- 夜に洗濯物を外に干してはいけない理由ってなんかあるの?
- 夜に洗濯物を干すとゴキブリや虫の卵がつくって本当?
- 洗濯物を外に干さなくても良い方法を教えて!
仕事が終わって、夜に洗濯。洗濯が終わったら寝る前に洗濯物を干すという人が多いです。しかし、洗濯物を夜干してしまうと虫が寄ってきたり、乾かないというリスクも。
私は洗濯物を外に干すことをやめて、3年以上経過しました。ただ、外干しをやめるまで、夜に洗濯物を干す生活を繰り返し、洗濯物に虫が付いたり乾かないという悩みが絶えませんでした。
そこで、本記事では洗濯物を夜干してはいけない理由から干さなくてもいい方法までまとめて解説します。
この記事を読めば、洗濯物を干すことで発生するめんどくさい手間をスッキリ解消できるでしょう。

夜に洗濯物を干してはいけない大きな理由は「虫」「手間」「生乾き」!
夜に洗濯物を外に干してはいけない理由・デメリット
早速、夜に洗濯物を干してはいけない理由について書いていきます。
ゴキブリ等の虫の卵が付く可能性があるから
虫が嫌いなら夜に洗濯物を外に干さない方がいいです。理由は虫や虫の卵が洗濯物に付いて、そのまま気づかず室内に入れてしまうリスクがあるから。
夜に洗濯物を干すと、夜行性の虫が寄ってきます。もちろん、嫌いな人も多いゴキブリも夜行性。外干しして洗濯物に付くかどうかは運ですが、付いてしまうと卵を産み付けてしまうリスクまであります。
私はゴキブリが付いていたことはないですが、夏場にセミが付いていた経験はあります…。
そんな虫を室内に招き入れるリスクが嫌なら外干ししない方がいいでしょう。
洗濯物が乾かないから
続いて、夜に洗濯物を外に干すと洗濯物が乾かないこともあります。夜は日中に比べて日光が当たらず、乾きにくいから。
私も洗濯物を夜に干して、朝取り込むみたいな生活をよくしていました。ただ、朝乾いているかな?と思って確認してみると、ほとんど乾いていないことも。会社に行くまでに洗濯物をを取り込みたいのに、乾いていないから結局会社から帰ってから取り込む…みたいなことが多かったです。
特に冬場は洗濯物を夜に外干ししても、朝はほとんど乾いていません。温度が低いからですね。
このように、洗濯物が全然乾かないというリスクも夜の外干しには付きまといます。
単純に干すのがめんどくさいから
洗濯物を干すことのめんどくささも夜に洗濯物を干す大きなデメリット。単純に洗濯物を干すという行為がめちゃくちゃめんどくさい。
仕事が終わって、入浴も終わり「そろそろ寝るか」という時。そんな時にまだ洗濯機が回ってたらウザすぎますよね。
仕方なく洗濯機が回り終わるのを待って、夜に洗濯物を干す。頑張って干したら干したで目が覚めちゃうのもあるあるです。特に冬場なんか極寒のベランダに出なきゃいけませんから。
よって、単純に洗濯物を干すのがめんどくさいという点も夜に洗濯物を干すデメリットになります。
防犯面で不安があるから
夜に限らず、洗濯物をベランダに干すということは洗濯物が外に晒されるということ。つまり、防犯面で不安があります。
特に女性の一人暮らしなんかは不安が大きいでしょう。洗濯物を見ればすぐに女性の一人暮らしと分かってしまうから。女性と分かれば、盗難等のリスクも跳ね上がります。
よって、洗濯物を外に干すのは防犯面でも危険があるのです。
夜露や結露により洗濯物に水滴がついてしまうから
夜露や結露により、洗濯物に水滴がつき、乾かないことも多くあります。
夜露も結露も空気が冷やされて水滴になる現象。夜露は屋外の物につく水滴。結露は室内の窓の内側などに着く水滴。屋外か室内かの違いだけ。
つまり、外で干した洗濯物は夜露の餌食に。室内で干した時は結露の餌食にと言う感じ。室内が極寒ということはあまりないので、特に影響があるのは屋外で干した時の夜露ですね。
私も冬場、夜に洗濯物を干して、朝見ると全然乾いておらず、なんか湿っている…ということがよくありました。気温が低いのと、夜露が発生した影響で余計乾きにくくなっているんですね。
よって、夜露を避けたければ、冬場の夜に洗濯物を干すのは避けた方が良いでしょう。
花粉や大気汚染物質の付着リスクがあるから
外に洗濯物を干すと、花粉や大気汚染物質が付着するリスクがあります。
まず、3~5月頃に洗濯物を外に干すとスギ花粉とヒノキ花粉まみれになります。よって、洗濯物を外から取り込むたびに部屋の中が花粉まみれになるのです。そもそもベランダに出て洗濯物を取り込む段階でも花粉が体に付着してしまっています。
また、交通量の多い道路沿いにベランダがある人は大気汚染物質が洗濯物に付着するリスクも。自動車から出る排気ガスがそのまま洗濯物に付着し、洗濯物が汚染されてしまいます。汚染された洗濯物を着ることで自分自身も汚染されてしまうのです。
自動車の排気ガスは窒素酸化物や硫黄酸化物。人間が吸い込むと健康上良くない物質です。
よって、夜に外で洗濯物を干すと、健康面&衛生面での不安が大きいでしょう。
近所の人とトラブルになる可能性があるから
夜に洗濯物を干すと、近隣住人とトラブルになる可能性があります。洗濯機を夜回すと音がうるさいからです。
ただ、洗濯機を回すのってほとんど夜が多いですよね。仕事が終わって、1日に出た洗濯物を回す。そのため、夜に洗濯機を回せないとなるとかなり生活上不便があります。
もし、夜に洗濯機を回してトラブルになる人は物件が悪すぎる可能性があります。壁が薄すぎますね。
私は一人暮らしを10年以上してきましたが、近隣住人の洗濯機の音が気になった事はありません…。夜に洗濯機を回さないのは不便過ぎるので、自分なら引っ越しを考えますかね。
夜に洗濯物を干すメリット
ただ、夜に洗濯物を干すことでメリットもあります。
電気代の節約になる
1つ目のメリットは電気代の節約になるという点。電気料金のプラン次第で夜の電気料金の方が安いことがあるから。
ただ、必ず夜に洗濯するのは難しいですよね。休みの日は日中洗濯することもあるでしょうし。また、頑張って夜だけ洗濯しても、節約できる量がわずかの可能性も十分ありえます。
よって「電気代のために必ず夜に洗濯する」というのは日常生活の自由が失われる割に得られるメリットが少ないです。私は二人暮らしで毎日好きなタイミングで洗濯していますが、月の電気代は約8,000円。ここから毎日夜洗濯してもそれほど安くなるとは考えにくいですね。
残り湯利用で水道代の節約になる
夜は入浴した後の残り湯を利用できるため、洗濯機に入れる水を節約できるメリットも。
ただ、このメリットもそれほど大きなメリットとはいいがたい。そもそも残り湯を洗濯に使うのは衛生的に微妙だし、画期的に節約になるかと言われれば△だから。
私は全く残り湯を使っていませんが、二人暮らしで毎日洗濯しても月の水道代は約2,000円程度です。特に高いということはありません。
衣類の日焼けを抑えられる
夜に洗濯物を外で干さないことにより、衣類の日焼けを抑えられます。夜干すことで服に日光が当たりにくいからですね。
衣類は日光に当たれば当たるほど、紫外線の影響で傷んだり色あせたりします。お気に入りの服なんか外で干して傷むと最悪ですよね。
ただ、夜に干しても、朝取り込むのが遅かったら結局日光にさらされます。よって、お気に入りの服は室内で干すのがベターでしょう。
夜に洗濯物を干さざるを得ない場合の対応方法
これまで夜に洗濯物を干すデメリットを中心に書いてきました。ただ、それでも夜に洗濯物を干すシーンどうしてもありますよね。そんな時の対策を紹介します。
部屋干しする
夜に洗濯物を干すなら部屋干しするのが最も効果的な対応方法。部屋干しなら外干しによるデメリットをカバーできるから。
例えば、洗濯物を外に干すことで虫が寄ってきたり、花粉が付いたりするということがありません。
ただ、部屋干しすると「室内では乾きにくい」という不安もあるでしょう。そこは工夫次第です。私も乾燥機にかけられない洗濯物は部屋干ししていますがしっかり乾きます。
洗濯物が大きかったり、早く乾かしたいという時の部屋干しではサーキュレーターを使っています。以下ならアレクサとも連携でき、声で操作できるのでおすすめ。
仮にサーキュレーターがなくても、洗濯物同士の間隔をあけて干せば、部屋干しでもしっかり乾きます。
もし湿気や生乾きによるカビ等の臭いが気になるようであれば、除湿器等の購入を検討しましょう。ただ、個人的には除湿器がなくても、干し方とサーキュレーターがあれば十分乾き、臭いも気にならないので不要です。
特に冬場などに洗濯物が乾きにくい季節に洗濯物をどこに干すか悩んだら、まずは部屋干しですね。
洗濯物を夜部屋に干して朝外に出す
洗濯物を夜干して朝になったら外に出すというのも「乾きにくさ」という点をカバーするならあり。外が晴れていているなら部屋干しよりも乾きやすいです。
ただ、外に出してしまうと虫や花粉、紫外線による洗濯物の色あせなど、あらゆるデメリットを被るリスクがあります。また、いちいち夜に洗濯物を部屋干ししたのにそれをまた外に出さなきゃいけないというめんどくささもある。
よって、洗濯物を夜部屋干しして朝出すくらいなら、部屋干しでサーキュレーターや干し方を工夫する方がベターだと思います。
夜に洗濯物を干さないための解決策
最後に「夜に洗濯物を干す」ということ自体を無くすにはどうすればいいか紹介します。
コインランドリーの利用
まずはコインランドリーを使うというアイデア。コインランドリーを使えば大型の乾燥機があるので、夜に洗濯物を干す必要がありません。
ただ、コインランドリーが近所にないといけない点といちいち持って行くのがめんどくさいというデメリットも。また、1回回すたびに費用がかかるのでコスパ的にもよくありません。
費用がかかるので、洗濯物をまとめて持って行くことが多くなり、部屋に洗濯物が溜まりまくるという懸念もあります。
よって、コインランドリーの利用は、費用が気にならず、すぐ近くにコインランドリーがある人に限られるでしょう。
家事代行サービスの利用
家事代行サービスも解決策の1つになります。日中仕事等に行っている間、家事代行サービスを利用し、洗濯物を干して取り込むまでやってもらえるから。
ただし、家事代行サービスもコインランドリーと同様にコスト面が気になるところ。あと鍵を預けることにもなるので「防犯面で気になる」という人もいるでしょう。費用面と防犯面が気にならない人はありの選択肢です。
ドラム式洗濯機の導入
最も効果的なのはドラム式洗濯機を導入すること。ドラム式洗濯機なら乾燥までボタン1つでできるので、生活から「洗濯物を干す」ということ自体ほとんどなくなるから。
人生から洗濯物を干すという家事が無くなれば、かなりの時間が浮きます。仮に毎日洗濯して、洗濯物を干して取り込むのに15分かかるなら1か月で15分×7日×4週で420分の節約です。これが1年、10年となるととんでもない時間になることは言うまでもありません。
また、ドラム式洗濯機自体は高額ですが、1回ドラム式洗濯を導入してしまえば、月々の水道代は高くないです。私は2人暮らしで毎日洗濯していますが、毎月約2,000円ですね。
よって、時間的にも費用的にもドラム式洗濯機は夜に洗濯物を干さない有効な解決策といえるでしょう。
夜に洗濯物を干すくらいならドラム式洗濯機を導入する
今回は夜に洗濯物を干してはいけない理由や干さないためにどうすればいいのかについて紹介しました。
夜に洗濯物を干してはいけない大きな理由として虫・乾きの悪さ・手間があげれます。外に干すと虫が寄ってきますし、日に当たらないので乾きも悪いです。そしてそもそも夜にベランダに出て洗濯物を干すのがめっちゃめんどくさい。
夜洗濯物を干さないようにするにはドラム式洗濯機の導入が最も効果的な解決策。洗濯から乾燥までボタン1つで完了します。
どうしても夜に洗濯物を干さないといけない場合は部屋干しがおすすめ。サーキュレーターを使えば高速で乾きますよ!