- 新三種の神器っていつから呼ばれているの?
- 令和版新三種の神器って何?
- 3C家電と三種の神器の違いは?
「新三種の神器って聞いたことあるけど、実際使ってない」という人は多いのではないでしょうか。私も最初はどのアイテムも導入しておらず「ほんまに生活が楽になるん?」と疑ってばかりでした。
私は実家に住んでいる時に新三種の神器の1つである食器洗い乾燥機を使っていました。また、一人暮らしや結婚してから残りの新三種の神器をすべて導入しました。
そこで本記事では新三種の神器の紹介から実際に家で役立つのかどうかまでまとめて解説します。
この記事を読めば、新三種の神器が自分の家に必要かどうかわかるでしょう。

令和版新三種の神器はドラム式洗濯乾燥機とロボット掃除機は必須級!
三種の神器とは

新三種の神器に行く前に、三種の神器とは何のことを指すのか紹介します。
一般家庭に広く浸透した家電
三種の神器とは簡単に言うと、その時代の生活をめちゃくちゃ楽にしてくれた3つの家電のこと。
元々三種の神器は日本の天皇が代々受け継いできた、大切な3つの宝のことを指します。その宝と関連させて、家の重要な家電のことも三種の神器と呼ぶようになりました。
三種の神器はいつから言い出したか
三種の神器がいつから普及したのかというと、1950年代から。以下3つの家電が始まりです。
- 白黒テレビ
- 電気洗濯機
- 電気冷蔵庫
上記のように「当時の人にとって最重要なアイテム3つ」を三種の神器と呼びます。
3C家電とは

では、3C(さんしー)家電とは何のことをさすのでしょうか。
カラーテレビ、車、クーラー
3C家電とは以下3つのアイテムを指します。
- カラーテレビ(Color TV)
- 車(Car)
- クーラー(Cooler)
上記は1960年代から流行り出したもので広く一般家庭に普及していきました。
ちなみに車は厳密に言えば家電ではないです。よって3C家電は「カラーテレビとクーラーの家電」+「車」を指します。
三種の神器と3C家電の違い
では三種の神器と3C家電は何が違うのでしょうか。違いを表にまとめました。
| 比べるポイント | 三種の神器 | 3C家電 |
|---|---|---|
| 意味 | その時代を象徴する「超重要な3家電」 | 「C」で始まる必須家電3つ |
| 由来 | 日本の神話の三種の神器から | “C”という頭文字の分類 |
| 時代性 | 時代とともに内容が変わる | 基本セットはあまり変わらない |
| 代表例 | TV、洗濯機、冷蔵庫 | Color TV(カラーテレビ)、Car(車)、Cooler(エアコン) |
要するに3CはCで始まる重要なアイテムということ。重要な家電・アイテムという点は三種の神器も3Cも共通です。
時代が変わるたびに新三種の神器とも呼ばれていた
三種の神器の特徴は「時代ともに内容が変わる」こと。よって、重要なアイテムが時代で移り変われば、三種の神器も変わる。三種の神器が生まれ変わったということで「新」三種の神器と呼ばれます。
例えば、2000年代。新三種の神器と呼ばれたのは以下のアイテム。
- 薄型テレビ(液晶・プラズマ)
- DVDレコーダー
- デジタルカメラ
当時はデジタル家電が流行していました。そのため、その時代を流行を象徴するアイテムが「新」三種の神器と呼ばれたのです。
【令和版】新三種の神器

では、令和の現在ではどのようなアイテムが新三種の神器と呼ばれているのでしょうか。
ロボット掃除機
新三種の神器と言われている1つ目のアイテムはロボット掃除機。理由は現代の時短家電の代表格だから。
実際私もロボット掃除機は毎日使っていますが、もはやロボット掃除機なしの生活には戻れません。掃除が劇的に楽になったと強く感じますね。
ドラム式洗濯乾燥機
続いての令和版、新三種の神器はドラム式洗濯乾燥機。ドラム式洗濯乾燥機は洗濯にかかる時間を劇的に短くしてくれたから。
ドラム式洗濯乾燥機が出てくるまでは「洗濯してから干す。そして乾くまで待つ。」という流れが当たり前でしたよね。
それが令和の現代では「干す」という行為が無くなりつつあります。ドラム式洗濯乾燥機のおかげで、乾燥までボタン1つでできるから。
このようにドラム式洗濯乾燥機のおかげで「洗濯」という家事に革命が起きたので、新三種の神器と呼ばれるのです。
食器洗い乾燥機
最後の新三種の神器は食器洗い乾燥機。食器洗い乾燥機も他の新三種の神器同様、家事を一気に楽にしてくれたから新三種の神器の1つになっています。
食器洗いといえば、スポンジでゴシゴシ洗い、乾くまで水切りラックに食器を置いておく…というのが当たり前でした。
ですが、食器洗い乾燥機が出てきてからは「食器洗う→乾かす」まで自動でやってくれるのです。
食器洗いにおいて、劇的な時短をもたらしてくれているため、令和版新三種の神器の1つになっています。
令和版新三種の神器は一家に一台必要なのか
令和版新三種の神器は一家に一台レベルなのでしょうか。どれも使ったことがある私的には以下の印象を持っています。
| 令和版新三種の神器 | 感想 |
|---|---|
| ドラム式洗濯乾燥機 | 必須。家に入るならみんな買うべき。 |
| ロボット掃除機 | 床が整理されていれば必須級。 |
| 食器洗い乾燥機 | 賃貸だと厳しい。 |
まずドラム式洗濯乾燥機は誰もが使うべき神アイテムと感じます。洗濯の「干す」という手間がなくなるのは効果が大きすぎるから。仮に乾燥にかけられない衣類があっても、分けて洗えばいいですから。タオル類や靴下とかだけでも乾燥できるのはめちゃくちゃ楽になりますよ。
ロボット掃除機は超便利ですが、床がごちゃごちゃしている家庭はなしです。コードの配線がめちゃくちゃだったり、ロボット掃除機が乗り越えられないラグやカーペットが多いとか。これじゃロボット掃除機を動かしても意味ないですから、まずは床の整理からですね。
ちなみに段差なら100均でスロープを作れば乗り越えられます。
最後の食器洗い乾燥機は賃貸じゃ厳しい印象。賃貸だと工事不要のタンク式の食器洗い乾燥機がほとんどになりますが、置き場がないんですよね…。
仮に小型の食洗機を置いたとしても、洗いたい食器を全部入れられないから結局自分で洗った方が速い。かつての三種の神器であった「テレビ・洗濯機・冷蔵庫」級かと言われればそこまで普及していない印象です。
よって、実際に使ってみた結果、一家に一台レベルはドラム式洗濯機とロボット掃除機ですね。食器洗い乾燥機も賃貸じゃなきゃあり。
令和版新三種の神器以外の神器


ここからは個人的にマストだと感じる神器を紹介します。【令和版】新三種の神器以外にも実際に使ってみて「絶対使うべき!」と感じたアイテムたちです。
プロジェクター
1つ目はプロジェクター。理由は大きい画面を省スペースで実現できるから。
かつての三種の神器の1つでもあったテレビ。テレビは確かに便利なのですが、どうしても大きな設置スペースが必要になってしまうんですよね。
一方でプロジェクターはペットボトルくらいのスペースがあれば設置可能。プロジェクターを投影する壁とプロジェクターの間に障害物さえなければOKです。
「家で大画面で映像を楽しみたい」という人はテレビではなくプロジェクターを考えてみてもいいでしょう。
コーヒーメーカー
コーヒーを飲む人はコーヒーメーカーも必須級のアイテム。ボタンを1回押すだけでおいしいコーヒーが飲めるから。
私はコーヒーメーカーを買うまではインスタントコーヒーか缶コーヒーを飲んでいました。インスタントコーヒーはいちいち湯を沸かさないといけないのが面倒なのと、缶コーヒーはちょい値段が高いのがネックでしたね。
コーヒーメーカーを買ってからは湯は沸かさなくていいし、缶コーヒーを買うよりも費用は圧倒的に安い。
よって「コーヒーを毎日飲む」という人はコーヒーメーカーの選択肢は大いにありでしょう。手間最小限のコーヒーメーカーは以下の記事で詳しく書いています。
アレクサ
アレクサも個人的には一家に一台と考えています。アレクサに一声かけるだけで複数の物事を実行できるから。
アレクサなどの音声操作を取り入れるまでは、外出する際、いちいちリモコンを探してエアコンを消す。電気のスイッチを押しに行く、など1つ1つの行動を実行しに自分の手と足で向かっていました。
それが、今ではアレクサに一声かけるだけ。リモコンやスイッチを押しに行ったりしないです。その他にも一声でロボット掃除機も動き出します。
このように「一声で複数の行動を実行する」という効率的で近代的な生活を実現してくれるのがアレクサです。ネット環境さえあれば、実現可能なので、音声操作が気になる人は是非チャレンジしてみましょう。
新三種の神器を参考に便利なものを使って家事効率化


今回は新三種の神器について紹介しました。
元々三種の神器は一般家庭に広く浸透した家電「白黒テレビ、洗濯機、冷蔵庫」を指す言葉でした。
ただ時代が進むと流行りの家電も変わってくるため、その時々で三種の神器は変わります。「三種の神器が新しくなった」ということで「新」三種の神器と呼ばれるわけです。令和ではロボット掃除機、ドラム式洗濯機、食器洗い乾燥機が該当します。
新三種の神器は絶対に取り入れなければならないわけではありません。ただ、生活の質を向上してくれるアイテムであることは間違いないです。私も導入してからは、かなり家事が効率化され、生活の質が向上しましたね。
新三種の神器が少しでも気になるなら、ぜひ一度試してみてください。










