ドラム式洗濯機は二度と買わない?体験談からやめとけば良いか解説

ドラム式洗濯機は二度と買わない?体験談からやめとけば良いか解説Laundry
  • ドラム式洗濯機って「二度と買わない」とか「やめとけ!」っていう意見も聞く…
  • ドラム式洗濯機って大きいから設置とか不安で買ってない
  • 実際にドラム式洗濯機を買った声を聞きたい!

生活の質を改善してくれる、代用的なアイテムとしてあげられるドラム式洗濯機。ただ、ドラム式洗濯機を調べると「二度と買わない」などネガティブな意見もあり、購入を躊躇してしまうケースがあります。

私はそういったネガティブな意見も見つつ、実際にドラム式洗濯機を購入し、生活の質を爆上げしました。しかし、購入に踏み切るまではかなり悩み、購入を断念しようとしたこともあります。

そこで、本記事ではドラム式洗濯機の購入前の不安やネガティブな意見を紹介し、その不安を実体験をもとに取り除きます。

この記事を読めば、ドラム式洗濯機に関する不安の原因とその対策方法を練れます。ドラム式洗濯機の購入の手助けになるでしょう。

くるみん
くるみん

ドラム式洗濯機を二度と買わない方が良い人は縦型洗濯機に魅力を感じる人!

  1. ドラム式洗濯機が「二度と買わない」と言われてしまう理由
    1. 乾燥・脱水がイマイチだから
    2. 掃除・メンテナンスが大変だから
    3. 壊れやすく修理代が高いから
    4. 維持費が高いから
    5. 場所の確保が難しいから
    6. 家庭に合わないから
    7. 洗濯物を途中から追加で入れられないから
  2. 「ドラム式洗濯機以外」の洗濯機から得られるメリット
    1. 洗濯機の購入費用が減る
    2. 大きさの悩みが減る
    3. 衣類の黒ずみが減る
    4. 異臭がしなくなる
    5. 掃除の手間が減る
    6. うるさい音に悩まされない
    7. 洗浄力が上がる
  3. ドラム式洗濯機のメリット
    1. 乾燥機能を使える
    2. 節水性や節電性を体感できる
    3. 衣類が傷みにくい
    4. 洗濯機の上に物を置ける
  4. ドラム式洗濯機を二度と買わない方が良い人
    1. 縦型洗濯機にコスパを感じる人
  5. メーカー別のドラム式洗濯機の特徴
    1. パナソニック
    2. シャープ
    3. 日立
    4. 壊れやすいメーカー
  6. 「ドラム式洗濯機を二度と買わない」に関するよくある質問
    1. ドラム式洗濯機のお手入れはどうする?
    2. ドラム式洗濯機のチャイルドロックってある?
    3. 洗濯乾燥容量は何kgを選べばいい?
    4. 乾きが悪い時はどうすればいい?
    5. ドラム式洗濯機はデメリットしかない?
    6. ドラム式洗濯機の寿命はどのくらい?
    7. 臭いが気になる時はどうすればいい?
    8. 一人暮らしでドラム式洗濯機はいらない?
  7. ドラム式洗濯機を二度と買わないのは一部の人だけ
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ドラム式洗濯機が「二度と買わない」と言われてしまう理由

ドラム式洗濯機が「二度と買わない」と言われてしまう理由

ドラム式洗濯機が「二度と買わない」とか「やめとけ」と言われる理由はいったい何なのでしょうか。

マイボイスコム株式会社の2021年のアンケート調査によると自宅の洗濯機が「ドラム式洗濯乾燥機」の人は約16%でした。よって、ドラム式洗濯機の普及率はまだ低いことが分かります。縦型かドラム式、どっちが人気と言われれば、普及率の面では縦型に軍配があがります。

そこで、ドラム式洗濯機の普及しない理由や二度と買いたくないと思われてしまうのはなぜなのか深堀します。また、私自身2年以上ドラム式洗濯機を使っているので、体験談をもとに「実際あり得ることなのかどうか」を書いていきます。

乾燥・脱水がイマイチだから

まずは乾燥や脱水がダメという声。

ドラム式洗濯機を買う理由に「乾燥機能があるから」という人も多いでしょう。実際私も乾燥できることに惹かれて購入しました。

その大事な乾燥がイマイチだと「ドラム式洗濯機なんて二度と買わない」となるのも無理はないです。

このように、乾燥や脱水の後に洗濯物がゴワゴワする、きちんと乾いていないなどがドラム式が避けられる原因の1つとしてあげられます。

洗濯物を大量に入れると乾燥がイマイチになる

では実際乾燥や脱水がイマイチなのか。その答えは「洗濯物を入れすぎるとイマイチになる」です。

私は洗濯容量7kgのドラム式洗濯機を使っていますが、洗濯物をパンパンに入れると乾燥がイマイチで仕上がってきます。その理由は洗濯容量7kgに対して、乾燥容量が3.5kgだから。

乾燥容量は洗濯容量の「半分」なんですよ。だから洗濯機にいっぱい洗濯物を入れたら乾かないのも当然。

実際二人暮らしだと、冬場がギリギリのライン。冬場は洗濯物が多いからです。脱水は特に問題ないですね。

掃除・メンテナンスが大変だから

続いての理由は「掃除・メンテナンスに時間がかかる」です。掃除やメンテナンスに時間がかかると「自分にできるかな…」と不安になりますよね。

私もドラム式洗濯機購入までは「掃除とかメンテナンス大変そう…」という漠然としたイメージがありました。

2年間毎日使ってみて大変だったことはない

では実際に使ってみて大変なのか。その答えは「大変なことは全くない」ですね。

ドラム式洗濯機で縦型よりも普段の掃除が多い場所と言えば「乾燥フィルターとドアパッキン」の掃除。これらの掃除も以下の通り割とすぐ終わります。

シャープのドラム式洗濯機(ES-S7G)の清掃

掃除に関して言えば、洗濯槽も月1回の掃除が必要。洗濯槽の洗浄コースは8時間以上かかります。この間は洗濯できませんので、大変と感じる人もいるでしょう。

ただし、縦型も同様に洗濯槽清掃は長時間かかるため、一概に「ドラム式だけ掃除が大変」とは言い切れません。また、洗濯槽クリーナーを入れてボタンを押すだけなので、大変なことは全くないです。

壊れやすく修理代が高いから

続いての理由は「ドラム式は壊れやすくて修理代が高い」です。

では、実際に壊れやすいのか、体験談を書いていきます。

2年以上使ってみて修理は1回あり

実際私も使って1年ほどで1か所修理しました。下記の箇所です。

壊れやすく修理代が高いから

ただ保障の範囲期間内だったので修理費用はタダでした。修理時間も30分ほど。原因は「ドアを激しく閉めすぎたか、液体洗剤が漏れてしみ込んだか」でした。

恐らく液体洗剤を洗剤投入口に入れたまま放置することが多かったからだと思います。修理以降は液体洗剤を入れたらすぐに洗濯するようにしました。そうすれば、ドア付近にヒビが入ることは2年以上使ってもなくなりましたね。

よって、ドラム式が壊れやすいというわけではなく「普段の使い方」がドラム式の修理に影響している可能性が高いです。丁寧に使っていれば、すぐ壊れるような家電ではないですね。

維持費が高いから

続いての理由は「維持費が高い」という点。

では、実際維持費が高いのかどうか見ていきます。

ドラム式洗濯機の維持費は高くない

私は一人暮らしで2日に1回洗濯と乾燥を使っていましたが、月々の電気代は約2,500円でした。比較的安いんじゃないかと感じています。

維持費については「節水性や節電性を体感できる」で詳しく書いています。

現在は二人暮らしで毎日洗濯していますが、電気代は6000円前後で水道代は2,000円くらい。「ドラム式洗濯機だから」という理由で電気代や水道代が高騰することはないですね。

場所の確保が難しいから

続いての理由は「場所の確保」。

ドラム式洗濯機は大きいのでどうしても広いスペースが必要。どのくらいのスペースが必要かは購入するドラム式によります。

設置スペースの確認は必須

実際にドラム式洗濯機を購入するとなれば、設置スペースの確認は必須事項。

私が購入したドラム式洗濯機に必要なスペースについては「大きさの悩みが減る」で詳しく書いているので参考にしてください。

また、引っ越しを期にドラム式洗濯機を購入しようとしている人もいるでしょう。その場合、不動産屋や電気屋にドラム式洗濯機が設置できるか直接聞くのもありです。

私も引っ越しのタイミングで不動産屋に「ドラム式がは設置できるかどうか確かめて欲しい」と聞き、実際に電気屋に聞いてくれました。自分の確認だけでは不安な人は第三者に聞いて確認してもらうのもありですよ!

家庭に合わないから

ドラム式洗濯機が家庭に合ってない」という理由もちらほら見られます。

上記以外にも以下のような意見があります。

  • 腰を曲げて洗濯物を取るのがきつい
  • 子どもが洗濯機の中に入る危険性がある

上記が実際にドラム式洗濯機を使ってみてどうなのか見ていきます。

家庭に合わないこともあるが、事前に対策できる

まず、子どもが入らないようにするにはチャイルドロックという機能で防げます。チャイルドロックは洗濯機が停止中も洗濯機にロックががかり中に入れないようにする機能。

続いて足腰への負担は縦型と比べてどうでしょうか。私は縦型もドラム式も使ったことありますが「負担は変わらない」という印象。というかどちらかというと縦型の方がきついです。理由は「水を吸った重い洗濯物を取り出さないといけないから」。

ドラム式だと乾燥まで終わっているので洗濯物も軽くなっています。その分取り出す時の負担もかなり軽減されますね。

フィルターの掃除は毎日しています。こちらも特に負担が大きいと感じたことはないですね。1分で終わりますから。よって、家庭に合わないと感じれば、事前に調べて対策するか、納得いかないのなら購入をやめるべきでしょう。

洗濯物を途中から追加で入れられないから

最後に紹介するのは「洗濯物を追加で入れられない」という意見。


「これも洗濯したかったのに入れ忘れた!」なんとことよくあります。そんな時に追加で洗濯物を投入できなければ不便ですよね。

ドラム式洗濯機は途中で開けられる

では実際どうなのか。その答えは「途中で開けることは可能」です。

これはドラム式によりますが、私が購入したモデルは洗濯の途中でドアを開け、洗濯物を追加投入できます。

シャープのドラム式洗濯機(ES-S7G)の洗濯中に追加投入

よって、ドラム式を購入する際に途中でロックを外せるか確認しておきましょう。

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「ドラム式洗濯機以外」の洗濯機から得られるメリット

「ドラム式洗濯機を二度と買わない」ことによるメリット

ではドラム式洗濯機の選択肢をなくし、縦型洗濯機などの洗濯機を買うことによるメリットは何でしょうか。

ドラム式を買わないことで得られるメリットを紹介します。

洗濯機の購入費用が減る

ドラム式洗濯機は縦型洗濯機よりも高いです。よって、洗濯機の購入費用が減り、経済的な負担が減るでしょう。

私は洗濯容量7kg、シャープの「ES-S7G」を買いました。ドラム式洗濯機の中でもコンパクトで最安値クラスですが、それでも100,000円を超えてきます。最新モデル(2024年5月時点)の「ES-S7H」や「ES-S7J」は約130,000円と150,000円です。

一方で縦型洗濯機の7kg、一人暮らし用の価格は30,000~50,000円程度で買えるので、価格差は大きい。

よって、洗濯機の購入費用が減ることは大きなメリットと言えるでしょう。

大きさの悩みが減る

続いてのドラム式洗濯機を買わないことによるメリットは「重さや大きさの悩みが減る」こと。

ドラム式洗濯機はどうしても広い設置スペースが必要。理由はドラム式洗濯機自体が大きいからですね。

私も設置できるドラム式洗濯機購入時は設置できるかかなり不安でした。HPの仕様書を見ても「ほんまに入るのか?」と不安でしたし。洗濯機が届いて入らないとか最悪ですよね。

ドラム式洗濯機における大きさで見るべきポイントは以下4点です。

  • 洗濯パンの大きさ
  • 洗濯パンから蛇口までの高さ
  • ドラム式洗濯機の扉を開けた時の長さ
  • ドアが右開きか左開きか

私が購入したシャープの「ES-S7G」を例に見てみましょう。まず洗濯パンは65cm×65cmならすっぽり入ります。

続いて蛇口までの高さ。116cmあれば余裕をもってドラム式洗濯機を入れられます。

大きさの悩みが減る

ドラム式自体の高さは105cmほど。

大きさの悩みが減る

105cmですが、給水ホースが入る空間が必要なので、ドラム式の上は余裕を持ったスペースが欲しいです。よって、蛇口までの高さが重要になります。

続いてドラム式洗濯機の扉を開けた時の長さ。50cmあれば大丈夫です。このスペースがないと「うわ、ドア開けられへん」という事態になりかねない。

大きさの悩みが減る

最後はドアが右開きか左開きか。これは部屋のレイアウト次第で決まりますね。利き手が次第でドアの開きを決めるとかも聞きますが、関係ないと個人的に感じます。私は右利きですが右開きで特に問題ないです。もちろん左開きなら左手で開けるだけですし。

右開きか左開きかは製品の最後のアルファベットを見れば分かります。最後が「R」なら右開き。「L」なら左開き。それぞれ「Right」と「Left」の略ですね。

一方で縦型洗濯機ですと、洗濯パンと蛇口までの高さが問題なければ入ります。また、洗濯パンもそこまで大きくなくて大丈夫です。そしてもちろんドアの開きは気にしなくていい。全部上だから。

例にあげたシャープの「ES-S7G」(最新モデルは「ES-S7J」でサイズは同じ)はドラム式洗濯機の中でも超コンパクトサイズです。他のメーカーのモデルはもっと大きな空間が必要になってきます。

シャープ ドラム式 洗濯乾燥機 洗濯7kg 乾燥3.5kg 幅59.8cm ヒーターセンサー乾燥 乾燥ダクト自動お掃除 洗濯槽自動お掃除 エコセンサー(4センサー) ES-S7J-WR 右開き クリスタルホワイト

このように、ドラム式洗濯機は大きな場所が必要なので、ドラム式を選ばなければ大きさの悩みが減ることになるでしょう。

ちなみに私はAmazonでドラム式洗濯機の購入から設置までお願いしました。Amazonでの洗濯機設置については以下の記事で詳しく書いています。

衣類の黒ずみが減る

続いてのドラム式洗濯機を二度と買わないことによるメリットは「衣類の黒ずみが減る」です。

ドラム式洗濯機の特徴として少量の水で洗うことがあげられます。よって、節水性は高いですが、洗い方を間違えると衣類の黒ずみが目立つことも。

黒ずみを防ぐには以下に気を付けて洗濯しましょう。

  • 色落ちしやすいものは分けて洗う
  • 洗剤や柔軟剤は入れすぎない

まず色落ちしやすいものは分けましょう。これは縦型洗濯機でも同じですが、デリケート衣類は分けて洗うが鉄則です。

続いて洗剤や柔軟剤は入れすぎないようにしましょう。私は以下の洗剤を使用しています。

柔軟剤はこれ。

アタックZEROは何よりも容器が優秀。いちいち洗剤の量を測らなくていい。プッシュするだけで洗剤投入できます。

私はアタックZEROの容器の魅力を柔軟剤にも適用したかったので、フレグランスも下記のようにアタックZEROの容器を洗って使用しています。

衣類の黒ずみが減る

上記を3~5プッシュして投入しています。

一方で縦型洗濯機は大量の水を使用して洗うので、ドラム式洗濯機よりも黒ずみの悩みが減ると言えるでしょう。

異臭がしなくなる

ドラム式洗濯機を購入しなければ異臭に悩まされないかもしれません。異臭がする原因は以下の大きく5つ。

  • カビや雑菌の臭い
  • 洗剤の残りの臭い
  • 雑巾臭
  • 下水臭
  • 焦げ臭い、ゴムの臭い

まず、カビや雑菌。こちらは洗濯槽に繁殖している恐れがあります。よって、月に一回洗濯機にこいつを飲ませれば解決です。

続いて洗剤が残っていることが原因で発生する嫌な臭い。ドラム式洗濯機は水量が少ないので適量を入れましょう。アタックZEROを3~5プッシュでOK。詳しくは「衣類の黒ずみが減る」で詳しく書いています。

続いて洗濯機から雑巾のような生臭いにおいがしたらまさに雑巾やタオルが原因。使いまくっている雑巾やタオルがあれば新しいのに変えてください。おすすめのタオルは以下の物。

続いて下水の臭い。これは排水口に原因があるかも。洗濯機の排水ホースと排水口の間には排水トラップという部品があります。排水トラップには水が溜まっており、この排水トラップの水により下水臭が上がってこないのです。

排水トラップの水は乾燥機能を使うと減少し、運転終了後に水が溜まる仕組み。よって、乾燥終了後もしばらく電源をONにしておくと水が溜まります。

排水トラップ自体がない場合、一人で処理するのは難しい。洗濯機のメーカーなどに相談しましょう。

最後は焦げ臭いにおいがする場合。毎回焦げ臭いが続く場合、使用をやめてメーカーに相談です。電気系統の不具合の可能性があります。

ただ、私はドラム式洗濯機を長年使用していますが、臭いに悩まされたことは1度もありません。

ドラム式だと、洗浄時の水が少ないので、洗剤の残りの臭いは縦型よりも可能性があるくらいでしょうか。他の臭いは縦型でも起こりうる臭いですね!

掃除の手間が減る

続いての「ドラム式洗濯機を二度と買わない」ことによるメリットは「掃除の手間が減る」です。

縦型洗濯機とドラム式洗濯機の基本的な掃除は以下の通り。

縦型洗濯機ドラム式洗濯機
糸くずフィルター
乾燥フィルター×
ドアパッキン×
月1回の洗濯槽

ドラム式洗濯機の方が乾燥機能がある分掃除が増えます。ただ、掃除と言っても1分あれば終わるんですよね。

シャープのドラム式洗濯機(ES-S7G)の清掃

上記動画の手間もやってられない!という人は縦型洗濯機の方が向いているでしょう。

うるさい音に悩まされない

ドラム式洗濯機の音が不安という人も多いでしょう。実際音はどんな感じなのでしょうか。

私が購入したドラム式洗濯機「ES-S7G」は「運転音:洗い24dB/脱水39dB/乾燥36dB」です。(最新モデルの「ES-S7J」も同様)

「dB」だけ聞いてもイメージが湧かないので、動画で確認しましょう。

【洗い】

シャープのドラム式洗濯機「ES-S7G」の洗い

【すすぎ】

シャープのドラム式洗濯機「ES-S7G」のすすぎ1
シャープのドラム式洗濯機「ES-S7G」のすすぎ2
シャープのドラム式洗濯機「ES-S7G」のすすぎ3

【脱水】

シャープのドラム式洗濯機「ES-S7G」の脱水1
シャープのドラム式洗濯機「ES-S7G」の脱水2
シャープのドラム式洗濯機「ES-S7G」の脱水3

【乾燥】

シャープのドラム式洗濯機「ES-S7G」の乾燥

特に音が大きいところを撮影しました。上記がドラム式洗濯機の音ですね。24~39dBがどれくらいの大きさなのかの参考にしてください。私は大きいとは思いませんが、人によっては「耐えられない」という方もいるかもしれません。

洗浄力が上がる

最後のメリットは「洗浄力が上がる」です。確かに縦型洗濯機の方が水量が多い分、きれいに洗いあがるイメージがあります。

ただ、最新の縦型洗濯機・ドラム式洗濯では洗浄力は変わらない印象です。パナソニックの「洗濯機のドラム式と縦型を徹底比較!それぞれの違いと選び方」でもそのように書かれています。

確かにドラム式洗濯機は水量が少ないので、洗剤の洗い残しがあるかもしれません。そのような時は「衣類の黒ずみが減る」で解説した方法を試してみてください。

ドラム式洗濯機のメリット

「ドラム式洗濯機を二度と買わない」ことによるデメリット

一方でドラム式洗濯機を購入することで得られるメリットは何でしょうか。

乾燥機能を使える

ドラム式洗濯機の最大のメリットともいえる「乾燥機能」。乾燥機能を使うことで以下のことが可能になります。

  • 雨でも自由に洗濯
  • タオルが乾燥機能ふわふわの仕上がり
  • 時間節約
  • 洗濯物が花粉まみれにならない
  • 洗濯物に虫がつかない

乾燥機能を使えば天気を気にしなくて良いので、雨でも無敵です。私も縦型洗濯機を使っていた頃は常に天気を気にしていました。外出先で雨に降られたら「せっかく干したのに洗い直しやんけ…」と何度思ったことか。

乾燥機能を使えばスイッチを1回押すだけでタオルはふわふわ、干す手間がないので時間も超節約です。また、花粉症で外干し困難な人にも乾燥機能は嬉しいですよね。

あと、洗濯物を外に干すと結構虫がつきますよ。夏場とか余裕で虫がベランダに突撃してくる。洗濯物の虫については以下の記事を参考に。

節水性や節電性を体感できる

続いて、ドラム式洗濯機を使うことで水道代や電気代が安くなるメリットも。ドラム式洗濯機は少量の水でたたき洗いするため、水道代が安くなるのです。電気代もドラム式洗濯機の構造上、効率よく乾燥できるため安くなりやすい。

例えばシャープの洗濯乾燥機の選び方ガイドで分かりやすい比較があります。

縦型洗濯機(ES-PW11H)ドラム式洗濯機(ES-X11B)
水道代(洗濯のみ)約30.1円約19.7円
水道代(洗濯~乾燥)約23.1円約12.8円
電気代(洗濯のみ)約3.4円約2.3円
電気代(洗濯~乾燥)約68.2円約18.6円

引用:洗濯乾燥機の選び方ガイド

上記の通り、ドラム式だと水道代も電気代も圧倒的に安い。私も一人暮らしでドラム式洗濯機を使っていますが、月々ので電気代はクーラーを使用しない季節で2,500円ほど。2日に1回洗濯から乾燥までしていますが、安いなと感じています。ちなみに水道代は家賃に含まれているので、負担に感じたことはないです。

このように、ドラム式洗濯機だと節水性や節電性が良くなるメリットがあります。

衣類が傷みにくい

ドラム式洗濯機を使うことで衣類が傷みにくくなります。理由はドラム式洗濯機は「たたき洗い」だから。

縦型洗濯機はもみ洗い、ドラム式洗濯機はたたき洗いという違いがあります。もみ洗いは洗濯機で作り出す水流により、洗濯物を回転させて洗うので、洗濯物同士が絡み合うのです。よって、衣類同士が絡み合うことによる衣類の傷みが発生します。

一方でドラム式洗濯機のたたき洗いは衣類を持ち上げて上から下に落とすたたき洗い。たたき洗いなら衣類同士の絡みも少なく、傷みにくいのが特徴。

よって、縦型洗濯機だとドラム式洗濯機よりも衣類が傷みやすいと言えるでしょう。

洗濯機の上に物を置ける

ドラム式洗濯機だと上にスペースがあるので物を置けるのも大きなメリット。

当然ですが、縦型洗濯機だと蓋があるので上に物は置けませんね。しかし、ドラム式洗濯機だと上に蓋がないので物を置けます。私は歯磨きとか置いてましたね。

洗濯機の上に物を置けない

ただ、ドラム式洗濯機の上に直接物を置くのはあまりおすすめしません。振動で物が落ちるから。

よって、ドラム式洗濯機の上にポッカリあいている上のスペースを活用しましょう。以下の記事で詳しく書いています。

ドラム式洗濯機を二度と買わない方が良い人

ドラム式洗濯機を二度と買わない方が良い人

ではドラム式洗濯機を二度と買わない方が良い人はどのような人なのでしょうか。

縦型洗濯機にコスパを感じる人

結論を言ってしまえば「ドラム式洗濯機よりも縦型洗濯機に魅力を感じる人」です。縦型洗濯機も良い口コミや感想も多く、人気が高いです。

では縦型洗濯機とドラム式洗濯機はどのような違いがあるのでしょうか。以下に違いをまとめました。

縦型洗濯機ドラム式洗濯機
容量・サイズ縦型の方がドラム式よりも設置スペースが小さい。一般家庭なら7~12kgまでの利用が多い。広い設置スペースが必要。一般家庭なら7~12kgまでの利用が多い。
洗浄方法もみ洗い。たたき洗い。
乾燥方法ヒーター乾燥(排気タイプ)。ヒートポンプ乾燥、ヒーター乾燥(水冷除湿タイプ)。
節水・省エネ水道代はドラム式よりも高い。電気代は乾燥まで入れるとドラム式より高くなる。水道代は縦型よりも安い。電気代は乾燥込みだと縦型よりも安い。
お手入れ糸くずフィルターの清掃。糸くずフィルター、ドアパッキン、乾燥フィルターの清掃。

容量やサイズは縦型もドラム式も7~12kgの利用が多いです。しかし、ドラム式は広い設置スペースが必要。よって、スペースを確保できなければ、ドラム式を購入する選択肢は消えます。

大切な洗い方もそれぞれ異なり、縦型洗濯機はもみ洗い、ドラム式洗濯機はたたき洗い。もみ洗いとは、洗濯機の回転を利用して、水流を作り、その遠心力で衣類を洗うこと。一方でたたき洗いはドラムの回転により衣類を持ち上げて落とすことを繰り返して洗う。

もみ洗いの強みは高い洗浄力。デメリットは衣類が絡みやすく、繊維に負担がかかること。縦型の洗濯機で洗った後、洗濯物同士がめちゃくちゃに絡まってますよね。

一方でたたき洗いの強みは節水・省エネ性。デメリットは衣類へのシミの懸念。たたき洗いは少量の水で洗うため、節水性は高いですが、洗剤を入れすぎると衣類にシミができることも。

続いて乾燥。ヒーター乾燥とは高温の温風で乾かすドライヤーのようなイメージ。ヒートポンプ乾燥はヒーター乾燥よりも低い温風を循環させて優しく乾かします。そして縦型のヒーター乾燥(排気タイプ)はドラム式の乾燥よりも電気代が高いのが特徴です。

ちなみに私はドラム式洗濯機を使用し、一人暮らしで週に4日くらい洗濯・乾燥していますが、月々の電気代は2,500円くらい。クーラー等使用しない季節で2,500円ほどですね。

費用関連で言えば、水道代も異なります。縦型は多くの水を使うのに対し、ドラム式は少量の水しか使わないので節水性が高いです。「節水性や節電性を体感できる」で詳しく書いています。

縦型のお手入れは糸くずフィルターの基本掃除。一方でドラム式はドアパッキンの掃除と糸くずフィルターの掃除が追加であります。追加と言っても1分程度で終わります。詳しくは「掃除の手間が減る」をご覧ください。

つまり、縦型洗濯機がおすすめでドラム式洗濯機を買わない方が良い人は以下のような人。

  • 家にドラム式を置くスペースがない人
  • 乾燥機能が必要ない人
  • 家賃に水道代が含まれていて水道代が気にならない人

縦型洗濯機の乾燥機は乾かない!という意見もあるので、時々乾燥を使う程度の人も乾燥したいならドラム式一択ですね!

メーカー別のドラム式洗濯機の特徴

メーカー別のドラム式洗濯機の特徴

では、ドラム式洗濯機はメーカー別にどのような特徴があるのでしょうか。ここでは主要メーカー別の特徴を比較していきます。

一人暮らしでも家族暮らしでも、後悔のないドラム式洗濯機の選択をしましょう!

パナソニック

パナソニックの特徴は以下の通り。

  • ナノイーXという独自の技術
  • 温水スゴ落ち泡洗浄
  • ドラム式洗濯機は7~12㎏から

パナソニックのドラム式洗濯機はパナソニックが独自開発した「ナノイーX」という技術が特徴的です。ナノイーXは簡単に言えば、カビや花粉、臭いなどを抑制してくれる技術。

そして温水スゴ落ち泡洗浄。泡で洗剤の力を最大限に引き出してくれます。さらに使用する水はなんと60℃まで温水にでき、黄ばみや嫌な臭いを一掃します。

そんなパナソニックのドラム式洗濯機は7~12㎏とやや大きめ。家族向けのドラム式として大活躍してくれるでしょう。上記機能全部込み込みで洗剤自動投入などの最新機能もフル搭載したのが「NA-LX129CL-W」。

まさに最強のドラム式洗濯機。予算が取れて、洗濯機設置スペースも問題ないなら洗濯機はパナソニックで間違いなし。

シャープ

シャープのドラム式洗濯機の特徴は以下の通り。

  • プラズマクラスター
  • コンパクトなサイズも展開

プラズマクラスターとは乾燥中に洗濯機から放出されるイオン。このプラズマクラスターにより、衣類の除菌・消臭が乾燥中に行われれます。つまり、洗いにくい衣類もプラズマクラスターを浴びせることで除菌・消臭できるのが優れている点。

また、一人暮らしにも嬉しいコンパクトなサイズのドラム式洗濯機もあります。「ドラム式洗濯機を購入したけど、設置場所に入らない…」なんてことになったら最悪。私は1Kで一人暮らししていますが、ドラム式洗濯機がピッタリ入りました!

そんなシャープの良いとこどりの最新ドラム式洗濯機が「ES-S7J-WL」。

私が購入したのは上記の前のモデル「ES-S7G-WR」。最後の「L」とか「R」は扉が左開きか右開きかの違いです。サイズ感は最新モデルと同じです。サイズについての詳しい解説は「大きさの悩みが減る」をご覧ください。

上記の通り、シャープは一人暮らしにも嬉しいサイズでコスパ最強な安いドラム式洗濯機を探している人におすすめですね。私も一人暮らしで実際に購入し、買ってよかったと感じています。

ちなみに私は超ビビりなので、引っ越しの際、不動産屋に「この洗濯機、部屋に入りますよね?」と聞き、見に行ってもらいました。

日立

芦田愛菜さんのCMでも有名な日立。そんな日立のドラム式洗濯機の特徴は以下の通り。

  • 風アイロン
  • ナイアガラ洗浄

風アイロンとはその名の通り、高速の風でシワを伸ばしながら乾燥する優れた機能。容量の大きなドラム式洗濯機の特徴を活かし、高速の風で一気に衣類のシワを伸ばします。

さらに湿度コントロールも可能で、適度に衣類を蒸らすことで袖のシワなど、細かい部分までシワ伸ばしできる。まさにアイロンと乾燥が一気にできるイメージ。

2つ目の特徴である温水ナイアガラ洗浄とは簡単に言うときれいに衣類を洗える機能。洗剤を効率的に循環させ、洗浄力を上げるナイアガラ循環シャワーを洗濯時に使用。シャワーも前後に動くことで、高濃度の洗剤液を衣類の広範囲に浸透させます。

壊れやすいメーカー

「せっかくドラム式洗濯機を買ったのにすぐ壊れた…」なんて最悪ですよね。実際に壊れやすいメーカーというのも存在します。

それは「誰も知らない無名メーカー」。ドラム式洗濯機で検索すると誰も知らないようなメーカーの激安商品も出てきます。

安さの誘惑で手を出しがちですが、やめておきましょう。モーターが弱かったり、部品の劣化が早く、故障しがちです。

「ドラム式洗濯機を二度と買わない」に関するよくある質問

「ドラム式洗濯機を二度と買わない」に関するよくある質問

最後にドラム式洗濯機に関して、よくある質問をまとめました。

ドラム式洗濯機のお手入れはどうする?

以下3点を洗濯のたびに掃除します。

  • 乾燥フィルター
  • 糸くずフィルター
  • ドアパッキン

私はウェットシートを1枚手に取って、まとめて全部掃除しています。1分あれば終わるので簡単です。詳しくは「掃除の手間が減る」にあります。

特に乾燥フィルターはほこりだらけになるので、しっかり掃除しましょう。

ドラム式洗濯機のチャイルドロックってある?

チャイルドロックは運転中も停止中もふたが開かないようにする機能。ドラム式洗濯機にはチャイルドロックがあります。

運転中はロックがかかっていて扉が開きません。また、停止中も設定からロックをかけられます。

洗濯乾燥容量は何kgを選べばいい?

私は洗濯容量7kg、乾燥容量3.5kgの洗濯機を購入しています。一人暮らしで、2日に1回洗濯と乾燥でちょうど良い感じです。

よって、上記容量で2人暮らしなら毎日洗濯、一人暮らしでなら2~3日に洗濯といったところでしょうか。4人家族とかだと1回の洗濯で乾燥までするのは厳しいと思います。

1人当たり1日1.5kgほどの洗濯物がに出る言われているので、洗濯物量と人数を考慮して選びましょう。

乾きが悪い時はどうすればいい?

以下2点を考えます。

  • 洗濯物の量を減らす
  • フィルターを掃除する

まず洗濯物の量が多すぎると乾きが悪くなります。何度か乾燥してみて、乾きの良いラインを見つけましょう。

また、洗濯機上部にある乾燥フィルターと下部にある糸くずフィルターを洗濯のたびに掃除しましょう。1分あればできます。上記に取り組めば乾きが良くなります。

ドラム式洗濯機はデメリットしかない?

そんなことはありません。ドラム式洗濯機には多くのメリットがあります。以下はドラム式洗濯機のメリットの代表例です。

  • 乾燥機能
  • 節水・節電
  • 衣類が傷みにくい

実際に私も購入し、上記メリットを感じています。

ドラム式洗濯機の寿命はどのくらい?

約7~10年です。

臭いが気になる時はどうすればいい?

月に1回洗濯機にこいつを飲ませてください。

洗濯槽の汚れから臭いやカビが発生します。上記商品を毎月洗濯機に投入して洗濯槽洗浄コースで洗えば解決。

一人暮らしでドラム式洗濯機はいらない?

人によりますが、乾燥機能が必要なら一人暮らしでも必要でしょう。

実際私は一人暮らしでドラム式洗濯を購入しましたが、今では生活になくてはならない必需品です。

ドラム式洗濯機を二度と買わないのは一部の人だけ

ドラム式洗濯機を二度と買わないのは一部の人だけ

今回はドラム式洗濯機を二度と買わないという意見について紹介しました。ドラム式洗濯機は大きさ、掃除、修理、維持費という点から二度と買わないという人がいます。

大きさに関して洗濯機の高さ、洗濯パンの大きさ、ドアを開いた時のスペースをしっかり把握しておきましょう。掃除は乾燥フィルター、糸くずフィルター、ドアパッキンの掃除を選択のたびに行います。月1回の洗濯槽の掃除も忘れずに。

修理に関しては、購入したメーカーに問い合わせ、壊れた部分をすぐに直すことが大切。維持費は乾燥までする場合、ドラム式の方が安いことが多いです。

自分が購入したいと思う洗濯機について事前に上記の点を把握しておけば、不安なく購入に踏み切れるでしょう。是非、ドラム式洗濯機で生活の質を爆上げしてくださいね!

もし、上記のようなドラム式洗濯機の乾燥さえめんどくさい…と感じる方は家事全部人に任せるという手もあり。以下の記事で詳しく書いています。

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