
ただし…。シワ取りスプレーはあくまで部分的なシワが取れる程度という位置付けが望ましいです。服全体のシワをきれいに取り除くのは厳しい。
ガッツリシワを取りたいのであれば、優先順位は下がるので注意してください。
ヘアアイロンを使う
ヘアアイロンで普段髪をセットしているという人はヘアアイロンを使って服のシワを伸ばすことが可能。
方法は簡単で、衣類を霧吹きなどで軽く湿らし、温まったヘアアイロンでシワを伸ばすだけ。
ただしヘアアイロンが挟める薄手の衣類に限られます。また、服が焦げないように当て過ぎには注意しましょう。
クリーニングという奥の手を使う
完全にシワを取り去ってきれいな衣類に仕上げたいのであればクリーニングの出番。クリーニングであれば、新品に戻ったようなシワのない衣類が手に入るでしょう。
さらに、通常クリーニングのだいたい6~8割の料金でアイロン(プレス)のみを受け付けている店もあります。
受け渡しも即日~2日以内でしてくれることが多く、急いでいる場合でも対応可能な可能性も。
注意点として、「アイロンがけだけ」という取り扱いがあるか事前確認が必要。傾向として小規模店舗では行ってくれる店が多いようです。
よって、そこまで料金も変わらないのであれば、クリーニングを頼んでしまうのもありでしょう。
一人暮らしでアイロンはいらない!
今回は一人暮らしでアイロンがいらない理由やアイロンなし生活の方法について解説しました。
アイロンなしで生活することで、不要な物を持たなくなり、部屋を快適に使えます。また、アイロンしていた分の時間も浮くので貴重な自分の時間が増えるという大きなメリットも。
アイロンなしの生活を送るには「シワになりにくい服」を選ぶのがコツ。おすすめはユニクロの感動ジャケットや感動パンツ、エアリズムです。
仕事用で使うシワのなりやすいワイシャツもアイシャツを使うことで解決します。
アイロンを使わない生活で、自分の貴重な時間を有意義に過ごしてくださいね!