- 冬の洗濯物が乾かないのってどうにかならないの？
- エアコンで冬の洗濯物って乾かせる？
- 冬の洗濯物を早く乾かす方法を教えて！
冬に洗濯物を干して、時間が経った後に取り込もうと思っても「まだ濡れている…」ということが多いです。
私は冬の洗濯物が乾かないことが多く、めんどくさかったので、ドラム式洗濯機を購入し干すこと自体をやめました。ただ、干し方や工夫次第でドラム式が無くても冬の洗濯物は早く乾きます。
そこで本記事では、冬の洗濯物が乾かない理由から早く乾かす方法までまとめて紹介します。
この記事を読めば、冬の洗濯物が乾きやすくなるでしょう。
冬の洗濯物を早く乾かすには1番手っ取り早いのがドラム式。ドラム式の購入が難しければ、洗濯物の干し方と風の流れを意識する！
冬の洗濯物が乾かない理由
冬の洗濯物はなぜ乾かないのでしょうか。その理由について書いていきます。
気温が低いから
最も大きな理由は気温の低さ。気温が低いと洗濯物についた水分が蒸発しにくいからですね。
気温が低いと空気が含むことができる水蒸気量（飽和水蒸気量）が減ります。それに伴い、洗濯物についた水分が水蒸気に変われず、行き場がなくなります。よって、そのまま服についたままになるのです。
一般的に洗濯物が乾きやすいのは気温25度以上と言われます。冬にその温度になる日はないですね。
よって、冬の気温の低さが洗濯物の乾きにくさに影響するのです。
【部屋干し・外干し編】冬の洗濯物が乾かないのを解消する方法
冬の洗濯物が乾かないのを解消する干し方の工夫について書いていきます。
窓を開けて換気する
窓を開けて換気することで、部屋に空気の流れができ、洗濯物が乾きやすくなります。
冬の部屋干しで洗濯物が乾かない大きな要因として「空気の流れが悪い」ことがあげられます。よって、洗濯物同士に風が通る道をつくってあげることで洗濯物が乾きやすくなるんですね。
「冬、部屋干しと外干しどっちが乾くのが早いか」といわれれば、部屋干しの方が個人的に早いと感じます。気候に左右されないですし、干し方を工夫し、風の通り道を作ってあげれば半日あれば乾きますね。
除湿機やサーキュレーターを活用する
除湿器やサーキュレーターを活用すると、洗濯物が乾きやすくなります。除湿器は湿度を下げ、サーキュレーターは空気を循環させてくれるから。
私も「冬の洗濯物が乾かない」となった時はサーキュレーターを使います。例えば、キャンプで使うシュラフのように、冬の大きな洗濯物を乾かすにはサーキュレーターを使いますね。洗濯物の水は下の方に溜まる傾向があるので、下から上に風をあてています。
除湿器についてはコンプレッサー式とデシカント式があります。デシカント式の方が電気代が高いですが、冬の結露防止等に有効です。冬メインで使うのであればデシカント式がおすすめです。
窓や壁際を避けて干す
窓や壁際を避けて干すことで、洗濯物が乾きやすくなります。窓や壁があると空気が循環しにくいから。
洗濯物を乾かすには洗濯物同士の間隔をあけて、空気の循環させることが大切。その空気の循環を窓や壁が邪魔しちゃうんですよね。
よって、冬の洗濯物をどこに干すか悩んだら、窓際や壁際を避けて考えましょう。
外干しする時間を意識する
冬に洗濯物を外干しする時間を意識して干せば、冬でも洗濯物が乾きやすいです。時間で温度が大きく変わるからですね。
例えば、真冬の夜に外干しても朝全然乾いていません。逆に朝干すと、快晴で日当たりが良ければ、昼過ぎには乾くでしょう。
ただ、それでも冬の洗濯物が乾く時間は夏よりも多くかかります。夏は2～3時間で乾くのに対して、冬は6時間以上かかると言われます。正直6時間でも結構乾いてないことがありますね。
洗濯物をアーチ状に干す
洗濯物を干す際、できる限りアーチ状に干しましょう。アーチ状に干すことで、空気の流れがよくなり、洗濯物が乾きやすいから。
アーチ状とは靴下などの短い衣類を真ん中。バスタオルなどの長い洗濯物を外側に干すこと。内側から外側に向かって丈の長い洗濯物が来るようにします。
室内で干すときも同様です。アーチ状に洗濯物を干して、少しでも洗濯物が乾きやすい環境を作りましょう。
洗濯物を裏返して干す
洗濯物が分厚い場合、洗濯物を裏返して干すことも有効です。洗濯物の分厚い重なり合っている部分が直接空気に触れて、乾きやすくなるから。
特に冬場の衣類なんかは分厚い服が多いです。そんな服は裏返して、空気に触れやすくすると乾きやすいです。
エアコン（暖房）で洗濯物を乾かすのはコスパが悪い
暖房を使って洗濯物を乾かすのはコスパの面でおすすめしません。確かに暖房の風で洗濯物は乾きますが、暖房で乾かすのは高いです。
暖房や除湿を使うと洗濯物は乾きやすくなります。ただ、人がいない状態で洗濯物のために暖房を使おうとすると、かなり費用がかかってしまいます。
よって、暖房を使って冬の洗濯物を乾かすなら、人がいる時に限るでしょう。人がいない時は、干し方や空気の循環を意識して洗濯物を乾かしていきましょう。
【洗濯編】冬の洗濯物が乾かないのを解消する方法
続いて、洗濯物を洗う際に気をつけておきたいことを書いていきます。
乾きやすい洗濯物を選ぶ
洗濯物の素材次第で洗濯物の乾きやすさが変わります。
乾きやすい素材としてよくあるのは以下の素材。
- ポリエステル
- 麻
- ナイロン
上記素材なら水分の蒸発が早く、乾かす際に便利な素材です。ただ、麻は洗濯すると縮むものも多いので、洗濯表示をよく見て洗濯しましょう。
脱水時間を長くして、1回の洗濯物量を減らす
「洗濯が終わっても洗濯物が結構濡れている…」という場合、脱水時間を長くしましょう。脱水時間を長くすれば、洗濯物の水分をしっかり取り除いてくれます。
脱水は洗濯物の量にも影響します。あまりに洗濯物の量が多すぎると洗濯物の水分を十分に取り除けず、びちゃびちゃのままで仕上がってしまいます。
よって、洗濯する際はできるだけ1回の洗濯物量を減らし、脱水時間を長めに取るのが乾きやすくするポイントです。
ドラム式洗濯機を導入する
最もおすすめしたい方法がドラム式洗濯機の導入です。ドラム式洗濯機があれば、干すこと自体必要なくなり、冬の洗濯物が乾かないということが起きないから。
ドラム式洗濯機はボタン1つで洗濯から乾燥までしてくれます。私は冬に限らず、毎日の洗濯はドラム式洗濯機です。夜寝る前にスタートボタンを押せば、朝起きたらしっかり乾いた洗濯物が出来上がっています。
例えるなら、家に小型のコインランドリーがあるようなもん。コインランドリーほど大型の乾燥機ではありませんが、やっていることはコインランドリーと同じ。それが家でできてしまうのは便利すぎますね。
冬の洗濯物が生乾きになってしまった場合の対応法
最後に、洗濯物が生乾きになって、嫌な臭いが出てしまった洗濯物の対応方法について書いていきます。
もう一回洗濯する
手間でなければもう一回洗濯するのが手っ取り早くておすすめ。もう一度洗濯してきちんと干せば、生乾きの嫌な臭いは取れます。
私は生乾きの臭いがついてしまったら、その衣類と一緒に、その日回す洗濯物とまとめて洗濯してました。再度干す際は洗濯物同士の間隔をあけて、しっかり乾くような状況を作りましょう。
お湯につけ置きしてから洗濯する
お湯でつけ置きしてから干しても効果はあります。ただ、自分で絞らないといけないのがめんどうなのと、衣類によってはお湯がNGなものもある点が注意。
個人的にはもう一度洗濯してしまう方が楽で、面倒なことも気にしなくて良いと思います。
クエン酸を柔軟剤代わりに使う
あまりに臭いがひどい場合、クエン酸を柔軟剤の代わりにいれるのも効果的。クエン酸は除菌・抗菌作用が優れていて、臭いを消すのに効果的だから。
クエン酸が入った液体を柔軟剤入れのところにいれるだけなので簡単です。レノアからクエン酸入りの商品が出ていますね。
冬の洗濯物が乾かないなら現状のやり方を変えれば乾く
今回は冬の洗濯物が乾かない場合の対応法について紹介しました。
冬の洗濯物が乾かないのは気温が低いことが原因です。気温が低いことで空気が許容できる水分量が減り、洗濯物についた水分が蒸発しないから。
ただ、干し方や洗濯方法次第で冬の洗濯物も乾きやすくなります。サーキュレーターを使ったり洗濯物をアーチ状に干したりして風の流れを良くしましょう。
また、1回の洗濯物の量を減らして脱水時間を長く取ることも有効です。ドラム式洗濯機が導入できる人は干し方とか考えずに、ドラム式洗濯機の導入だけで解決します。
冬の洗濯物が乾くように、現状の方法を変えてみてくださいね！
