FP3級の勉強方法とは?独学の勉強時間やテキスト、問題集も紹介

FP3級の勉強方法とは?独学の勉強時間やテキスト、問題集も紹介Qualification
  • FP(ファイナンシャルプランナー)って取っても意味ないとかいらないって聞くけど本当?
  • FP3級の勉強方法やおすすめのテキスト・問題集が知りたい
  • FP3級試験って受かりやすいって聞くけど、合格率とかどのくらいなの?

何か資格の勉強を始めようという際に、FP3級は取得しやすいため、人気があります。そのため、安易に考えている人が多く、きちんと対策もしないまま受験する人が多いです。しかし、取得しやすいといっても正しく勉強しないと当然合格しませんし、時間を無駄にしてしまいます。

私は、FP3級の勉強をないがしろにすることなく行い、1年間でFP3級とFP2級の試験に1発合格しました。しかし、その間「どの講義や勉強方法がいいのだろう」と迷い、時間を無駄にしたことがあります。

そこで、本記事ではFP3級を目指している人があれこれと迷わずに、最短で合格までたどり着く勉強方法を解説します。

この記事を読めば、講義に一切お金がかからないYouTubeで勉強できますので、問題集やテキスト代だけでFP3級に合格できるでしょう。

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今回勉強していくYouTube動画

FP3級の概要を知るには、下記動画が最適です。

FP試験・資格に興味ある?これ1本で試験のしくみから勉強法まで全て解説

この動画でFP3級の試験や難易度、勉強方法について学んでいきましょう。



ほんださん / 東大式FPチャンネル

そもそも「ほんださんって誰?」という方にむけて、ほんださんのプロフィールを載せておきます。下記のとおりです。

  • 登録者数No.1のFP解説YouTuber
  • 東京大学工学部都市工学科卒業
  • 1級ファイナンシャル・プランニング技能士
  • 企業型確定拠出年金の導入コンサル事業を行う株式会社ユーロフパートナーズ代表
  • 本気で合格を目指す人限定の動画学習サイト『FPキャンプ』リリース!

経歴をみるだけで「超絶エリート感」がすごいですが、FP3級の解説は初心者目線でわかりやすさを徹底してくれています。そのため、「全くお金の勉強をしたことがない人」でも1から安心して学べるコンテンツを提供してくれるのが魅力。

さらに2023年には『FPキャンプ』をリリース。こちらはFP1級という難関試験を目指す方向けの動画学習サイト。調べればわかりますが、FP1級を解説できる講師は本当に数少ないです。そんな貴重なほんださんの講義でFP試験の合格を目指していきましょう!

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ファイナンシャルプランナー・FP試験について

ファイナンシャルプランナー・FP試験について

FPとはファイナンシャルプランナーの略で、「お金の専門家」ともいえます。「お金」の資格といえば、税理士や公認会計士もありますが、下記のように異なります。

  • FP(ファイナンシャルプランナー):個人に対して幅広く提案(例:将来どのくらい年金もらえるかなどを試算したりできる)
  • 税理士や会計士:企業などに対して税や会計分野などに特化した専門家

FPは具体的な税金の申告などはできません。それらは税理士の仕事です。このように、FPでできることは限られていますが、お金について詳しくなれるのがFP。例えば、自分が今入っている保険や給与明細から引かれている税金について「よくわからない」状態のまま放置していませんか?その保険がどういう仕組みであるかとか、なぜこれだけ税金が引かれるのかがわかるようになります!

また、FP試験とはファイナンシャル・プランニング技能士試験という国家資格のこと。FP試験に合格していると、「ある程度お金に関しては詳しいレベル」になれます。

FP試験の6分野

FP試験は下記の6つの分野にわかれています。

分野内容
ライフプランニングと資金計画年金・社会保険、人生の三大資金(住宅ローン、教育資金、老後資金など)
リスク管理保険のしくみ
金融資産運用投資信託や株
タックスプランニング税金(所得税)のしくみ
不動産不動産の基本、不動産にかかる税金など
相続相続税、贈与税など

上記6分野をみてみると「どれも実生活にめっちゃ必要…」と感じませんか?例えば所得税は私たちの給料にも関係してきます。保険に関しても多くの人が加入していると思いますが、本当に必要だと自分で判断して入っているでしょうか。日本にいる以上なくてはならない知識なのに学校では教えてくれない。つまり、自分で学ぶ必要があるのです。

このように、FP試験は「日常生活においてなくてはならない知識」を身につけるにはもってこいの試験といえます。

急増する受験者

FP試験は「マンモス資格」とも呼ばれ、受験者数が非常に多い資格として有名。試験自体はFP協会と金財が行う試験があります。FP協会は一般の人が受験するイメージ。金財は企業から「受験しろ!」といわれ、団体で申し込むイメージです。それぞれの受験者数は下記のとおり。

【FP協会】

受験月受験者数
2020年1月3万1806人
2020年9月3万6891人
2021年1月4万195人
2021年9月4万4725人
2022年1月5万2015人

【金財】

受験月受験者数
2020年1月3万6291人
2020年9月4万3455人
2021年1月3万5571人
2021年9月3万7074人
2022年1月3万3644人

上記表をみてみると、一般の人の受験者数が多い傾向のあるFP協会の試験は受験者数が大幅に増加しています。つまり「お金の勉強をして生活を豊かにしたい!」と考えている人が増えているといえるでしょう。ちなみに私が受験したきっかけも「預貯金に預けてても現金増えないし、何か別の方法で資産を増やしたい」という思いからでした。実際にFPの勉強をはじめてから資産運用をはじめたので、実生活で活きる知識だと実感しています。

FP3級はどんな人が受験する?受験者の「幅」が広がっている

FP3級の受験者の「幅」が広がっている

FP試験はひと昔前まで、銀行などの金融機関や保険会社に勤める人が取る資格でした。しかし、現在ではそれらの人に加え、下記のような人たちも受験し、受験者の幅が広がっています。

  • 他業種の人
  • 自己研鑽として受験する人
  • 資格デビューとして受験

例えば、不動産業界の人がFP試験を受験し、自分の仕事のスキルにFPの知識を上乗せするために受験する人。他にも、自己研鑽として受験する人。今では老後のことなどは国に面倒をみてもらうのではなく、自分で準備する時代です。そのために必要なのが知識。つまり、自分のためにFP試験を受験する人も増加しているのです。

また、FP3級は比較的合格しやすい資格ですので「何か資格を取りたい」と思った人が真っ先に取り組みやすい資格とも言えます。

FP3級の試験難易度

では、FP3級の難易度はどのレベルなのでしょうか。FP協会が実施する試験の合格率は下記のとおり。

受験月学科試験合格率実技試験合格率
2020年1月85.34%79.45%
2020年9月89.64%88.04%
2021年1月87.92%86.53%
2021年9月84.69%80.50%
2022年1月87.01%90.75%

FP試験は学科試験と実技試験にわかれていますが、両方8割ほどの合格率が例年維持されています。そのため、勉強すればほぼ確実に合格できる資格といえるでしょう。

FP3級の試験概要

FP3級試験はFP協会と金財が実施しています。「どちらを受ければいい?」と迷った方は下記を目安にしてください。

  • 金財:会社から「金財の試験を受けて」と依頼があった場合
  • FP協会:上記以外の人

会社から指定があればその指定に従う。それがなけらばFP協会。実際、私も会社からの指定はなかったので、FP協会の試験で合格しています。

続いて試験の中身をみていきますが、試験には学科試験と実技試験があります。違いは下記のとおり。

学科試験実技試験
時間午前中に行われ、時間は120分。午後に行われ、時間は60分。
合格基準6割以上(60点満点で36点以上)、FP協会も金財も共通6割以上、FP協会:100点満点で60点以上、金財:50点満点で30点以上
出題形式マークシート方式、○×式30問・3択式30問の計60問、FP協会も金財も共通FP協会:マークシート・3択式20問、金財:事例形式5題
出題科目6分野(ライフプラン、リスク管理、金融資産運用、タックス、不動産、相続)からまんべんなく出題FP協会:資産設計提案業務、金財:個人資産相談業務、保険顧客資産相談業務から1つ選択

「実技試験って何か実際に実演しないといけないの!?」と感じる方もいるかもしれません。その必要はないので安心してください。普通のペーパー試験と変わらず、計算等が入ってくるくらいです。

また、FP3級の試験は下記のような特徴があります。

  • 試験は○×問題や3択問題
  • 6割取れば合格
  • 問われる知識は幅広い

まず、試験の特徴として○×問題や3択問題なので、選択に迷ったとしても当てずっぽうで当たる可能性が高い。つまり、試験難易度としては簡単といえるでしょう。さらにその試験形式で6割取れば合格。この簡単な試験形式が上記で紹介した高い合格率につながっています。

しかし、一方で問われる知識は幅広いです。「FP試験の6分野」のところでも紹介しましたが、試験範囲は全部で6分野あり、すべてをやり切れず挫折する人もしばしば…。

よって、FP3級では、全範囲を網羅的に学んでいくことが大切といえるでしょう。

FP3級の試験日

FP3級の試験は年3回あります。毎年1月、5月、9月。試験日の3か月ほど前には申し込みが始まります。申し込みは下記サイトで行っていますので、試験を受ける方はチェックしてくださいね!

【日本FP協会】

日本FP協会-3級FP技能検定 申請・照会・変更-

【金財(きんざい)】

一般社団法人 金融財政事情研究会-受検手続について-

いつ募集が始まるのか、自分の受験時期に合わせてチェックしてくださいね。

FP3級を取得する価値

FP3級は「不要」とか「いらない」といったことがよくいわれますが、本当に適切なのでしょうか。たしかに、近年は情報の普及により勉強のハードルもさがっており、FP資格を取得する人も増えています。つまり、「FP3級持ってるぞ!ドヤ!」みたいな顔はできません。年間数万人が合格している資格ですから。

ではそれでもFP3級を取得する価値とはどこにあるのでしょうか。それは「合格後にその知識を活かすこと」にあります。合格後に知識を活かすとはどういうことか。例えば下記のようなことです。

  • 良質な知識を身につけ、FP2級につながる勉強をする
  • FP3級資格をきっかけに、新しいことをはじめる
  • 自分のお金周りを見直す

まず、FP3級の勉強を暗記だけ頼りに合格していては、FP2級につながる知識といえません。FP2級まで目指すのであれば、そこにつながる良質な講義を聞いて勉強しましょう。

また、FP3級を取得したら新しいことにチャレンジするのもいいでしょう。例えば「副業にチャレンジする」「iDeCoをしてみる」などです。FP3級はそのきっかけとなる知識を私たちに与えてくれるので、そのチャンスを逃さないように、次につながる「目的」をもって勉強しましょう!

FP3級の勉強方法

FP3級の勉強方法

では、具体的にFP3級はどのように勉強を進めればよいのでしょうか。それは「インプットを丁寧に行うこと」です。インプットを丁寧に行うことで下記のメリットがあります。

  • 「なぜ?」を徹底的に追求することで問題を解く時のストレスが減る
  • 試験合格後も忘れない知識が身につく
  • 1回で覚えられる量が増え、結果的に勉強時間が短縮する

ほんださんのFP講義は徹底的に「なぜその答えになるのか?」を追求します。よって、問題を解く時に「よくわからないけど、ゴロで暗記してるからこの選択肢にしよう!」みたいなことがなくなります。これはすっきりと問題がとけることにつながり、問題を解くストレスが大幅に軽減されます。ゴロで暗記することは決して悪いことではなく、ゴロは「あくまで記憶のサポート程度」として有効活用しましょう。本質的な理解はほんださんの講義によって身につけていきます。

また、インプットが充実していると試験後に活きる知識となり、当然FP2級にも結びつきます。ほんださんの講義では、1つの分野の知識と他分野の知識の関連を常に盛り込んでくれます。つまり、1回の講義で他の分野とも関連して覚えられ、結果的に効率よく勉強を進められるのです。

FP3級のおすすめ講義・テキスト・問題集

では、FP3級の勉強を進めるにあたって、講義やテキスト、問題集はどれを選べばいいのでしょうか。結論は下記のとおりシンプルです。

それぞれおすすめポイントを解説します。

講義:FP3級をたった9時間で最速合格できるFP爆速講義

FP3級を勉強するにはFP3級をたった9時間で最速合格できるFP爆速講義がおすすめです。FP3級をたった9時間で最速合格できるFP爆速講義には下記の特徴があります。

  • 初学者でも挫折しない徹底した仕組みづくり
  • 過去問分析による頻出論点網羅
  • コンパクトな分量
  • 豊富な解説・ゴロ合わせ
  • FP2級へつながるインプット

ほんださんは幾度となく講義中に「どんな場面で誰が使う制度なのか」を説明してくれます。つまり、FPの知識が私たちの実生活に活用できるようにイメージさせてくれるのです。よって「学ぶ楽しさ」を味わえ、初学者でも挫折しません。

また、過去問分析によりみえてきた頻出かつ難解な問題をしっかりと取り上げてくれる。受験生にとって非常に心強いですね。

さらに、本講義は10時間程度で終わります。つまり、「時間がない!」という方にむけても間に合う分量に仕上がっている。とはいいつつも、きちんと時間をかけて勉強した方がいいと個人的に思います。私は非常に理解が遅いタイプなので、じっくり半年間毎日続けましたよ!

ほんださんは、ゴロに関しては最後の数字の暗記など、補助的な要素として活用します。本質的な理解に関しては豊富な解説をしてくれるので安心してください。

FP3級の受験生は2級を目指す方も多いと思います。そのような方も安心の2級に結び付く本質的な理解を伴うインプット。それが、ほんださんのFP3級をたった9時間で最速合格できるFP爆速講義なのです。

ほんださんの講義はどのような人に向いているのか

ほんださんのFP3級をたった9時間で最速合格できるFP爆速講義は下記のような人に向いているといえます。

  • FPやお金の勉強をはじめてする人
  • FP3級の合格を最短でしたい人
  • 試験前に論点整理したい人
  • FP1級、2級の学習前に網羅的に内容を振り返りたい人

実際私も、ほんださんの講義でFPの勉強をはじめるまでは、全くお金の勉強をしてきませんでした。そんな人でも理解できるようにほんださんの講義は作られているので安心してください。

最短でFP3級を攻略したいなら間違いなくほんださんの講義一択。理解の早い人や前提知識のある人なら10時間程度で学び、合格までつながるでしょう。

また、試験前に論点整理したい人にもおすすめ。私は実際、受験前にFP3級の内容を余裕で答えられるか確認するために見返してました。すると自分の弱点がみえてきて、その問題を中心に取り組もうと考えるんですね。

このように、ほんださんの講義は上記であげた項目にあてはまる人は向いているといえるでしょう。

テキスト:FP3級合格のトリセツ速習テキスト

ほんださんの講義では「FP3級合格のトリセツ速習テキスト」を使用します。

上記テキストがおすすめの理由は下記のとおり。

  • フルカラーで見やすく、学びの意欲がわく
  • 上位資格の専門家チームによる執筆
  • 過去問の出題傾向に沿った内容

まず、フルカラーかつゴシック体で書かれており、みやすい。よってこのテキストを広げたとき「頑張ろう!」という気持ちにしてくれます。

また、執筆には各専門的分野のチームが執筆。よって、より内容の濃いテキストに仕上がっています。ほんださんはFP1級だけでなく、社会保険労務士、宅建士といった上位資格も保有している専門的目線も兼ね備えた講師。その専門的な資格保有者からみてもお金に関する知識を網羅的に学べるテキストと絶賛でした!

さらに、過去の過去問分析から特に出るところがまとめられいて、無駄がない。まさにサクサク読めてすんなり理解できるテキストといえるでしょう。

問題集:FP3級合格のトリセツ速習問題集

上記講義とテキストで学んだら即アウトプット。それは「FP3級合格のトリセツ速習問題集」で行います。上記の講義・テキスト、そしてFP3級合格のトリセツ速習問題集はセットで行ってください。

問題集はこの1冊で十分合格するので他の問題集は不要です。

さらに、「より内容を突き詰めたい」「実技試験が苦手」という方は下記動画で学習できます。

FP3級 FP協会実技対策

これが全部無料の動画なんですね…。本当に「FP3級の有料講義って必要なくない?」と感じさせてくれるので是非みてください。無料であることに衝撃を受けること間違いなし。

本記事をみて即行動=FP3級は合格

本記事をみて即行動してFP3級に合格

今回はFP試験・資格に興味ある?これ1本で試験のしくみから勉強法まで全て解説について勉強しました。重要な内容は下記のとおり。

FP試験はライフプランニングと資金計画、リスク管理、タックスプランニング、金融資産運用、不動産、相続の6分野です。そして、試験は筆記試験と実技試験があり、筆記試験は○×の3択問題、実技試験は計算問題が入ってくるのが特徴でした。さらに、試験にはFP協会と金財が実施するものがありますが、会社などから特に指定が無ければFP協会の試験を受験しましょう。

そのようなFP試験は合格率が例年8割前後を推移しており、しっかりと本質を理解した勉強をすれば独学でも合格できる試験です。本質をきちんと理解した勉強をしていると、次のステップであるFP2級にも結び付く知識が身につきます。

そのような知識のインプットにおすすめな講義がFP3級をたった9時間で最速合格できるFP爆速講義。ほんださんの講義とFP合格のトリセツシリーズを使い、一気に合格までの知識を身につけましょう。また、本記事で紹介しているテキスト・問題集はKindle版も販売されており、ペーパーレスで効率的に勉強するのがおすすめです。Kindle版での勉強方法に興味がある方は下記記事を参考にしてください。

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