洗濯ネットはドラム式洗濯機不可?なぜ使えないか実体験をもとに解説

洗濯ネットはドラム式洗濯機不可?なぜ使えないか実体験をもとに解説Laundry
  • 洗濯ネットってドラム式洗濯機で不可って聞いたけど、なぜなの?
  • 実際にドラム式洗濯機で洗濯ネットを使った様子を知りたい
  • どうしてもドラム式洗濯機でも洗濯ネットが使えないと困る…

「洗濯ネットをドラム式洗濯機で使いたい」と思う人は多いです。ただ、普通の洗濯ネットをドラム式洗濯機で使ってしまい、後悔する人もたくさんいます。

私は、ドラム式洗濯機を4年以上使っていますが「基本的に洗濯ネットはドラム式で使わない方が良い」と考えています。もちろんその結論に至るまで、何度もドラム式洗濯機で洗濯ネットを使い、失敗を繰り返して来ました。

そこで本記事では、ドラム式洗濯機で洗濯ネットが使えない理由を実体験をもとに紹介します。

この記事を読めば、どうしてもドラム式洗濯機で洗濯ネットを使いたい時の対応法もわかり、洗濯の幅が広がります。

くるみん
くるみん

洗濯ネットがドラム式不可なのは、衣類のシワが酷くなり、乾きも悪くなるから!

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  1. 洗濯ネットがドラム式洗濯機で不可なのはなぜか
    1. 洗濯ネット内の洗濯物が乾かないから
    2. 洗濯ネット内の洗濯物がシワだらけになるから
    3. 洗濯ネットが破れる恐れがあるから
  2. 洗濯ネットをドラム式洗濯機で使うメリット
    1. 服へのダメージや型崩れを防ぐ
    2. 毛玉や糸くずなどのゴミから服を守る
    3. 洗濯物同士の絡まりを防ぐ
    4. 色移りを防ぐ
  3. 洗濯ネットをドラム式洗濯機で使うデメリット
    1. 洗浄力が低下する
    2. 洗濯物が乾きにくい
    3. 洗濯物にシワがつきやすい
    4. 「洗濯ネットへの出し入れ」という手間が生じる
  4. どうしても洗濯ネットをドラム式洗濯機でを使うには
    1. ドラム式洗濯機対応ネットを使う
    2. 女性はブラジャー専用ネットもあり
    3. 衣類をひっくり返して洗濯ネットに入れる
    4. 洗濯ネットに入れるものはネット1枚につき1着
    5. 「洗い~脱水」までで止めて乾燥はしない
  5. 【体験談】洗濯ネットをドラム式洗濯機に入れて乾燥までしてみた
    1. 洗濯前の状態
    2. 100均のドラム式洗濯機用洗濯ネットを使用
    3. ドラム式洗濯機用洗濯ネットを使ってみた感想
  6. 洗濯ネットを使わずにドラム式洗濯機で「洗濯~乾燥」までするには
    1. 「乾燥不可&シワになりやすい」衣類を着ない
    2. 乾燥終了後、すぐに洗濯物を取り出す
    3. 賭けで一度洗濯から乾燥までしてみる
  7. 洗濯ネットはドラム式洗濯機で避けるべき

洗濯ネットがドラム式洗濯機で不可なのはなぜか

洗濯ネットがドラム式洗濯機で不可なのはなぜか

まず、本記事の肝でもある「洗濯ネットがドラム式洗濯機でなぜ使えないのか」その理由について書いていきます。

洗濯ネット内の洗濯物が乾かないから

1つ目の大きな理由として「洗濯物の乾きが悪くなる」ことがあげられます。

洗濯物を洗濯ネットに入れることで、洗濯物が洗濯機内で動ける範囲が狭くなってしまいます。洗濯ネットの範囲内でしか動けなくなりますからね。

よって、乾燥が終わっても「洗濯ネット内の洗濯物だけ乾いてない」ということになりがち。私も何度もありました。

洗濯ネット内の洗濯物がシワだらけになるから

洗濯ネットに洗濯物を入れて、ドラム式で回すと、洗濯物がシワだらけになることも。

これも洗濯ネット内の洗濯物が乾かないからと同様、洗濯物の動ける範囲が狭まってしまうからです。

洗濯物にシワがつかないようにするにはいかにドラム内で洗濯物が自由に動けるかが大切。洗濯ネットで動ける範囲を狭めてしまうとシワができちゃいます。

洗濯ネットが破れる恐れがあるから

最後の理由は、洗濯ネットの耐久性。洗濯ネットがドラム式洗濯機のたたき洗いに耐えられず、破れる恐れがあります。

ドラム式洗濯機は「たたき洗い」といわれる「衣類を持ち上げて落とす」という動作を繰り返して洗浄していきます。

普通の洗濯ネットでは、そのたたき洗いの摩擦や回転に耐えられず、破れてしまうことがあるのです。

よって、普通の洗濯ネットでは破れのリスクから、ドラム式で使うのは避けるべきでしょう。

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洗濯ネットをドラム式洗濯機で使うメリット

洗濯ネットをドラム式洗濯機で使うメリット

洗濯ネットをドラム式で使うことはリスクがありますが、それでも「洗濯ネットを使いたい」という人もいるでしょう。

では、そもそも「洗濯ネットに衣類を入れる」ことでどのようなメリットがあるのか見ていきます。

服へのダメージや型崩れを防ぐ

洗濯ネットに入れて洗濯することで、衣類のダメージを防げます。具体的には装飾品が与えるダメージや型崩れなどを防げる。

衣類には色んな装飾が施されています。もちろんチャックなどもその代表例。チャックのような装飾品が他の衣類とぶつかることで、衣類にダメージを与えてしまうことも。

そんな時に洗濯ネットに入れておけば、衣類と装飾品のぶつかりをブロックでき、ダメージを防げます。

また、洗濯ネットに衣類を入れ、洗濯物のダメージが減ると、型崩れもしにくくなります。

このように、服へのダメージや型崩れを防ぐという点で、洗濯ネットは優れているでしょう。

毛玉や糸くずなどのゴミから服を守る

洗濯につき物なのが「毛玉や糸くず」などの細かいゴミ。洗濯ネットに洗濯物を入れることで、これらのゴミと洗濯物が引っ付くのを防いでくれます。

特に目の細かい洗濯ネットだと、毛玉や糸くずが入ってくる隙間がないので、より高い効果が期待できるでしょう。

洗濯物同士の絡まりを防ぐ

洗濯あるあるなのが「洗濯物同士の複雑な絡まり」。長袖の服とバスタオルとかよくグチャグチャに絡まっていませんか?

洗濯ネットに入れることで、そんな絡まりから解放されます。洗濯ネットが洗濯物同士が絡み合うのを防ぎ、絡まり防止の役割を果たしてくれるのです。

色移りを防ぐ

洗濯ネットに洗濯物を入れることで、洗濯物同士の色移りを防げます。

洗濯ネットに洗濯物を入れると、洗濯物同士の「摩擦」が減ります。つまり、洗濯物同士が擦り合わなくなるんですね。

色移りの原因はまさにその摩擦。衣類同士が擦り合うことで色移りします。

よって、洗濯ネットに入れ、摩擦を減らすと色移りを防止できるのです。

洗濯ネットをドラム式洗濯機で使うデメリット

洗濯ネットをドラム式洗濯機で使うデメリット

洗濯ネットにはメリットがある一方でデメリットもあります。ここでは洗濯ネットを使うデメリットについて見ていきます。

洗浄力が低下する

洗濯ネットがあることで、洗濯ネットをしない時よりも洗浄力が低下します。

洗濯ネットは良くも悪くも洗濯物をカバーしているもの。糸くずなどから洗濯物を守ってくれる反面、水や洗剤もカバーしてしまうのです。

水や洗剤が洗濯物に行き届きにくいということは、同時に洗浄力が低下することを意味します。

洗濯物が乾きにくい

続いてのデメリットとして、洗濯物が乾きにくくなることがあげらます。

洗濯ネットがあることで、洗濯物の動蹴る範囲が狭くなります。よって、洗濯ネットないものが乾きにくです。

私も何度かありましたが、洗濯ネットに入れた洗濯物以外は乾いているのに、洗濯ネット内のものだけ乾いていない…。そんな事態が発生しちゃいます。

洗濯物にシワがつきやすい

洗濯物の動蹴る範囲が狭まるので、洗濯物にシワがめっちゃつきます。

洗濯物のシワはドラム内で洗濯物が伸びないことが原因。洗濯ネットがあることで洗濯物が自由に動けなくなり、シワができるんですね。

「洗濯ネットへの出し入れ」という手間が生じる

洗濯ネットを使うということは、いちいち洗濯物を分けてネットに入れるという手間が生じます。

めんどくさがりな人は、洗濯物をドラム式にぶち込み、そのままボタンを押すだけで乾燥まで完了させたい。

でも、洗濯ネットがあることで、洗濯物をいちいちネットに入れてから洗濯機に入れなきゃいけないです。洗濯ネットの数が多ければ多いほどめちゃ面倒になります。

どうしても洗濯ネットをドラム式洗濯機でを使うには

どうしても洗濯ネットをドラム式洗濯機でを使うには

洗濯ネットのメリット・デメリットをみて「やっぱり洗濯ネットを使いたい」という人もいるでしょう。

では、ドラム式洗濯機で洗濯ネットを使うには、どのような対応が必要なのでしょうか。

ドラム式洗濯機対応ネットを使う

まずはドラム式洗濯機に対応したネットを使いましょう。理由は通常の洗濯ネットよりも強度が強いから。

そもそも洗濯ネットには以下の種類があります。

また、目の荒さも細かいのと粗いのがあります。ネットの目が細かいほどゴミなどが付着しづらいが、洗浄力が目の荒いものより落ちる。

一方で目が荒いネットは洗浄力が勝るものの、毛玉等がつきやすいという特徴があります。

さらにサイズも小から特大まであり、大きすぎても小さすぎてもいけないというめんどくささ。

この面倒さを手っ取り早く取り払うなら「ドラム式洗濯機専用ネット」に1本化しましょう。

正直どのネットに入れても、どの大きさのネットを使おうとも洗浄力や型崩れ・シワに大差はないです。ネットを使うのか、使わないのかが肝。

よって、どうせ洗濯ネットを使うならドラム式に合った洗濯ネットを使いましょう。1本化することで、洗濯ネットを選ぶ手間も洗濯物の負荷も軽減できておすすめ。

ドラム式洗濯機に対応したネットかどうかは、商品に書いてあります。「ドラム式OK」「乾燥機OK」という表示があるものを選びましょう。

女性はブラジャー専用ネットもあり

ブラジャー専用ネットをドラム式洗濯機で使うのは個人的にはありだと思います。

私は同棲を始めた際、彼女のブラジャーを専用ネットに入れ、ドラム式洗濯機で乾燥までしてみました。

乾燥後の仕上がり具合は良好。ブラジャーの形も維持されて、しっかり乾いていました。

よって、ブラジャー専用ネットはドラム式洗濯機にぶち込んでも特に問題なかったです。使ったのは以下の商品ですが、100均でもブラジャー専用ネットはありますよ。乾燥機不可のものがほとんどですが…。以下の商品なら乾燥までいけます。

衣類をひっくり返して洗濯ネットに入れる

衣類をひっくり返すことで毛玉や糸くずが発生しにくくなります。これは別に洗濯ネットに入れなくても効果があることです。

洗濯ネットに入れなくても裏返せば毛玉防止になるなら、洗濯ネットに入れて洗濯物を裏返せばもっと毛玉防止を期待できるというわけ。

よって、毛玉が出そうな衣類は脱ぐ際にひっくり返して、ネットに入れるといいでしょう。

洗濯ネットに入れるものはネット1枚につき1着

洗濯ネットに入れるものはネット1枚につき、1着に絞りましょう。めんどくさいので、あれこれと洗濯ネットに詰め込みたくなりますが、洗浄力が落ちる上、全然乾きません。

よって、洗濯ネットには1枚につき1着がベストです。

「洗い~脱水」までで止めて乾燥はしない

洗い~脱水で止める」というのも1つの手段。明らかにシワだらけになりそうな衣類(ジーパンなど)は洗いまでで止めるのをおすすめします。

私はシワになる服をほとんど着ません。それは現在も変わらないのですが、同棲を始めたらそういう訳にいかない。彼女の服があるからですね。

彼女の服は普通にシワになりやすいものもあるので、洗いまでで止め、サーキューレーターで風をあてて乾かします。

天候の心配もなく、すぐ乾くのでおすすめです。洗いまでで止め、乾燥しないことで劇的にシワは防げますよ。

【体験談】洗濯ネットをドラム式洗濯機に入れて乾燥までしてみた

【体験談】洗濯ネットをドラム式洗濯機に入れて乾燥までしてみた

では実際に、ドラム式洗濯機で洗濯ネットを使い「洗濯〜乾燥」をしてみた様子をお届けします。

洗濯前の状態

洗濯前は以下のような状態でした。

洗濯前の状態 表

洗濯前の状態 裏

ほとんどシワはない状態です。

100均のドラム式洗濯機用洗濯ネットを使用

使用した洗濯ネットはダイソーのドラム式洗濯機用洗濯ネット(角型)

100均のドラム式洗濯機用洗濯ネットを使用 洗濯機投入前

以下がドラム式洗濯機用洗濯ネットに入れて乾燥までした後です。

100均のドラム式洗濯機用洗濯ネットを使用 乾燥後 表

100均のドラム式洗濯機用洗濯ネットを使用 乾燥後 裏

えげつないくらいシワになりました。

ちなみに、シワシワの上記Tシャツを「洗濯ネットなし」で洗濯から乾燥までした結果は以下です。

100均のドラム式洗濯機用洗濯ネットを使用 洗濯ネットなし 表

100均のドラム式洗濯機用洗濯ネットを使用 洗濯ネットなし 裏

見事にシワが取れ、復活しました。

ドラム式洗濯機用洗濯ネットを使ってみた感想

結論、使わない方がいいです。

100均のドラム式洗濯機用洗濯ネットを使用を見ればわかるように、シワだらけになります。また、画像じゃ伝わりませんが、部分的に乾いていないのです。

よって、ドラム式洗濯機では洗濯ネットを使わない方がいいという結論になります。もしくは、乾燥までせずに「洗い~脱水」までで取り出し、部屋干しするかですね。

洗濯ネットを使わずにドラム式洗濯機で「洗濯~乾燥」までするには

洗濯ネットを使わずにドラム式洗濯機で「洗濯~乾燥」までするには

では、最後に洗濯ネットを使わずにドラム式洗濯機で「洗濯〜乾燥」までするにはどのような方法を取れば良いのでしょうか。

「乾燥不可&シワになりやすい」衣類を着ない

「乾燥不可&シワになりやすい」衣類を着ないこと。これがドラム式洗濯機で乾燥まで完結させる答えです。

仕事で使うワイシャツなんか洗濯ネットの入れ方まで注意しなきゃならない。そんなめんどくさいことやってられないし、絶対に続かない。

ドラム式洗濯機に入れても、シワになりくにい上、乾燥までできるシャツがあります。それですべて解決です。

 

また、日常的に着る衣類もできる限りシワのなりにくい服を着ましょう。私はほぼユニクロで統一し、ドラム式洗濯機で乾燥までかけまくっています。

乾燥終了後、すぐに洗濯物を取り出す

乾燥終了後にすぐ洗濯物を取り出すと、かなりシワが防止できます。

ドラム式洗濯機は乾燥が終わると、シワ防止のために一定時間ぐるぐると回り続けます。一定時間ぐるぐる回った後は、完全停止します。

完全停止してから取り出すと、シワになりやすい服は当然シワだらけに。シワ防止のために回っている時でさえ、シワは付き始めていますからね。

よって、そうなる前、つまり乾燥終わりの合図が洗濯機から鳴れば、すぐに洗濯物を取り出せばいいのです。これだけでかなりシワは防止できます。

賭けで一度洗濯から乾燥までしてみる

賭けで一度、洗濯ネットなしで洗濯から乾燥までするのはありです。私は良くやります。

結局洗濯ネットに入れるとかいう邪魔くさいことをしたくないんですよ。やることはドラム式洗濯機に洗濯物をぶち込んで乾燥が終わるのを待つだけにしたい。この状況が理想。

個人的には最近、乾燥機不可表示が書かれているダウンを乾燥までしました。マジで賭けでしたが、なんとか縮まずに乾燥まで耐えてくれましたね。

ただし、賭けに負けて、縮んだり、衣類がどうしようもなくなるリスクはある。ここは自己責任で。私も縮んでどうしようもなくなったら捨てる覚悟でやってます。

洗濯ネットはドラム式洗濯機で避けるべき

洗濯ネットはドラム式洗濯機で避けるべき

今回は洗濯ネットはドラム式洗濯機でなぜ不可なのか、理由や体験談も踏まえて紹介しました。

洗濯ネットをドラム式洗濯機で使うと、洗濯物がシワだらけになったり、乾きづらくなります。

どうしても洗濯ネットをドラム式洗濯機で使いたいのであれば、ドラム式洗濯機用の洗濯ネットがおすすめ。ドラム式洗濯機専用の洗濯ネットは洗濯ネット自体の耐久性が高いので、洗濯ネットの破れ防止等に役立つでしょう。

ただ、洗濯物自体のシワや乾きは「洗濯ネットを使うか使わないか」が大きく影響します。たとえドラム式洗濯機専用ネットを使ったとしても、洗濯物のシワは防げないし、乾きも洗濯ネットを使わない時よりも悪いです。

よって、できるだけ洗濯ネットは避け、シワになりにくく、乾燥までできる服をチョイスして着るのがベスト。そういった服を着れば、洗濯ネットを使わずに洗濯から乾燥までできるので、洗濯の手間が大幅に省けますよ!

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