- ドラム式洗濯機の上のスペースを活かした収納が欲しい!
- ドラム式洗濯機の周りに洗剤やタオルが無造作に置かれてて邪魔…。
- ランドリーラックの組み立てから設置までどんな感じか知りたい!
ドラム式洗濯機の上にスペースがあり、収納したい。でも、何かを設置するのが大変でめんどくさそうというイメージからあきらめてしまう人が多いです。
私は、ドラム式洗濯機の上のスペースを活かした収納をしたくて、2024年4月にランドリーラックを設置しました。しかし、設置するまでは「このスペースにランドリーラックをちゃんと入るんか?」と不安で仕方なかったです。
そこで本記事では、洗濯機の上のスペースを活かした収納をするために、ランドリーラックの設置を画像付きで解説します。
この記事を読めば、ドラム式洗濯機の横にすっぽりランドリーラックが入り、ドラム式の上に収納を作れるでしょう。
欲しいランドリーラックを選んでから寸法を測ると効率が良い!
ドラム式洗濯機の上に収納すべき便利なもの
まず、脱衣所や洗濯機周りで散乱しがちなアイテムについて見ていきます。
洗剤や柔軟剤
最も洗濯機周りで散らかりがちなのが洗剤や柔軟剤。
洗剤や柔軟剤は洗濯機のすぐそばにあって欲しい。でも、結構場所を取るんですよね。
容器は長いし、おしゃれ着洗い用とか分けだすと種類も山ほどある。それらをドラム式洗濯機の周辺に配置しようとすると至難の業。
よって、洗剤や柔軟剤は床等に放置され、散乱してしまうのです。
タオル・バスタオル
タオルやバスタオル。これらも洗濯機や脱衣所に散乱しがちですよね。
タオル類はお風呂から上がった後にすぐ使いたい。よって、脱衣所や洗濯機周りに配置したいです。
タオル掛けがあっても、枚数に限界があるので、まとまった収納スペースが必要になってきます。
服
続いて衣類。衣類はお風呂から上がった後、すぐに着れるように脱衣所に配置したいです。
ただ「場所がない…」なんてことはありがち。洗濯カゴを床に配置してそこに毎回入れたりするパターンが多いです。
でも、床に衣類を置いてしまうと、邪魔だし、不衛生。
よって、収納できる場所がなく、衣類も散乱しがちです。
洗濯カゴ
洗濯カゴは床に置いているという人も多いはず。どこかに収納しようとしても洗濯カゴが大きくて中々うまくいきませんよね。
また、洗濯カゴは脱いだ衣類や次着る服を入れることがほとんど。よって、脱衣所に配置したいです。
しかし、脱衣所が狭いと、どうしても洗濯カゴを配置するスペースがなく、結局床に置きがちになってしまいます。
電動歯ブラシ
電動歯ブラシを使っている方は収納に困ることがありませんか?私も電動歯ブラシを使っているのですが、収納場所に困っていました。
電動歯ブラシはその名の通り、充電が必要。よって、充電器の近くに電動歯ブラシも配置したいし、できれば、電動歯ブラシを使っていない時は充電器の上に置いておきたい。
すると、洗面所だとコードが鬱陶しくて、配置に困ります。洗面所はあまり電源に余裕がないし、狭い洗面所とかだとドライヤーに電源を使うだけでいっぱいいっぱいなことも。
さらに、入浴後すぐとか、入浴しながら歯を磨くことも多いので、脱衣所近くには配置したいですよね。
つまり、電動歯ブラシは充電が必要なことと、脱衣所周りにを配置したいことから、収納に困りがちです。
ドライヤー
ドライヤーも風呂上り、すぐにあてられる場所に欲しい。よって、独立洗面台や洗濯機がある脱衣所らへんに保管したいアイテム。
また、ドライヤーは電動歯ブラシと同様にコードが必要です。私は超めんどくさがりなので、ドライヤーのコードを毎回抜きさししたくなく、常に挿していたい。
そこで、独立洗面台下の収納部分の取っ手にドライヤーホルダーを引っ掛け、保管していました。ただ、それだとコードが洗面回りでごちゃついて、少し鬱陶しいんですよね。
このコードのごちゃつきを何とかしつつ、脱衣所にスッキリと配置できないか悩んでました。
コロコロ
最後はコロコロ。なぜコロコロがドラム式洗濯機周辺に必要かと言うと、髪の毛を掃除するから。
大抵、脱衣所には洗面台がありますよね。そして、洗面台ではドライヤーを使い、髪の毛を乾かしたり、セットしたりします。
その時に大量の髪の毛が散乱する。この髪の毛を放置していると洗面周りがかなり悲惨な状況に。
よって、コロコロも脱衣所辺りに必要な必需品です。
ドラム式洗濯機の上に収納を作るべき理由
では、なぜドラム式洗濯機の上に収納を作るべきなのでしょうか。
洗濯機周りは収納すべき物が多すぎるから
1つ目は洗濯機周りは収納すべき物が多すぎるから。例えば、洗濯カゴや衣類、洗剤など挙げだすとキリがありません。
それらをまとめてドラム式洗濯機の周囲に配置しようとすると、新たな収納を作らないと入りきらないでしょう。
一人暮らしで物を減らせばギリ納まりますが、2人以上で住んでいると余裕でキャパオーバーです。
このように、洗濯機周りのアイテムの多さが収納の必要性を際立たせるのです。
ドラム式洗濯機の上のスペースに余裕があるから
ドラム式洗濯機の上に収納すべき便利なものでも挙げたように洗濯機周辺には便利なアイテムがたくさんあります。
それらを全てドラム式洗濯機の周囲に配置しようとすると、確実にスペースが足りない。そこで「どこか良い収納スペースはないかな?」と見渡してみると、ドラム式の上がめちゃくちゃ空いていることに気づきます。
そのスペースを有効活用し、脱衣所や洗濯機周りの便利アイテムを収納していくのです。
ドラム式洗濯機の上を収納できる「ランドリーラック」とは
ドラム式洗濯機の上の収納でよく使われるのがランドリーラック。
ランドリーラックには大きく3種類あり「置き型」、「突っ張り型」、「立てかけ型」です。それぞれの特徴を見ていきましょう。
置き型
置き型はランドリーラックの中でも最もベーシックなタイプ。私が設置したランドリーラックもこの「置き型」タイプです。
特徴としては足部分。設置の最後に足部分をアジャスターでぐらつかないように固定します。足の4点がしっかり地面についていれば完成です。
また、置いて設置するのでドラム式洗濯機の横にスペースが必要なのも忘れずに。
突っ張り型
続いて突っ張り型。突っ張り型は天井と地面を突っ張って洗濯機上のスペースを活かします。
2本タイプや4本タイプがあり、ドラム式洗濯機の周囲に突っ張りが入るスペースさえあれば突っ張れる万能型。
例えば「洗濯機の右側は洗濯パンから、左側は地面から」のような左右異なる高さからの調整も可能です。
ただ、耐荷重は置き型よりやや劣る傾向があるので、収納するものが山ほどある場合は置き型の方がベター。
立てかけ型
最後は立てかけ型。立てかけ型の最大のメリットは組み立て・設置が楽なことです。
ほぼ組み立てなしで立てかけるだけなので、めっちゃ楽。
一方で「置き型」「突っ張り型」に比べると安定感が劣ります。
組み立てが苦手で、収納もそれほど多くない人は立てかけ型でもありですね。
価格は置き型>突っ張り型=立てかけ型
価格は置き型が最も高く、突っ張り型と立てかけ型がトントンといったところ。
置き型が最も高いといっても、その価格差は3,000円ほど。置き型が10,000円前後で、突っ張り型と立てかけ型は7,000円くらいです。
相場は上記の価格くらいなので、めちゃくちゃ安いのを買って失敗しないように注意しておきましょう。
優先順位は①置き型②突っ張り型③立てかけ型
では、どのタイプを買えばいいのかという話ですが、優先順位は以下の通り。
- 置き型
- 突っ張り型
- 立てかけ型
まず、置き型が置けるのであれば置き型にしましょう。理由はめちゃくちゃしっかりしていて安定感があるから。
実際に私も置き型を使用していますが、安定感がすごいです。グラグラしないし、かなり物を置いてもビクともしません。
価格差が3,000円程度なら投資する価値は大いにありますね。
続いて突っ張り型。突っ張り型は置き型が置けない時の代替案で考えると良いと思います。
置き型に比べて安定感は劣りますが、置き型より万能に設置できる。洗濯機周りにスペースが少ない時は置き型にしましょう。
最後は立てかけ型。立てかけ型は安定感が微妙で、結局壁に穴をあけてネジで固定しないといけないことも。穴あけは賃貸の敵ですよね。できれば穴はあけたくない。
よって、優先順位は置き型、突っ張り型、立てかけ型の順に考えると間違いないでしょう。
ドラム式洗濯機の上に収納を作る際のポイント
ドラム式の上に収納を作る場合、知っておいた方が良いポイントがあるので紹介します。
ドラム式洗濯機の上に直接物は置かない方がいい
ドラム式洗濯機の上に直接物を置くのはできればやめた方が良いです。理由はうるさいから。
少し物を置くくらいなら問題ないですが、ドラム式の上がギチギチになるくらい置くのは危険。
ドラム式が起動した際、振動しますが、その振動が物に伝わり、結構な音がします。ブルブル震えて、落下の危険性もある。
よって、ドラム式洗濯機の上に直接物を置くのは避けた方が良いです。
欲しい収納を選ぶ
ドラム式洗濯機の上に収納を作ることが決まったら、どんな収納が良いか考えます。ここは直感的に自分の好みで選んでいきましょう。
ポイントとしては「欲しい収納を選ぶ→サイズを考える」という手順。この手順だと早く収納が決まります。
理由は欲しい収納を選ぶのは、楽しみを感じながら取り組めるから。「このデザイン良いな」とか自分の好みの家具を眺めるだけでも楽しい。
一方で「サイズが入るのか」とかを考えるのはかなり面倒です。いちいちメジャーで細かいところを測らないといけない。サイズを測っているうちに「めんどくさい…」と感じ、挫折してしまう人も。
よって「欲しい」と感じた収納アイテムをまず決めてしまい、そこからサイズを測る方がモチベーションを維持しやすい。高いモチベーションのまま、収納を決めてしまいましょう!
色・素材
欲しいドラム式洗濯機の上に作る収納が決まったら、次は色や素材の確認です。色は自分の好みでOK。
素材はステンレスタイプからウッド調のものまでたくさん種類があります。こちらも自分の好みに合わせて選ぶのが良いでしょう。
サイズの確認
超重要なのはサイズ。ニトリや無印で買おうが、とりあえずサイズが入らないと始まらない。
サイズの確認は、突っ張り棒で収納を作るのか、ランドリーラックを作るのかで確認箇所が異なります。突っ張り棒で収納を作る場合は洗濯機上のスペースの横の長さだけ測ればOK。その長さが突っ張り棒の長さに入っているか確認するだけで。
一方でランドリーラックの場合、以下の箇所の確認が必要。
- 洗濯機横のスペースに入るか
- 洗濯機上の高さが問題ないか
- 奥行き
- ドラム式洗濯機のフィルターを取り出せるか
まずは洗濯機横のスペース。
ポイントはランドリーラックを洗濯パンの上から配置するのか、それとも床から配置するのかということ。私は安定感の不安からできれば床から配置したかったので、床からの隙間を確保できるよう、ドラム式を少し動かしました。
「もう少し横にスペースがあれば…」となる場合、少しならドラム式洗濯機を自分で移動させることもできます。
ただ、女性で一人で運ぶのは厳しいと思った方がいいですかね…。あと、無理矢理移動させて、仮にでも洗濯機が横になったら洗濯機が故障する恐れも。無難に行くならやはり2人で作業することをおすすめします。
私は引っ越しした時に、ドラム式洗濯機を引っ越し業者に運んでもらったんですが、その時1人でドラム式を運んでました…。とんでもない力だなとビックリしましたね。
続いて高さ。高さを測るポイントは段差があるかないか。配置しようと思っている場所が、段差の手前なのか、奥なのか。その違いで高さが変わってきます。
続いて奥行き。奥行きのポイントは洗濯機パンの中なのか、外なのか。ランドリーラックをどちらに配置するか決めておきましょう。
最後はフィルターのスペース。ドラム式洗濯機の場合、大体上にフィルターを外すところがあるので、このスペースがきちんと確保できるか確認しましょう。ここ忘れがち。
約20cmくらい確保できれば問題ないと思います。実際に自分で使っているドラム式洗濯機のフィルターを外してみておおよその高さを確認しましょう。
ここまで確認できたら、自分が欲しいランドリーラックのサイズを確認します。すべて問題なさそうでしたら注文しましょう!
おしゃれを追求するなら物を見えないようにする
「ドラム式洗濯機の上もおしゃれに見せたい」という場合、収納したアイテムを見えないようにしましょう。
ランドリーラックなどでまずはドラム式の上に収納を作り、そこに100均などの箱を配置して小さい収納を作るイメージ。
生活感が隠れることで、おしゃれ感が増します。
【体験談】ランドリーラックでドラム式洗濯機の上に収納を作る!
賃貸の新居に引っ越した私が、実際にランドリーラックでドラム式洗濯機の上に収納を作った様子を紹介します。
使用したランドリーラック
使用したランドリーラックはこちら。
このランドリーラックにした理由は2点。
- おしゃれで評価も高いから
- サイズが問題なかったから
まずデザインが良いですよね。黒でも白でもドラム式洗濯機に合います。そして評価も高いです。2024年9月時点でAmazonは5点満点中4.3点。楽天は4.5点。レビュー内容も満足しているという書き込みが多かったです。
そして、最も重要なサイズが問題なかったこと。これが最も大きな理由ですね。私の場合、サイズは以下の通りでした。
【ドラム式洗濯機横の隙間:4cm】
【ドラム式の洗濯機パン奥行き:57cm】
【ドラム式洗濯機の床から段差までの高さ196cm、天井までの高さ220cm】
【フィルターを取り出した時の高さ20cm】
これでスッポリ入りました。注意点として、高さは余裕をもって購入しましょう。理由は最後にアジャスターで高さ調整をするから。
アジャスターはランドリーラックがしっかり地面につくように、足の4点を高さを調節する部品です。
以下の画像を見ると、一方は段差に入っていますが、逆側は段差からはみ出ています。つまり、高さが段差までしかなかったらランドリーラックが入らなかった可能性があります。
ランドリーラックを設置し終わった後にグラグラする…という惨事にならないよう、高さは余裕をもって置きましょう。
組み立て
続いては組み立ての様子。注文した商品と中身はこんな感じ。
まずはランドリーラックの足を作っていきます。左右それぞれ同じことをします。
同封されている六角やスパナでもいけますが、電動ドライバーを買っておくと超便利です。組み立てスピードが1.5倍になると言っても過言じゃない。
私が使用しているのはすでに取り扱いがなかったのですが、同価格帯の電動ドライバーがありました。安くておすすめです。
足ができたら、左右の足を固定していきます。
固定した棒には穴があるので、網のような物を穴に挿し、手前の棒もネジで固定していきます。
続いて、背面に「×」印のような棒を固定していきます。これでランドリーラックの横幅を調整できる感じです。中心のネジは一度ドラム式の前に置いてみて「幅はこれくらいだな」と確認できたら締めましょう。中心のネジで幅を固定する感じです。
次は天板を作っていきます。天板は4点に小さい部品をネジで止めるだけなので簡単。合計3つ作ります。
いよいよ完成間近。ドラム式洗濯機の横スペースにランドリーラックを入れます。
入れ終わったら、3つの天板をのせます。これはのせるだけなので簡単です。そして、横に網の部品を引っ掛ける箇所があるので引っ掛ける。
最後にランドリーラックの足にあるアジャスターをくるくる回して、グラつきが無いようにして完成!
ちなみに、私はつけていませんが、タオル掛けのような物もお好みでつけられます。
組み立て自体は2人で2時間あれば終わりますかね。難しい組み立ては無かったです!ただ、最後のアジャスターの調整が少し難しい。
一度ランドリーラックを隙間から取り出す、もしくはドラム式の横の隙間に手を入れて、アジャスターを回します。微調整が必要なので、何度かトライして調整しました!
ランドリーラック使用前/使用後
ランドリーラック使用前はこれだけ物にあふれていて、整理しようがなかったです。
ランドリーラック使用後はすべてランドリーラックに収納できました!ドラム式洗濯機の上のスペースはやはり活かすべき。
脱衣所や洗濯機周りの収納に悩んでいる人は活躍すること間違いなし。
ランドリーラックの耐久性
気になるランドリーラックの耐久性ですが、結論から言うと、かなりしっかりしています。
接地面が適切であれば、ドラム式が動いていてもカタカタ鳴ったり、物が落ちてきたりすることはありません。私はドラム式の振動を抑えるために、防振のかさ上げ台をドラム式洗濯機の下に設置しています。これもランドリーラックの振動を抑えるのに活躍していると思います。
振動や音が気になる人はドラム式の下に敷いてみてください。かなり振動や音が抑えられますよ!
ドラム式洗濯機横の収納も活かせる
ランドリーラックを設置すれば、ドラム式洗濯機の横にも物を置けます。例えば、アイロンやドライヤー。
引っ掛ける部品は100均で買ってますね。
髪の毛をゴッソリ取るのに便利なコロコロは逆側に引っ掛けています。
ドラム式洗濯機の上と左右。余すところなく使ってどんどん収納していきましょう!
ドラム式洗濯機の上はランドリーラックで収納すべし!
今回はドラム式洗濯機上の収納について解説しました。
ドラム式洗濯機や脱衣所には収納すべき便利なアイテムがたくさんあります。洗剤やタオル、衣類、ドライヤーなど。
それらを全て洗濯機周辺に配置しようとすると、スペースが足りないので、ドラム式洗濯機の上に収納するのがおすすめ。
ドラム式洗濯機の上を活かすなら、ランドリーラックが万能です。ランドリーラックは置き型、突っ張り型、立てかけ型があります。中でも置き型は安定感があり、おすすめです。
ただし、置き型のランドリーラックでも、洗濯機横の隙間に入らないと意味がないので、サイズ確認は要注意です。
ドラム式洗濯機の上にごちゃついた物たちを収納し、気持ちよく片付けてみてくださいね!